17卒 本選考ES
総合職
17卒 | 筑波大学 | 男性
-
Q.
志望動機を教えてください(200字)
-
A.
私は学生時代から、形に残るものを仲間と作り上げ、人々を楽しませることが好きでした。社会に出てからもそういった仕事に就きたいと思っています。また、少子化の世の中、子どもは大切に育てられて欲しいと思います。児童書の出版に携わることができれば、その両方を達成することができると考えました。おもちゃなどもありますが、一冊で多くの情報や感情を子どもたちに届けられるところに絵本の魅力を感じ、志望に至りました。 続きを読む
-
Q.
自己PRをしてください(200字)
-
A.
私は粘り強さが持ち味です。高校入学時までは水泳が苦手だったのですが、夏の臨海学校のために毎朝授業前に練習を重ね、臨海学校当日の遠泳でも無事に2キロを泳ぎきることができました。また、秋のマラソン大会でも、体育の時間はもちろん、土日も走り込みを重ねて何とか50キロという距離を走破しました。この経験以降、大抵の困難には動じずに粘り強く努力して乗り越えることができるようになりました。 続きを読む
-
Q.
最近腹が立った出来事を教えてください(200字)
-
A.
朝の満員電車での出来事です。私が乗る駅で多くの人が降り、また多くの人が乗るので車内はすぐに一杯になります。そこに車椅子の人が乗ろうとしていました。当然スペースが必要なのですが、ドア付近にいる人たちは奥に詰めようとしません。ドアから離れて奥に行くのが嫌だったのだと思います。駅員の方の声掛けでしぶしぶ奥に詰めていましたが、舌打ちをする人もいました。あからさまに不快感を顕にするその人に腹が立ちました。 続きを読む
-
Q.
「100まんびきのねこ」を読んで感想文を書いてください(800字)
-
A.
この本を読んでまず感じたことは、謙虚であることの大切さと争いの醜さです。おじいとおばあが面倒を見る猫を決める場面。おじいの「誰が一番綺麗な猫か」という問いかけに、どの猫も「自分が一番きれいだ」という主張をし、やがて猫たちは喧嘩を始めます。自己顕示欲のぶつかり合いが争いを生む結果になってしまいました。これは非常に醜いことだと思います。そして、これは人間の社会にも見られることのある光景のような気がしました。自分はこうなることのないよう、驕ることなく他者を尊重する姿勢を持ち続けようと思わせてくれる場面でした。 この本は半世紀以上も前に外国の作家が書いたものです。ですから、もしそういったメッセージがこの本に隠されているならば、他者を尊重する姿勢、つまり謙遜や遠慮は日本だけでなく海外でも、半世紀以上も前から美徳とされてきたのかもしれないと感じました。同時に、猫たちが口々に主張する様を見てふと思い浮かんだのが、SMAPの「世界に一つだけの花」です。ナンバーワンではなく、オンリーワンになることが大事なのだと改めて強く思いました。 また、どんな子どもでもきちんと面倒を見て育てていけば、必ず美しく成長する、というメッセージも隠れているように思います。物語の結末部分から感じたことなので、こちらのほうがメインテーマなのかもしれません。おじいとおばあに面倒を見てもらうことになったみすぼらしい猫が、二人に愛情たっぷりに育てられ、最終的には「世界中で一番きれいな猫」になるのです。二人の猫への愛情、そしてその猫の成長に感動しました。人間の親子においても、子を思う親の気持ちは生半可なものではないと思います。しかし、それでも育児で苦しむことだってきっとあるでしょう。そんな時に、我が子は必ず美しく育つ、と親たちを思い直させ、励ましてくれる絵本でもあるように思いました。 続きを読む