10人程度のチームで子ども向け学習教材の体験会を運営するインターンにおいて、顧客の入会率を上げることに力を入れました。 体験会では、来訪してその場で入会する客数が伸びないことが課題となっており、顧客の平均入会率は約 45%と半数を下回っていました。 そこで自身の観察力を生かし、体験会の現場を客観的に見直すことで、現状の問題点を把握しようと考えました。 すると、教材に取り組む子どもの反応が悪く、それを見た保護者がその場での入会を踏みとどまるケースが多いことが分かりました。 この原因は、来訪する親子 1組に対してインターン生 1人が営業を行う体制であるため、保護者への訴求に偏り子どものケアが不十分である からだと考えました。そのため私は、インターン生で 2人1組のペアを作り、親子 1組に対して 2人で営業を行う体制を作ることをチームに提案しました。 その結果、インターン生のサポートによって子どもが楽しんで学習教材を体験できる体制作りに成功しました。 意欲的な子どもを見た保護者はその場での入会に積極的になり、半数以下であった平均入会率は約 60%にまで上昇しました。 そしてこの結果を受け、他の地域で体験会を運営するチームにも 2人1組の体制が導入され、同様に成果を上げました。現状の観察と分析を 行い何が求められているかを判断することが、問題解決に繋げられるのだと実感しました。
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