【記者の資質を磨く】【22卒】一般社団法人共同通信社の夏インターン体験記（文系/記者）No.18864（慶應義塾大学/男性）（2021/11/15公開）

当時は様々な知名度のある企業に関心を寄せており、特にマスコミ業界に限定していたわけではなかった。しかし、大学の所属するゼミでマスコミに関する研究などを行っていたため、その点との関連を見出しインターンへの参加を希望した。

選考方法は、エントリーシートだけであり、さらに手書きだったので、丁寧な字でかつ誤字脱字がないように心がけた。

エントリーシートの中に作文があったため、文章力や思考力などが見られていたように思う。

記者の仕事内容の講義など

自己紹介、講義、社内見学、作文のFBなど

記者としての資質

記者の方の講義

1日目にやったこと

まず自己紹介を行い、それに対する質問会が行われる。その後、記者の方の講義を受け、その質問会が行われる。昼休憩後、グループごとに社内見学が行われ、さらに作文のフィードバックを受ける。

なし

五人程度のグループごとに社員が一人付き、それぞれの作文に対してフィードバックをいただける。そもそもの構成や内容に関して二つの視点からアドバイスをしていただける。

主体性がある学生の中で自分をアピールすることが大変だった。質問のために挙手をしてみても、ほぼ全ての学生が挙手しているためなかなか質問の機会が得られなかった。休憩時間などにさらに積極的に複数の社員に質問をする学生も多く、そうした努力が必要になる。

グループが同じだった学生や席が近い学生とは休憩時間などに話した。主体性が高い学生が多く、質問にはほとんどの学生が手を挙げていた。

そもそも記者がどういう仕事で、どういった信念を持ち、仕事に携わっているかということを社員の方々のお話から理解を深めることができた。また、休憩時間中に同期の学生と話すことで改めて自分が記者には向いていないことや、目指すべき職業ではないということを実感することができた。

積極的に質問をする姿勢が重視されると思うので、社員の方になにを聞きたいかということをある程度考えておくべきだと思う。

記者としての心構えや精神的な部分を深く理解することができたため、働く上で必要なものを学べたと感じたから。質問会を行い中で、社員の方からどのような質問が重要かということなども教えていただき、そのメモなどを見返すだけでも記者として必要な質問力を学べたから。

具体的なインターンシップの内容とは異なるが、参加していた学生の志望動機やモチベーションを聞く中で、自分にはないものを非常に感じたから。学生のレベルの高さもそうだが、知名度のある企業で働きたいからという程度の志望動機の自分が働くべき会社ではないと感じた。

先述したように、自分には記者を目指すような過去の経験や記者としてのモチベーションなどがないと痛感したから。社会のために何かしたい、人々のために自分が先陣を切って何かをしたいという強い思いが、記者の方には必要なんだと感じると自分がこの仕事をすべきではないと考えた。

インターンシップの参加者の中から優秀者には別のイベントの招待がかけられていたため、そうした点では有利になるのではないかと感じた。また、採用に関わる社員の方に名前を覚えていただける機会でもある。

まだ夏の段階では具体的に業界は絞り込めておらず、知名度の高い会社のインターンシップを複数受ける中で志望業界を絞り込もうとしていた。しかし、この時点では知名度がありさらに安定性のある企業を志望していたため、具体的にはインフラ、情報インフラ業界、または業界の中でトップの地位を築いている企業を志望していた。

インターンシップ参加前はどのような会社か掴みにくい部分があったため、堅い会社なのかと考えていたが、年配の社員の方でも優しい雰囲気で接してくださったので、その雰囲気の中で仕事ができることは魅力的ではないかと感じた。日本国内外に存在する様々な問題や課題などに報道を通して解決していきたいという気概を社員の方から感じることができた。