【未来を彩る挑戦者】【21卒】ＬＩＸＩＬトータル販売の営業職の本選考体験記 No.8457（福岡女子大学/女性）（2020/6/8公開）

選考時期が早かったこともあり、何をすればよいかわからなかったので大学の図書館で借りたSPIの参考書を一通り解いておいた。個人的には、それだけで十分だったように感じる。

言語、非言語、性格診断

２：１の面接ですので、緊張される学生の方が多いと人事の方はおっしゃっていました。そのような中で、リラックスして堂々と受け答えする姿勢を非常に評価されたように感じます。

最初の面接は面接官が二人いらっしゃり、1次面接と2次面接が一度に行われるかたちだった。２：１の面接だったため最初は緊張していたが、穏やかな雰囲気で面接を進めてくださったためリラックスして自分をさらけ出すことができた。

サークル活動の経験から得たもの

私はサークル活動を通して、自分の頭で考えて行動したことは必ず身になることを学びました。大学に入るまでの部活動では指導者がいるなかで練習していく一方、サークル活動では、指導者がいない中でのプレーするため、どうすれば今やってしまったミスを次防げるかということを深く考えながら試合をするようになりました。また、学生同士でお互いのプレーを見て改善点を話し合うことも多くありました。立場が同じ同士でアドバイスをしあうからこそ、しっかりとそのアドバイスがはいってくることもあります。このように自分で考えてプレーの改善に努めるようになってから、技術の上達スピードも格段にあがったように思います。今は、ものごとを論理的に考え、何をするのかが最善なのかを常に頭の中で考えて行動するよう意識しています。

あなたの趣味は何ですか

私の趣味は旅行です。大学に入ってからはハワイや韓国、そして日本国内では関東、関西、九州と様々な場所を旅しました。私が旅行を好きな理由として人生は一度きりなので、ひとつでも多く自分の知らない土地に行きたいという思いがあるからです。そしてまた、その場所に住む人々と話すことで、自分が今までに持っていなかった新たな知見が増えることも旅行の醍醐味です。大学生になってからは、旅行に行くことが働くうえでのモチベーションのひとつにもなっており、旅行費用を稼ぐために大学3年生までは週に5日以上働くことがほとんどでした。社会人になってからも、大学生程は時間はとれないでしょうが旅行を趣味にしていきたいと思っています。

最終面接は社長がいらっしゃることから、逆質問では社長だからこそ答えられるような質の高い質問を用意しておいたことで、志望度の高さをアピールでき結果的に評価されたように感じました。

社長とその他上層部の方がいらっしゃたため、やはり緊張はした。コロナ対策として、縦に長机を挟んでの面接だったため距離を感じた。

大学での専攻分野や研究課題を具体的に教えてください。

私の専攻分野は経営学です。3年次は「Instagramの登場によるユーザーの消費行動の変化」について研究を行いました。この研究では、従来のSNS媒体やマスコミ媒体とInstagramを比較し、流行の広がり方や消費者が製品に求めるようになったものの変化を統計分析をもとに定量的に明らかにしていきました。具体的には、身の周りの大学生のみならず高校生や大学教授、会社員などあらゆる世代に質問票調査を行うことでデータの偏りをなくし、より信憑性のあるデータになるよう注力しました。この研究では、「Instagramユーザーは流行に対しての敏感度がより有意に高く、製品を手にするための距離的、金銭的、時間的コストをより厭わなくなっている」ということを統計的データによって示すことができました。
この研究により、インターネットや書籍上から行う情報収集の限界を知り、統計分析をもとに説得力のあるデータを示すことの重要性と、それらデータを自らの手で集めることの必要性を学びました。またこの研究は、そのデータの正確性等が評価され、全国の大学が集まる研究発表会にて3位入賞を果たすことができました。

今までの人生で誰もやったことがないような挑戦をしたというようなチャレンジ体験を教えてください。

私は4年前の熊本地震発生直後の体育祭でイノベーションを起こしました。当時、県内ほとんどの高校が体育祭の実施を断念している中、実行委員だった私は、今こそ多くの人に元気を与えるべく体育祭のを実施すべきだと考えました。そこで、「例年、足場を使って行う大規模なパネル演技などはとりやめ、安全面を十分考慮すれば実施することができるのではないか」と提案しました。その提案が受け入れられ、大幅に規模を縮小したうえで実施することができました。少ない準備・練習期間の中で、各競技の変更したり生徒への指示を行った経験から、あらゆる状況にも対応する柔軟性とリーダーシップ力が養われたと感じます。また、一見無理な課題でもそれを多角的に捉えることで解決に導くことができるということを身をもって感じました。