【影響力大きな報道体験】【22卒】一般社団法人共同通信社の夏インターン体験記（文系/記者職）No.14058（東京大学/男性）（2021/4/19公開）

特別に共同通信に興味があったというわけではなかったが、様々な業界をみている一環としてメディア・報道の仕事に関心を抱いた中で、知名度が高く影響力が大きい企業の中に入ってみたかったということが1番の動機。

特に対策はしていなかったが、手書きのエントリーシートを書くのが初めてだったため書き方などはネットで調べた他、ESを書く際にはワンキャリアなどを参考にした。ESと別に作文の課題も課されたが、身近な話題から社会の話に展開することを意識した。

面接選考がなくESのみで参加できたので、ある程度志望理由と作文課題がしっかりと書けていれば通過できるのではないかと思う。学歴が重視される部分もあるかもしれないと参加者の面々をみて感じた。

企業理解に特化したインターン

自己紹介（質疑応答）/会社説明/若手記者による講演/会社内の案内/作文課題へのフィードバック

報道という仕事全般についてと、その中で共同通信について、その役割や考え方を学べた。

自己紹介（質疑応答）/会社説明/若手記者による講演/会社内の案内/作文課題へのフィードバック

1日目にやったこと

最初に1時間ほどかけて参加者全員が自己紹介＋質疑応答。その後、会社説明動画、中堅報道記者による会社内の案内、若手記者による講演、作文課題のフィードバックと続いた。

なし

中堅記者による会社案内や若手記者による講演の際には、積極的に質問をすることが求められた。特に地方の警察と警視庁の担当をされてきた若手記者の方からは、シリアスな現場でのリアルなお話や日々のスケジュール感について具体的なお話を聞くことができて印象的だった。

企業理解を目的としたインターンシップで課題を課されるわけではなかったので、特に大変だったことはありませんでした。強いてあげるとすれば、若手記者による講演会の際には質問をすることが求められるので、周りのレベルが高い学生がたくさん質問をする中で自分の質問を探すことが難しかったです。

グループワークなどはないので積極的に関わる機会はなかったが、休憩中などに話すことはできた。真面目な学生が多く自分の意識の低さを痛感した。

地方に勤められた方や東京で警視庁の担当をされている方、インドなど海外の支局で最近まで働かれていた方や、文化部でアカデミー賞の取材をされた方など、様々な領域・地域で報道に携われてきた方のお話を伺うことができたので、報道と一口に言っても様々だということを実感しました。

共同通信の報道システムについて事前にある程度把握していたり、社会課題についても関心を持って理解していると、記者の話や周りの学生の話がスムーズに入ってくると思います。

このインターンシップ自体が企業理解を目的としたもので、たくさんの資料が山積みになっている実際の報道デスクを見学させて頂いたり、1日のスケジュール感や報道の仕事の大変さについても具体的なお話を伺うことができたので、そこで働いているイメージをしやすくなりました。

周りの学生をみていると、報道第一志望で社会課題や国際情勢に強く関心を持ち学生時代から活動している学生が非常に多かったので、志望度がそこまで高くなく学生時代もそのような活動をしていない自分は厳しいと感じました。また、そもそも自分は報道の仕事に向いていないように感じました。

志望度が下がった理由は、周りの学生の報道への志望度の高さや、社会課題や国際情勢への関心の強さ、真面目さなどを体感して、そのどれにも当てはまらない自分が志望するのはお門違いのように感じたため。また、インターン自体の真面目で堅い雰囲気も自分には合ってなかったので、実際に就職してもおそらく合わないだろうと思った。

元々志望度は高くありませんでしたが、インターンシップに参加して自分は違うというのを感じて、インターンシップ後のセミナーなどには全く参加していないので、有利になるかは分かりません。

いちばんの志望業界はエンタメ業界だったが、エンタメ業界でサマーインターンを実施している企業が少なく、また非常に倍率が高い業界であるため、他業界にも幅を広げて様々な業界のインターンシップにとりあえず応募していた。共同通信のようなメディア・報道の他、広告業界、金融業界、メーカーなどのインターンにも参加してみたが、結局どれも自分には合わないと感じた。

報道の仕事は真面目で堅い雰囲気の印象を抱いていたが、実際にインターンに参加してみるとその通りだと感じた。一方で、報道の仕事は全て一様に大変でブラックなイメージを抱いていたが、報道と言っても担当する領域・地域によって仕事のやり方が様々で、その中で自分にあう場所を探すことはできそうだと感じた。自分は伸び伸びと働き生きられる環境を望むので、自分とは合わないと痛感した。