1次面接
【学生の人数】2人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】社長と人事【面接の雰囲気】1次面接がいきなり社長面接であり、こちらが質問をされた後に社長にも質問を聞き返す一問一答形式だったので質問をその場でいくつも考える必要があったため厳しかった。【親友と友人の違いは何か。】私が考える親友と友人の違いはこの人にならすべてを打ち明けても大丈夫だと思える人が親友だと思います。だから親しい友という漢字表記がなされているように思います。また友人は、普通の友達といった感じで軽く話したり挨拶は交わしたりするが、踏み込んだいきまでいかず、つかず離れずぐらいの立ち位置になるように感じます。総じていうと、親友は今後も長く付き合っていく生涯の友であり、友達は今後ほとんど連絡をとることがなくなるかもしれない。こういった違いがあると思います。注意した点と言うか、まったく予想していなかった質問なので自分の考えをはっきりと述べました。【あなたは今まで生きてきた中で理想の生き様について考えたことがありますか?またそれはどういうときですか。】私は高校時代に硬式野球部に所属していました。そこで監督から教わったことは人間力についてです。人間力とは、相手を倒すことに執着するのではなく、心の矢印を自分に向け、日常生活や学校生活を大事にして礼を重んじ、人に対する気遣いの心を持つといったことです。具体的に野球で行ってきたことは、相手のミスに喜んだりせず、相手の好プレーには拍手を送り、あるいは練習や試合終了の際にはグランドへ向けての感謝の気持ちを込めて座礼するといったことです。私は、入部当初はあまりこの考えに賛成ではありませんでした。本来は悔しいはずなのに、なぜこのようなことをするのかと思っていた時期があったからです。監督に直接話を伺うと、他尊自信を貫いているからだと言われました。他尊自信とは、相手を敬う気持ちを忘れず、自分を信じるということです。だからこそ、「相手のミスに喜んだりせず、好プレーには拍手を送るんだ。」と言われました。それから私は、人間力を意識して野球、あるいは日常生活に取り組みました。他にも、部員、監督共に毎朝トイレ掃除を裸足と素手の状態で行ってきました。これは嫌な気持ちがある中でも、日頃からの感謝の気持ちを込めて行うということです。ここで大切なことは、トイレ掃除と相手に拍手を送ったりするという行為は、自分と向き合い人間力を高めるということです。「トイレは汚くて触りたくない」「なぜ相手に拍手を送るのか」、これらは心の中にある弱い自分と向き合うという意味です。冬の寒い日に、裸足と素手でトイレ掃除を行う中で、自分自身と向き合うことの難しさに直面し、自分の弱さに気付き、トイレ掃除を繰り返すことで、克服してきました。そしてこの培った人間力で世界に通用する人間になりたい、世界中から認められる生き様を実現したいと考えています。注意した点は、これも予期していなかった質問なので思うままに答えました。おそらくとっさの質問による答え方を見ているのだと思います。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】会社に対する志望度よりも本当の意味での人柄を探っているように感じた。最初は人事の人から自己PR、志望動機、会社のホームページから印象に残っていることと基礎的な内容だったが、社長から聞かれた質問はイレギュラーなものばかりでとてもとっさに答えられるものではなかったため、その人自身の考え方などを深く突き詰めているように感じた。評価された点はどんな質問が来ても、ありのままの自分で答えた点だと思う。
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