【未来への挑戦、安全と創造】【23卒】西日本ジェイアールバスの総合職の本選考体験記 No.34778（非公開/非公開）（2022/7/14公開）

高校・大学でそれぞれ力を入れたこと、志望理由と入社してやりたいこと、海外経験の有無

My CareerBoxにて提出

Webで入力

ガクチカは高校と大学でそれぞれ必要なうえ字数も少ないので要点を絞って書いた。

ワンキャリア等のサイトで通過ESを見てから起案した。自己分析とそれを裏付けるエピソードの間に論理性が出るように書いた。

ワンキャリア

Zoom入室後、そのまま開始。

志望度と本人の仕事に対する意識などが重視されているのではないかと感じました。また、自分の話したことを裏付けるエピソードは必ずあった方がいいと思いました。

面接官の印象は少し無愛想な感じがした。ただ、いざ面接が始まるとそういうこともなく一般的な面接官と変わらなかった。

なし

ワンキャリア

学生時代に力を入れたことはなにか

〇〇県と共同で若者に対して〇〇を行うボランティア団体での活動に力を入れました。私は団体の代表として高校での出前授業の企画・実施を行いました。コロナ禍前までは本物の〇〇等を持ち込んだ体験重視型の授業を行っていましたが、コロナ禍で初めてリモートでの授業を行うことになり、これまでの授業形態が通用しない事態に陥りました。そこでメンバーと会議を重ね、新たに「他人の意見を理解できるようにする」という授業目標を設定し、グループワークを導入しました。また、メンバー各々の強みが活きるよう役割を再配分しました。これらにより出前授業は無事成功し、事後アンケートで満足度が９割を超えました。さらに、この出前授業をモデルケースとして全国的な学会で発表させてもらうこともできました。このことから、状況を的確に把握し、周囲の人と緊密に協働することで困難な目標にも十分立ち向かうことが出来ると学びました。

自己PRをお願いします

私の武器は、「不屈の努力」を続けられる点です。大学２年生の時に初めて行政書士試験を受験しましたが、不合格になってしまいました。大変悔しい思いをしましたが、「このままで終わるわけにはいかない」とそこで諦めることなく、１年後のリベンジに向けて今までの勉強の反省点を挙げて改善することにしました。一例をあげると、モチベーションを維持できない時期があったという反省点については、試験合格を目指す人とSNSで繋がって情報交換や合同勉強会を開いたり「自分の頑張りをみんなが見ている」と声を掛け合うなどといったことを一年間続けました。結果、２回目の受験で合格率１０％程度の難関を突破し合格することが出来ました。この経験で培われた強みを、運行・接客技術の追求や、企画実施に向けた計画準備などにも発揮し、交通インフラを維持発展させる一員としての強い自覚の下、人々の生活やまちづくりを支えていきたいと考えています。　　

受付後、自分でノックをし入室。

志望度というのはかなり重視されているだろうと思います。実際上記のようなフィードバックを受けましたが、内定が出ています。

圧迫面接とまではいかないものの、鋭い質問がいくつも飛び出すなど、かなり緊張がはりつめるような面接でした。

あなたのおっしゃる弱点は、うちが欲する総合職の人材像とは違うといわれた。

ワンキャリア

あなたが知っているバス事故の概要とその原因を教えてください。

軽井沢スキーバス転落事故について説明します。これは２０１６年冬に長野県軽井沢で大型観光バスがカーブを曲がり切れずにガードレール下の崖に転落した事故です。乗員乗客１５名が死亡し、運転手２名も死亡しました。原因については防犯カメラやドライブレコーダーがついていなかったことや運転手が死亡していることから定かではありませんが、猛スピードでカーブに進入したことにより曲がり切れなかったものと思われます。事故後の調査で、運転士の健康診断や出発前の点呼を怠るなど、運行会社には多くの法令違反が見つかっています。また、運行会社は数年前の貸し切りバス事業参入の規制緩和により他業種から参入したばかりで、バス事業のノウハウがなかったことも指摘されています。

貴方の弱点を教えてください

私は「行動する前によく考える」という行動特性を持っており、「まず行動し、行動しながら考えること」を少々苦手としており、いわゆる優柔不断な性格です。締切日等の存在は常に頭の中にあるため、考え続けて期限を徒過したことはありません。しかし、のちに振り返って「考えている時間が無駄だったのではないか、早く決めていればより高い成果が得られたのではないか」と感じることがあります。私が即決即断を苦手としているのは、自信のなさに起因するものだと考えています。この自信を身につけるべく、様々なことに好奇心を持ち、決断する段階で１００％の正解を求めずに試行錯誤を繰り返して、自らの中に成功体験を蓄積できるように努めています。

受付後、自らノックして入室。

最終面接はほぼ入社意思を問うようなものだったので、改めて志望度であったり、仕事に対する熱意を見られていると思います。

二次面接よりかは緊張度合いは少なかった。事前に電話で「意思確認でしかない」と聞いていたので気は楽でした。

なし

ワンキャリア、みんなの就活

赤字企業に入る覚悟はありますか。

御社に限らず、バス業界では利用者数は減少傾向にあり、バス事業単体では赤字というバス会社も多くあると聞きます。御社の親会社はJR西日本ということである程度の企業母体としての安定性はあるかとは思ってはおりますが、それでもバス事業の難しさというところでは御社も他社も同じような状況にはおかれていると思います。しかし、私には自らの特性として申し上げた「逆境を打破する力」があります。常に状況を見極めつつ試行錯誤し、それを続けることによって困難な課題を解決してきました。御社にご縁のあった際には、御社の一員としてすべての問題を自分事として捉え、真摯に向き合って頭をひねり、少しでも良い方向に動かせるようにしたいと考えます。

前回指摘したあなたの短所に、どう向き合っていくか

私自身の短所として、優柔不断である、自らの判断に自信を持ちにくいということをお話ししたかと思います。しかし、それは裏を返せば重大な決断を下すときには可能な限り情報を集めて分析をする、危ない橋を渡らないというふうにも言い換えられると思います。総合職として入社すると、会社の行方を左右する重大な局面で判断を迫られることもあると思います。しかし、それは私一人で行うわけではないでしょう。実際には上司や後輩とも議論を重ねて決定すると思います。そのような場面において、私は情報を集めそれを分析する役を買って出たいと思います。自らの弱点とは向き合わなければならないとは考えていますが、そのように長所として生かすこともできるのではないかと考えています。