【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】人事【面接の雰囲気】共感しながら面接を進めてくれるため、話しやすい雰囲気。前回の面接とは違い、志望動機や業界理解度や考え方も問われる。【広告業界で働くうえで大切なことって何だと思う?深堀でそれを体現している広告は?】私が広告を作る上で大切だと思うことは二つあります。一つ目は消費者目線で考えるブランディング力。二つ目はその後のパフォーマンスを支える想像力を持ったマーケティングです。どちらか片方でも欠けると広告は陳腐なものになりがちであるゆえに、この二つの折り合いをつけることが大切であると考えます。私が今までで一番記憶に残っている広告は「シーブリーズ」のCMだ。私も中学の野球部だった頃から使い始め、部員のみならず学校全体でも流行っていた。今では夏の風物詩と言っても過言では無いくらい人々の生活に定着している。そのCMが私にとって印象に残っていた理由は二つある。一つ目は、私自身、そのCMで描かれているストーリーに対してどこか自分を当てはめていたからだ。消費者が"自分ゴト化"しやすかったからこそ若者の間で流行ったと考える。調べてみるとデータリサーチからペルソナ設定の改善が上手かったことが挙げられる。当初シーブリーズの設定は「海でマリンスポーツの後に汗を拭く20〜30代の男性」というペルソナであった。実は我が家では昔から父がシーブリーズを使っていた為、どこか若者とは離れたおじさん臭い商品という印象が私にもあった。またデータリサーチから「高校生、とりわけ女子高生が制汗剤を使いたがっている」という潜在ニーズを見つけた。そこでペルソナを「部活後に好きな男の子に会うために汗を拭く、恋する女子高生」に転換しCMがそれに合わせて作られた。このことから消費者目線とデータを掛け合わせたブランディング力の大切さを感じる。二つ目はシーブリーズの概念が私の中で変わったからだ。父が使っていたシーブリーズのパッケージは白でなんとも味気ないと感じていた。しかしカラーバリエーションが増えた為、シーブリーズがオシャレという印象に変わった。実際に私の周りでは様々なカラーのシーブリーズが流行っており、中にはキャップを友達同士で交換することでオリジナルのシーブリーズケースを使っている人もいた。このことからCMを見た消費者目線に立って、その後の具体的な施策を考える創造力が広告にとって大切だと感じた。以上の2点から広告にとって大切なのは消費者目線で考えるブランディング力とその後のパフォーマンスを支える想像力と考える。【バイト以外に頑張ったことある?最終面接以外はどの面接でも複数エピソードの深堀がある。そこで一貫した自分の強みをアピールする。】私の最大の挑戦は大学時代打ち込んだ英語部の飛び込みガイドです。初めはガイドの仕方も分からず通訳になることで精一杯だった為ガイドを途中で打ち切られてしまうこともあった。そこでただ英会話をするのでは無く、映画"君の名は"の聖地巡礼など、いかにガイドを通して日本を好きになってもらえるか、同時に相手のと会話や表情から思いを汲み取り個々に合わせたガイドを積極的に取り組んだ。その結果、ガイド後もSNSを交換して感謝の言葉を頂く機会も増え、「次は自分の母国をガイドするよ」とグリフィス大学の教授に招待され実際にオーストラリアに行くこともできた。この経験から自分で考えた提案で相手を喜ばせることの楽しさを学んだ。アルバイトのエピソードと同様に一貫して同じ強みを主張した。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】評価されたポイントは、複数エピソードから感じ取られた私の人柄がlineとマッチしていたからだ。実際に面接中に、”君は人に何かを広めたりすることが好きなんだね、lineの求める人柄のもあっている”とほめられた。しかし志望動機が悪くはないけど深くは無かったといわれた。全員当てはまるかわからないが、後日メールでフィードバックをいただき志望動機を改善してくるように言われた。
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