私は、軟式野球サークルでの新歓活動をやり遂げました。そのサークルは当時、年々入会者数が減少していました。試合ができるほどの人数も集まらないなど、廃部の危機に瀕しており、立て直す必要がありました。それまでは新歓活動としてビラを大学構内で配る、教室に掲示するなどの方法をとっていました。しかし、なかなか多くの人の目には留まらず、新入生は1日に1,2人程度しか見学に来てくれませんでした。そこで私は、当時スマートフォンが普及し始めていたことに注目し、ネット上で宣伝する方法に力を入れることにしました。あまり更新されていなかったサークルのホームページの管理権限を先輩から引き継ぎ、新たなページを作ったり、活動情報を定期的に更新したりするようにしました。さらに、サークルの公式ツイッターアカウントを作り、野球好きの新入生と思われる人を積極的にフォローし、活動内容を配信しました。結果、1日に4,5人程度の新入生が来てくれるようになり、最終的な入会者も前年度に比べて大きく増加し、廃部は免れました。この経験から、立ちはだかる問題に対して従来と同じ方法をとるだけでなく、時流に合った方法を考えて対処することの重要性を実感しました。私は「他人とは違ったやり方で物事を進めてみたい」という思いを常々抱いており、この思いが、過去の慣習にこだわることなく積極的に新しいやり方を試すことに繋がったと考えます。
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