
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
国際交流基金を志望する理由を教えてください。
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A.
日本と世界を文化で繋ぎ、日本と他国の友好的な国際関係の構築に貢献したいと考えている。このように考える理由は、米国への留学中、日本文化を通じてのコミュニケーション、日本文化の発信、という大きく2つの経験をしたためだ。同大学には日本語学科があり、日本語を専攻する学生が多数在籍している。留学前私は、自身の語学力に劣等感を持ち、現地学生とのコミュニケーションに不安を抱えていた。しかし、日本語学科の学生達と交流した際、言語の壁がありながらも、日本のアニメの話題で会話が弾み、すぐに打ち解けることができた。初めの会話をきっかけとして更に交流を重ね、親友と呼べる程の仲になった。また、日本語学科では毎年文化祭を開催しており、私は浴衣を着ながら、日本の人気アニメの主題歌を演奏、歌唱した。演奏中、観客から手拍子が起こり、会場一体となって盛り上がった、演奏後、面識のない学生や日本語専攻ではない学生から、素敵な演奏だった、日本に興味を持ったとの声を聞くことができ、会話や友達の輪が広がっていった。これらの経験を通じて、日本文化が持つ、言語を越えて人々の心を繋げる力と、世界の人々を魅了する可能性を実感したことから、日本と他国の文化交流が生まれる場を創り、日本と世界を繋ぐ事業に携わりたいと考えるようになった。そして現在、国際的な往来の減少、軍事的・政治的な緊張感や軋轢の高まりに伴い、排他的な思想や自国主義に走る動きが見られる国際情勢において、ソフトパワーの重要性はさらに高まっていると考える。ソフトパワーの柱となる国際文化交流の継続・拡大を図ることで、国際相互理解を促進し、各国の親密でより長期的な関係構築に貢献できると信じている。特定の国・地域や利益に囚われず、中立的な立場から継続的に国際文化交流事業を実施する貴構であれば、文化の力で世界各国と日本の繋がり、平和を支えることが可能だと考えている。 続きを読む
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Q.
これまでの人生における最も困難や挫折経験を具体的に紹介してください。
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A.
【営業代行会社での電話営業の長期インターン】私は初回商談アポイント獲得のための、幅広い商材の法人電話営業を担当していたが、スクリプトに依存したトーク展開、一方的なコミュニケーションという課題を抱え、アポイントを獲得できずにいた。改善策として、担当案件の業界・商材研究を行い、抱えやすい課題の把握や商材の魅力や強みを理解した。さらに、営業先の課題やニーズに応じたオリジナルの営業トークフローチャートを作成。実際の業務では、これを使用しながら臨機応変にコミュニケーションを図った。そして、スクリプトの改善を続けるPDCAサイクルを回すことで、成功パターンを構築した結果、翌月に50万円の売上目標を達成。この経験から、自分の課題に主体的にアプローチし、常に改善していく姿勢の大切さを学んだ。また、社員や顧客から、獲得した商談アポイントが受注に繋がったことへの感謝の言葉を頂き、目標達成に貢献するやりがいを感じた。 続きを読む
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Q.
ご自身の長所(強み)だと思う点と、その理由について教えてください
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A.
【行動力と協調性】私は、どのような環境でも積極的に動き、他者と信頼関係を構築できる。留学先で参加した日本語補修クラスにて、一方的な講義形式の内容が参加学生の学習意欲を低下させていることに気付き、クラスの運営者である学生チューターに、よりインタラクティブなプログラムの実施を自ら提案した。学生の声を取り入れ、チューターと意見交換を活発に行いながら、共にプログラムの改善を図った。この強みを生かし、様々な背景を持つ関係者と連携しながら国際文化交流事業を促進し、効果的な文化交流の場を生み出したい。 続きを読む
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Q.
ご自身の長所(弱み)だと思う点と、その理由について教えてください
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A.
責任感が強いあまり、問題を自身で抱え込みやすいという点がある。留学中、授業の課題や発表など多くの困難に直面したが、初めは全て自分自身で解決しようとしていた。しかし、自身の力だけでは時間がかかりすぎる、または解決不可能な部分もあったことから、思い切って現地の友達に相談した。友達の助けのおかげで、より授業を理解した上で課題に取り組むことができ、発表では教授に褒められることも増えた。この経験から、困難に直面した際、まずは状況を的確に判断し、状況に応じて周囲に協力やアドバイスを求めることを心がけている。 続きを読む
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Q.
国際交流基金に入ってやってみたい国際文化交流事業について、あなたならではのアイディアと、その理由について教えてください
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A.
文化芸術交流事業の1つとして、日本の伝統から現代まで残る和服の展覧会、ファッションショーを開催したい。「服」は各国の文化を構成する重要な要素であり、日本の「服」は、伝統的な着物から、現代の若者世代にとっても身近に残る浴衣まで、世界に誇れる芸術的魅力を有している。また、日常生活に密接に関わる部分であるため、比較的興味を惹きやすく、日本文化の魅力を広めるという点で効果的であると考える。イベントでは、「和柄」を取り入れた現代ファッションや、「和」を基調としたアクセサリーなどの展示も行いたい。特に、まだ日本文化と交流機会が少ない国でもこのイベントを実施し、日本との文化交流の入り口を創出したい。 続きを読む