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【歴史と人の声を記録】【19卒】西日本新聞社の記者職の本選考体験記 No.5981(北海道大学/男性)(2018/12/21公開)

株式会社西日本新聞社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2019卒株式会社西日本新聞社のレポート

公開日:2018年12月21日

選考概要

年度
  • 2019年度
結果
  • 2次面接
職種
  • 記者職

投稿者

選考フロー

企業研究

インターンシップに参加できなかったので、とにかく紙面を研究しようと努めた。国会図書館に行くなどして西日本新聞をとにかく読み込もうとして、約三か月分の過去記事を読み気になった記事に関しては印刷してノートに張り付けた。また独自のルートで西日本新聞社の社員とのアポイントをとり、とにかく自分の聞きたいことを大量に質問し、西日本新聞新聞について抱いていた疑問を解消しようとした。単独説明会にも積極的に参加し、採用担当者に積極的に質問をすることで、説明会に行けば誰でも手に入る情報以外の情報を得て帰るようにして、より深い企業理解に努めた。また積極的に九州に赴き、地元の人々が九州について西日本新聞についてどのように感じているかを聞いてまわった。

志望動機

教科書に載らない「歴史」を記録し発信できる人になりたいと考え、貴社で記者を志望します。私の夢は日本史の教員になることでしたが、大学3年生の時に行った福岡市の屋台取材がその考えを変えました。屋台に渦巻く不満を聞く中で、名もなき「市井」の声、価値観も歴史を形作っているものの1つだと気づきました。それを記録し、後世に残す使命を担いたいと考え記者を志望するようになりました。
記者を目指す上で貴社を志望する理由は2つあります。1つは、報道を通して九州の人々に恩返ししたいと考えているからです。北海道から福岡市の屋台へ通う中で、福岡市の人だけでなく、九州全域の人々との出会いがありました。私の悩みを聞き、時に厳しい言葉をかけてくれる、そんな温かみある九州の人々に報道という形で恩返ししたいです。
2つ目は、貴社で働く記者に非常に魅力を感じているからです。以前御社の記者にお会いした時に、半ば強引な私に興味を持ってくださり、西日本新聞経済電子版のコラムに私との出会いを掲載して記事にして頂けました。就職活動中、数多くの記者にお会いする機会がありましたが、取材された経験は初めてでした。私がお会いしたのはほんの一部でしたが、「日々、おもしろいことにアンテナを張れる」記者が貴社にいることは、記事や連載を見ても明らかです。その中で記者として働き、「ニッチなことに興味を持てる」自分の長所を伸ばし、取材に活かしたいです。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2018年03月

1次面接 通過

実施時期
2018年05月
形式
学生25 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
新聞記者
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

とにかく会話のキャッチボールを心がけた。答えにくい質問も自分の言葉でゆっくでも良いので話すようにした。

面接の雰囲気

面接官が記者であったのでさすがに就活生から話を引き出す点は上手いなと感じた。面接官のおかげで非常に和やかな雰囲気で面接は進んだ。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生生活で力を入れたことを詳しく教えてください

競歩を通して、逆境に立ち向かい、目標に向かってやり抜く強い意志を学びました。私は高校と大学で「競歩」に打ち込み、「日本選手権出場」を目標に練習に励みました。しかし、大学で競歩を続ける上で私の障害となったのが、0歳の頃から患っているアトピー性皮膚炎でした。練習中、激しい身体の痒みに悩まされました。大学から競歩の練習で歩く距離が増えたことにより、炎天下で大量の汗をかくようになったことが原因でした。痒みが原因で、競歩において失格の有無も左右する非常に重要な「歩型」が崩れ、時には練習を中断しなければならないほどでした。私がこの状況を練習メニューの組み方を変えることで乗り切りました。夏場、気温が高くなる時期は高校時代のように短い距離の練習(月間約250km)、気温が下がる時期に長い距離(月間約400km)の練習と、時期によって練習の距離を変えました。自らの境遇を言い訳にせず、目標を達成するために、私なりの工夫でした。この自分の身体的ハンデに合わせた練習で、目標の日本選手権に出場することができました。
高校生の時に私に足りていなかったものは「逆境への対応力」でした。この経験を通して、私に足りていなかった、自らの境遇を言い訳にせず、精神的にも身体的にもタフに逆境に打ち勝つ「意志」を学ぶことができました。この意志の強さを武器にして、ネタが取れるまで絶対に引き下がらず、取材を止めない記者を目指します。

