【22卒】渡辺電機工業の夏インターン体験記（理系/総合職）No.14878（横浜国立大学大学院/男性）（2021/5/21公開）

グループワークなどはなかったので、他の参加学生とのかかわりはなかったです。

就職活動は企業選びが目標ではなく、自分の理想実現への手段だと学ぶことができた点が、参加してよかったと感じることです。企業の社会貢献に関する説明で、顧客や事業内容といった企業のビジネスモデルを理解することが、自分の働く場の理解につながると学びました。

扱っている計測機器の仕組みや使用場所については、インターンシップ中に丁寧に教えてくださいますが、あらかじめ競合他社などを調べておくと質疑応答で踏み込んだ質問ができると思います。

本インターンシップの内容は業務体験ではなく、説明ベースでしたので、実際に働くイメージまでは私はできませんでした。しかし働く環境という点では、登壇社員の方は皆穏やかな印象で、働く環境としては和やかな雰囲気なのかなとイメージすることができました。

事業内容についての説明や、若手社員の方の説明を聞いて、現在自分が専攻して学んでいる知識を生かすことができると感じたからです。また、例年選考を受ける学生は学部生が多いとのお話もあり、事業内容とマッチした専攻分野であれば修士が有利に働くと感じたからです。

業界シェアトップクラスと聞くと、私は事業の安定感を感じるとともに型にはまった業務内容なのかという疑念がありました。しかし本インターンシップに参加し、社員の方の「作りたい意思の尊重」のお話や「若手の意見を尊重する社風」を知ったことで魅力を感じたため、志望度は上がりました。

学生側の発言の場は質疑応答の時間しかないうえ、参加後のイベントの連絡などはなかったため、本インターンシップが本選考に有利になるとは考え難いです。ただし、企業の事業内容を知ることで面接のネタになるという点では、理解が深まったので有利だと思います。

個別のイベント案内やフォローはありませんでした。また、オンライン実施なので懇親会などもありませんでした。

本インターンシップ参加前は、メーカーという大きな括りを志望業界としていました。参加後もその思いは変わらず、ものづくりへの憧れがさらに増したのみです。渡辺電機工業のような計測器メーカーはBtoB企業が多いため、今後は自分が聞いたことがない企業でも興味をもってインターンシップなどに参加してみようというモチベーションが生まれました。

本インターンシップ参加前は、業界シェアがトップクラスということで扱っている事業の安定感を感じるとともに型にはまった業務内容なのかイメージしていました。しかし参加後は、若手社員の方が話していた「作りたい意思の尊重」や「若手の意見を尊重する社風」を知り、定型の業務でなく日々進化している企業というイメージに変化しました。