20卒 本選考ES
記者
20卒 | 早稲田大学 | 女性
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Q.
当社の志望理由と、どの部署でどのような仕事に取り組みたいかを書いてください。
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A.
「冒険がしたい」、そう思い立って中国に留学した結果、「世の中にまだ知られていないことを発掘したい」という自分の欲求に気づいた。そしてこの欲求は、記者として駆けずり回りたい、という夢になった。具体的には、外信部で中国ニュースの取材をしたい。現在中国はハイテク分野の進歩やマナー向上が著しいにも関わらず、多くの日本人は「毒餃子」の印象のまま止まっている。一方で、政府の民族弾圧や言論統制など負の側面も増している。中国のリアルな両側面を、語学力を活かして伝えたい。また、医療福祉部で知名度の低い病気を広める記事を書きたい。例えば、私もかつて罹った脊椎側弯症は、100人に2人が発症すると言われている珍しくない病気だ。しかし知名度は意外に低く、そのせいで症状が悪化するまで病院に行かないことも多い。このような不幸を減らすための取材がしたい。 できごと 高田馬場の中国人専門予備校で、数少ない日本人として働いた。この経験を通して培ったのは、異質の集団に飛び込む力と共感力だ。バイト開始後まかされたのは「求人サイトに載せる文章作成」。社長や社員にインタビューを行ったが、一方的に聞くだけでは単純な情報しか話してもらえない。そこで、ネットで調べた中国の若者言葉を積極的に使ってみたら、相手の顔もほころんだ。これにより得た情報で求人情報を書き、日本人のスタッフも4人増やすこともできた。この時に学んだ、歩み寄りの姿勢を、記者になっても忘れずに活かしたい。 続きを読む
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Q.
あなたのまわりで起きた出来事と、その時のあなたの行動を通じて自己PRしてください。
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A.
10人中8人が辞めようとしたゼミを改革。〇〇ゼミの52歳教授は、偏屈で天才肌の性格。そのせいか、学生は教授のスパルタに耐えられず、次々幽霊部員に。そんなゼミを立て直すためにしたことは①毎週ゼミ前に学生で自主勉強会を開催。授業の時間に物怖じしなくする。②教授の論文をほぼ全て読みこみ、学問への熱意を行動で示して説得。③台湾大学とのコネクションを作り、合同合宿を企画。楽しいゼミと思わせた。結果、同期は10人中7人残ってくれた。 続きを読む
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Q.
あなたの長所と短所を教えてください。
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A.
長所は強い探求心と実行する力。例えば満州国への興味から中国に個人手配留学し、交渉して非公開の史跡を特別に参観した。また、北朝鮮、ロシア、モンゴル、ミャンマーとの国境地帯や新疆ウイグル自治区も訪問した。 短所は喜怒哀楽が顔に出にくいところ。「何考えているかわからない」と言われることがある。 続きを読む
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Q.
2019年になってからの毎日新聞で気になった記事とその理由を描いてください。
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A.
4月2日「改元の舞台裏 「令和」原点は「黒衣」官僚」。内閣府の極秘プロジェクトを描いたスクープ。30年間元号選定に関わってきたある官僚を突き止め、さらに昨年亡くなっていたことを報じた。もしもこの記事がなければ、彼の存在は歴史の陰にひっそりと消える可能性の高かっただろう。そのような人物を執念で探し出し、世間に伝えられるところに新聞社の役割と重要性を感じた。 続きを読む