18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
志望動機(WEB上での本エントリー用、800字)
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A.
私は、文化の伝播を担う喜びを広めることで、国民全員が何らかの形で国際交流に関わり、世界各国と相互に理解や愛着を持てるような社会を作りたいと考えています。貴局を志望するのは、貴局においてならこの目標に近づくため働けると思うからです。 私自身が文化を伝える喜びを感じたのは、シアトルに短期留学で滞在した時でした。現地学生との会話の中で日本のピザについて聞かれ、餅入りのピザがあると伝えると、皆口をそろえて「それは甘いの?」と尋ねたのです。この時日本に興味を持った学生でさえそのような誤解があることに問題意識を持つと同時に、それは誤解だと伝えた時の彼らの興味津々な姿を見て、まさに今自分が日本の文化を正しく伝え、それが認められたのだという、誇りに似た喜びを感じました。この喜びを求めて一層国際交流に取り組み始めた私は、多くの地域や国の人と交流して互いに文化を伝え合うようになり、その中で交流した相手の国自体にも自分が愛着を抱くようになったことに気づきました。そして、こんな愛着をより多くの人がより多くの国に対し持てれば、やがては敵意や争いの少ない世界を作り出せるのではないか、そのためには自分が味わったような文化を伝える喜びを多くの人に広め、国際的に文化を伝え合う人を増やせばいいのではないかと考え始めたのです。 そんな私にとって、訪日外国人旅行客を増やすことで国際的な相互理解の促進を目指す貴局の活動は、強く共感できるものとして心に響きました。個々のブランドや地域に制限を受けることなく、文化の違いを肌で感じてもらえる機会を多く作り出せる貴局でこそ、文化を伝え合う喜びをより多くの人に広められると思います。 貴局に入局できた際にはVJ事業に携わり、国外はもちろんのこと国内の今まで国際交流に縁がなかった人にも強く働きかけることで、訪日外国人と日本人の両方が文化を伝えあえる環境を多く創出したいと思います。 続きを読む
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Q.
1. インバウンド業界を志望している理由、その中で日本政府観光局(JNTO)を選ぶ理由は何ですか?
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A.
私は、自分が国際交流の中で味わった文化を伝える喜びを、より多くの人に味わってもらいたいと考えています。貴局を志望するのは、個々のブランドや地域に縛られない貴局でこそ、多くの人に文化を伝え合う機会を提供することができると思うからです。大学生活で国際交流に取り組んできた私は、相手の知らない日本の一面を紹介する度、誇りに似た喜びを感じること、逆に相手の国のそれまで知らなかった一面を見る度、その国自体への愛着が持てるようになることに気づきました。そして、多くの人がこの喜びを知り文化の伝播を担うことで、やがて国単位でも相互に愛着が持てるようになるのではないかと考え、訪日外国人を呼び込むことで文化交流の場を提供できるインバウンド業界、とりわけ利益に囚われず幅広く日本の姿をアピールできる貴局に惹かれるようになりました。貴局に入局できた際にはVJ事業に携わり、文化交流のファンを増やしていきたいです。 続きを読む
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Q.
2. これまでに仲間や友人と共に何かを成し遂げた経験を教えてください。その中であなたはどのような役割を果たしましたか?
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A.
高校の管弦楽部において、数人の部員とともに新たな演奏会立ち上げのための基礎を築きました。私が入った当初の部は、上級生の引退が早いため一人で練習する期間があり、自分達だけの演奏会がないという状態でした。新たに引退の場として定期演奏会を作ることができれば、より皆が楽しく活躍できるのではないかと思った私は、同じ志を持つ部員に声をかけ、連日集まって話し合いをしました。その一方で、受験に早く集中したい等の理由から演奏会立ち上げに消極的な部員への説得も根気よく行いました。私たちの代での実現が難しくなり、他の部員が引退した後も、しばらく部に残り、それまで築いてきた構想や熱意を後輩たちに伝え続けました。その結果、私達の次代以降引退時期は延び、演奏会も数年後に実現しました。この経験から、熱意を持って率先して行動し、周囲に働きかけ続ければ、やがてそれが多くの人を動かし、実を結ぶのだということを学びました。 続きを読む
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Q.
3. 就職活動にあたっての価値観、指針に影響を与えた事柄を中心に自分史を記載してください。(形式自由)
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A.
就職活動の指針:1.文化交流に携わりながら、2.利益に囚われすぎず、3.国際的に、4.人や社会のために働けること。 〇小学校…授業や家のテレビ等で世界の戦争や貧困の現状を目にし、自分がそのために何かできることはないか考えるようになる。 〇中学校…それまで出会うことのなかった規律に全く縛られない人たちに出会い、今まで自分が狭い世界で生きてきたこと、自分の価値観を他人に押し付けてきたことを痛感する。生徒会副会長として会長をサポートする中で、人のために動き、感謝してもらえることの喜びを知る。アニメや漫画といった日本のポップカルチャーに興味を持ち始め、その面白さや奥深さを多くの人に伝えたいと思うようになる。 〇高校…部活動で定期演奏会開催に向け努力する中で、熱意をもって自分から率先して取り組み、周囲の人を巻き込んでこそ何かを為せることを実感する。文化祭の劇で役者兼音響として表と裏両方に携わる中で、それまで知らなかったクラスの人の長所を多く発見し、それぞれの強みが表と裏両方で生かされることで成功が生まれるのだと感じる。 〇大学…実用のための外国語に触れ、徐々に自分を表現できるようになる語学学習に強く惹かれるようになり、それを実際に活かせる国際交流にも興味を抱く。短期留学を通し、実際に自分が文化を伝える喜びを知る。アプリや実際に会って国際交流をする中で、文化への興味や理解がその国への愛着につながることを実感する。これらの経験から、文化交流を通じて国家間の相互理解を深め、より平和な世界を築きたいと思うようになる。 続きを読む