2022卒の京都大学大学院の先輩が豊田中央研究所研究職の本選考で受けた1次面接の詳細です。1次面接で聞かれた質問と実際の回答や、実施時期、面接時間、面接の雰囲気、評価されたと感じたポイントなどを公開しています。ぜひ、先輩の回答を選考対策に役立ててください。
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2022卒株式会社豊田中央研究所のレポート
公開日:2021年4月21日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 研究職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終面接のみオフライン
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅の技術が3人、人事が1人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
研究概要の発表が5分、質問が10分、ESについてが10分
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
高い専門性を持っていることをアピールした。研究所のため研究に対する熱い思いをぶつけることを大切にした。
面接の雰囲気
研究について理解しているのか丁寧に質問された。穏やかであったが学会のような鋭い質問が飛んでくるので緊張感があった。
面接後のフィードバック
あり、高い専門性とそれ以外の分野にも高い知見がある。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
研究で苦労した点を教えてください。
化合物の合成と結晶測定が苦労した点です。私の目的分子を合成する反応は大量の副生成物ができるため、目的分子が一見できていないように見えました。しかし、丁寧に分析をすることによって目的分子ができていることを確認しました。
条件を改善しても収率が1パーセントしかなかったため、原料合成からプロセスを見直して大量合成ができるようにしました。
結晶測定では何度も合成することによって得たサンプルを用いて様々な条件を検討した。半年間は一切結晶構造が得られず苦労したが、それでも諦めることなく何度も実験を重ねた。特に別の分子を混ぜて共結晶を作るアプローチを考えてからは別の分子をサンプルに混ぜて結晶を作り、できなかった時は精製してリサイクルした。
機械学習について取り組んでいることはあるか
プログラミングに取り組んでいます。大学の学部ではプログラミングの授業がなく、初心者でした。しかし、これからの化学でも機械学習を用いた分子設計が主流になってきており、プログラミングスキルは化学者として必要な資質であると考えて現在取り組んでいます。現在はpythonというプログラミング言語を勉強しています。この言語は機械学習に用いられる言語であるため選びました。勉強法としてはプログラミングに精通している友人に勉強法を聞いて一つずつ課題をクリアしています。その一方で研究がおろそかにならないようにするために実験の待ち時間で勉強するなどタイムスケジュールを組んで効率よく学習することを心がけています。実験と計算の両方のアプローチができる研究者になることを目標にしています。
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豊田中央研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社豊田中央研究所 |
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フリガナ | トヨタチュウオウケンキュウショ |
設立日 | 1960年11月 |
資本金 | 30億円 |
従業員数 | 921人 |
売上高 | 218億8500万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 志満津孝 |
本社所在地 | 〒480-1118 愛知県長久手市横道41番地の1 |
電話番号 | 0561-63-4300 |
URL | https://www.tytlabs.co.jp/ |
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