【未来を見据えた技術革新】【22卒】ニューフレアテクノロジーの夏インターン体験記（理系/総合職（技術））No.13833（横浜国立大学大学院/男性）（2021/4/14公開）

勤務地が首都圏であるメーカーをネットで探している際に、この会社を見つけました。昨今右肩上がりの半導体業界であり、特に日本が得意としている半導体製造装置を製作している会社という点に興味を持ち、インターンシップに参加しようと思いました。

書類選考がありました。書類選考では研究内容は自己PRの二つを問われ、私の研究内容は半導体業界とは関係のない内容だったので、専門でなくてもわかるような研究の説明を心がけました。

自分の理想の働き方を考えた上で、ニューフレアテクノロジーの働き方を知る。

自己分析のためのワークスタイルトランプ、会社説明、技術者座談会

ワークは自己分析の側面が強かったです。

自分なりの「働く」を考える

1日目にやったこと

初めに自分の理想の働き方を知るための「ワークスタイルトランプ」を行いました。その後グループに分かれてお互いに理想の働き方を共有し、全体にも簡単に共有しました。次に会社説明があり、最後に若手技術者の座談会がありました。

人事、若手技術者

なし

若手技術者社員との座談会において、社員の方がニューフレアテクノロジーの強みだけでなく、弱みも赤裸々に語ってくださったことが印象的です。また、その弱みが将来を見据えた弱みだったことから、社員の方一人一人が先を見据えて技術を向き合っている印象を受け、魅力を感じました。

夏の段階では私はまだ就活慣れしていなかったので、オンラインインターンシップそのものに疲れました。長時間パソコンの画面を気を緩めずに見ているのは、想像よりも苦労することだと感じました。また、使用ソフトがzoomやteamsなどの使い慣れたソフトでなかったため、使用方法に慣れるまで苦労しました。

自分の理想の働き方を共有するときに学生同士の関わりがありましたが、大学名と名前を言う程度の時間しかありませんでした。

若手技術者社員との座談会で、社員の方が考える今後の市場動向や社員の方の人柄を学ぶことができたので良かったと思います。特に、ニューフレアテクノロジーの作っている半導体製造装置のビーム方式と、競合他社のビーム方式の違いについて説明いただき、その違いが今後の市場に与える影響を知ることができたのは参加してよかったと思えるポイントです。

半導体がどのような流れで製造されているのか、その製造ラインのどこにニューフレアテクノロジーの製造装置が使われているのかを知っておくと座談会時に役立つと思います。

本インターンシップの目的は、ニューフレアテクノロジーでの業務体験ではなく、自己分析を主眼に置いていました。そのため、ニューフレアテクノロジーで働く姿を想像するというよりは、自分の理想の働き方を明確にすることができました。しかし、技術者社員との座談会もあるので、その質問次第では働き方の想像もできるのかもしれません。

座談会で若手技術者の社員の方とお話する中で、現在自分が専攻している分野と同じ出身の社員の方も多く在籍しているとのお話を聞き、専攻の知識が生かせると感じたからです。大学の研究で半導体に直接かかわっていなくても、半導体製造装置を作る上で必要な知識は多岐にわたるのことを知ったので、内定は不可能ではないと感じました。

二点の理由で志望度が上がりました。一点目は設立からの年数は少ないにも関わらず、業界シェアトップであるという技術力を持ったベンチャー気質な社風を知ることができた点です。人事の方の説明や技術者との座談会で、若い会社なので風通しが良く、現在の業界シェアが高いことが魅力に感じました。二点目は充実した福利厚生の内容を詳細に知ることができた点です。借り上げ社宅や奨学金支援制度に魅力を感じました。

インターンシップ参加者限定で、12月以降に開催のインターンシップに案内してくださいます。本選考の優遇までは無いと思いますので、本選考には有利には働かないと思います。

インターンシップ参加時はまだ夏休みの時点だったので、志望業界はメーカーという大枠でしか考えていませんでした。そのため、ニューフレアテクノロジー以外にも、材料系や精密機械系、エンジニアリング系など多方面の企業のインターンシップに参加し、自分の興味のある業界や業務内容を知ろうと行動していました。本インターンシップに参加した後も、特に○○業界と絞ることにメリットは感じなかったので、幅広く就活していました。

参加前は、ニューフレアテクノロジーなどの日本の半導体製造装置メーカーは、半導体の需要増加に伴って将来も安泰な企業だと思っていました。しかし、参加後はそのイメージは必ずしも正しくないことを知りました。なぜなら、半導体製造装置の技術も年々進化しており、常に競合他社との技術競争があるようで、シェア率の奪い合いだということを知ったからです。これも踏まえて、どの業界でも確実な将来性の見込みは無いのだということを知り、就活における将来性の重視度を低くしました。