20卒 本選考ES
記者
20卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
報道を志望した理由とやりたいこと
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A.
「冒険がしたい」、そう思い立って中国に留学した結果、「世の中にまだ知られていないことを発掘したい」という自分の欲求に気づいた。そしてこの欲求は、記者として駆けずり回りたい、という夢になった。具体的には、外信部で中国ニュースを届けたい。現在中国はハイテク分野の進歩やマナー向上が著しいにも関わらず、多くの日本人は「毒餃子」の印象のまま止まっている。一方で、政府の民族弾圧や言論統制など負の側面も増している。中国のリアルな両側面を、語学力を活かして伝えたい。また、社会部に所属し、現場で起きている事実をいち早く発信したい。父の実家が福島県なこともあり、東日本大震災のときは原発事故ニュースにかじりつき、速報に一喜一憂した。ネットでは「日本は終わり」のような誇張された表現も飛び交っていた。そのような情報に左右された経験から、被災者とその家族に少しでも役に立つ正確なニュースを提供したい。 続きを読む
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Q.
最近あったニュースと意見
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A.
2019年1月7日毎日新聞「はまる若者 自然と相対、リアルな感動」狩猟免許を受ける若者が増加しているというニュース。私自身狩猟に関心があり、昨年8月に免許を取ろうとしたところ、わずか二時間で定員を超え申し込めなかったほど、特に東京では取得志願者が増えている。一方で、単純に免許取得者が増加すれば猟師が増えるというわけではない。実際に猟師になるには、猟友会に所属し、何年も指導を受ける必要がある。ペーパー猟師を実際の狩りの場へいかに連れていくかが、獣害問題解決のキーになるだろう。 続きを読む
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Q.
嬉しかったこと腹が立ったこと
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A.
嬉しかったことは、歴史好きが集まる御茶ノ水の「レキシズルバー」で好きな歴史上人物について語るプレゼンを任されたこと。通常一年以上バーに通う常連客しかできないものらしい。準備に気合が入る。 腹が立ったことは、「あなた、苦労したことなさそうだね」と言われたこと。しかし、逆にぎゃふんと言わせて見返してやる、と思うようになった。 続きを読む
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Q.
学生時代に苦労したこと、どう乗り越えたか
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A.
高田馬場の中国人専門予備校で、数少ない日本人として働いた。バイト初日にまかされたのは「日本語版サイトに載せる文章の作成」。私以外の日本人スタッフを確保するために、きちんとした日本語サイトが必要となったのだ。企業理念や求人情報に至るまで、すべての構成を任された。といっても、私もバイト新入りの身。会社についてなにも知らない。そこで、社員にアポをとり、インタビューを行った。しかし、一方的に聞くだけでは「どんな業務をしているか」のような単純な情報しか話してもらえなかった。困っていたある時、ネットで調べた中国の若者言葉を使ってみたら、中国人に大うけ。社長への取材の際もこの技を活かすと、顔もほころび、予備校を創業した当時の熱い思いをよどみなく語りだした。これに より得た情報でサイトを作成し、日本人のスタッフも4人増やすこともできた。この時に学んだ、取材者への歩み寄りの姿勢を、記者になっても忘れずに活かしたい。 続きを読む