なぜ福岡市の屋台を取材したのですか

観光で屋台を訪れた際に観光客と常連客が交流できる点に惹かれました。同時に、当時福岡市の屋台が過渡期だという話を聞き、屋台の持続可能性について知らべてみようと考えました。卒論ゼミとは別に文化人類学の分野でフィールドワークという名目で屋台の現場に入って、客や店主に話を聞きました。話を聞いて知ったのは、福岡市と屋台の間の深い溝。店主の福岡市に対する怒りだった。保存を謳いながら規制を強化していく市への不信感をひしひしと感じた。福岡市の屋台担当の職員にも話を聞いた。市の発展のために屋台を盛り上げたい。熱意は伝わってきたが、その思いが全く屋台側に伝わっていないのは屋台の店主の話が物語っていた。
私自身、意識して現場に入って、屋台に渦巻く不満に気づいた。自分の目で見て確かめることで、見落としがちな真実が見えてくることを学ぶことができた。

2次面接 落選

実施時期
2018年05月
形式
学生25 面接官2
面接時間
20分
面接官の肩書
デスク
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

とにかく会話のキャッチボールを心がけた。答えにくい質問も自分の言葉でゆっくでも良いので話すようにした。ただ雰囲気が和やか過ぎたのは反省点である。

面接の雰囲気

面接官が元記者であり、かつデスクであったのでさすがに就活生から話を引き出す点は上手いなと感じた。面接官のおかげで非常に和やかな雰囲気で面接は進んだ。

2次面接で聞かれた質問と回答

なぜ新聞記者になろうと考えているのですか?

自分は短い期間ではあったかもしれないが、弱い立場に立たされた。弱い立場に立たされると、声を上げたくても上げられないことが分かった。苦しんでいる、困っている人に寄り添うことができることが私の仕事選びの軸になりました。その中で他者への取材を通して、多くの分野にまたがって明らかになっていなかった事実を拾い上げ、発信していけるのは記者の仕事だと考えて「記者」を目指すようになりました。社会問題解決型のベンチャー企業なども視野に入れて最初は就職活動をしていましたが、彼らは既に「課題」とわかっていることを仕事にしている点が自分の考えと合わないと感じました。あくまで世に出ていないことを新たに発信できる人になりたいという思いが強かったです。医療や労働、教育や事件事故や震災…一つではなく多くのテーマを報道できるという点も記者という仕事を選んだ理由です。

なぜ九州で記者になりたいのですか

報道を通して九州の人々に恩返ししたいと考えているからです。北海道から福岡市の屋台へ通う中で、福岡市の人だけでなく、九州全域の人々との出会いがありました。私の悩みを聞き、時に厳しい言葉をかけてくれる、そんな温かみある九州の人々に報道という形で恩返ししたいです。
また九州に通う中で可能性と危機感を肌で感じ、九州で記者をしたいと考えたからです。ゲストハウスに泊まったり、屋台に赴いたりし、外国人観光客が多い現状を真のあたりにし、観光と九州の結びつきは間近で感じました。一方、ヒッチハイクで九州を回る中で、人口流出による過疎化の現状を真のあたりにしました。九州の魅力と危機を伝える記者になりたいと考えて御社の記者職を志望します。

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西日本新聞社の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社西日本新聞社
フリガナ ニシニッポンシンブンシャ
設立日 1877年3月
資本金 1億円
従業員数 429人
売上高 339億500万円
決算月 3月
代表者 田川大介
本社所在地 〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目4番1号
平均年齢 46.6歳
平均給与 805万6000円
電話番号 092-711-5555
URL https://www.nishinippon.co.jp/
NOKIZAL ID: 1572361

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