- Q. 志望動機
- A.
信濃毎日新聞株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒信濃毎日新聞株式会社のレポート
公開日:2017年12月7日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 記者職
投稿者
選考フロー
企業研究
なぜ長野県なのかということを具体的に説明できるようにしておく。私は地元が長野県だったため、比較的説明は苦ではなかったが、内定者の中には長野にゆかりのない人もおり、長野で働いていけるのかということを聞かれていた。また、新聞は購読しておくべきである。デジタル版ではなく、紙のものだとよいと思う。信濃毎日新聞のことだけでなく、自身が読んでいる新聞の内容を何度か聞かれた。私は体育会出身のため、「スポーツ欄は当然読むと思うが、他の記事は特にどんなものを読むか」という質問を受けた。エントリーシートに最近読んだ本のことを書く欄があったが、それについて面接でも深堀りされた。個人面接では多少圧迫気味に、新聞記者は激務だと言われ、それに本当に耐えることができるのかを問われる。ただ、「大丈夫です。」だけではなく、なぜ大丈夫なのか、なぜきつい仕事に耐えることができると思うのか、根拠のあるエピソードを交えて対応できると有効である。
志望動機
言霊という言葉がある。日本では古来から言葉に霊的な力が宿るとされてきた。霊的かどうかはわからないが、私も言葉の力を信じ、少しでも使いこなすことができたらと考えている。より多くの長野県の人たちに伝えたいと思ったとき、思い浮かんだのは、小学校の頃から家族で購読している信毎であった。
志賀高原のふもとに生まれ育ち、小学校のときから距離スキーに没頭した。身体が大きかったこともあり、所属するカテゴリーではある程度の成績を残すことができた。大会後楽しみなのは、火曜日だった。なぜならその日の信毎には小さな字ではあるが大会結果が載っているからである。自分の名前が新聞に載るというのは思いのほか嬉しいものである。さらに、祖父母や親せき、親の友人からも朝から電話がメールが届く。新聞に載った名前一つで、人はつながることができるということを実感している。高校の途中でスキーを辞め、陸上競技に転向した。そのときも試合の成績が新聞に載るようになると、親族に加え、スキーの仲間たちが連絡をくれた。
また、その逆も然りである。彼らの活躍を新聞で目にするたびに私は身が引き締まる思いである。それは高校時代から今でも変わらない。大学進学で長野を離れても、友人の載っている記事は母が送ってくれる。彼らに負けてはいられない。スキーを辞めても、頑張る原動力をくれるのはスキーの仲間たちだったし、信毎であった。
事実を伝えることはもちろんであるが、社会で話題の週刊誌のように、日本全体のニュースとなるようなスクープをとることばかりが、メディアの役割ではないと思う。読んだときに相手の顔が思い浮かぶきっかけとなるような、人と人をつなげていくような役割を担いたい。自分が生まれ育った長野県で、言葉を使いこなすだけでなく、ひとの心をも伝えることのできるような新聞記者になりたく、信濃毎日新聞社を志望している。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
ゼミ・卒論の内容/学生時代やこれまでに熱心に取り組んだこと/そのほか、アピールしたいこと/志望の動機/自覚している性格/最近読んで印象に残った本の題名とその感想
ES対策で行ったこと
面接で話題となりそうな長野県内に関係することを多く盛り込んだ。スポーツのことも、長野特有のスキーのことを書いた。インターンの際に書いた作文「なぜ新聞記者をめざすか」と内容がかぶりすぎないように注意した。
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
筆記試験対策で行ったこと
時事問題、一般常識問題については朝日キーワードを使用。漢字はマスコミ漢字の対策本を1冊使用。可能であれば信濃毎日新聞を読んでおくのがベストではある。
筆記試験の内容・科目
一般常識、漢字問題1時間。これらは問題用紙が19枚ほどあったように記憶している。漢字のボリュームがとても多い。また、信濃毎日新聞の記事から漢字や一般常識などの問題が何題か出された。作文のテーマは「嘘」で1時間ほどだったように記憶している。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生5 面接官不明
- 時間
- 60分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
テーマ
ネット世論について
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ネット世論と聞いて、ネットだけの問題ではなく、社会全体の問題が背景にあって生じていることを考えることができているか。他のメンバーの意見を聞きつつも自身の意見を持っているか。また、他のメンバーの意見をないがしろにせず尊重できるかどうか。無理に話し合いをまとめようとする必要はない。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官6
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 役員に近いような人たち。若い人は少ない。
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
かたくなりすぎず、冷静に、具体的に質問に答えることができたことは評価されたと思う。また、スポーツ欄以外に新商品の紹介欄をみて、スーパーやコンビニをチェックする、という話は面接官にも受けがよく、温かい雰囲気でその後の質問に進むことができた。新聞社だからといって真面目に社会問題に切り込むぞ、と意気込みすぎる必要はないと感じた。
面接の雰囲気
面接官が前にずらーっと並び、一瞬引いてしまいそうになる。厳かな雰囲気ではあるが、前後では人事部の方が優しくフォローしてくれるため、少しはリラックスができる。部活の練習に関する質問から入り、穏やかに面接が進行していく。
1次面接で聞かれた質問と回答
朝日新聞を購読しているとのことだが、スポーツ欄以外で普段から目を通すようにしているところはあるか。
全てではあるが、私は特に新商品の紹介欄が好きである。新作のお菓子が紹介されていたらすぐにコンビニやスーパーでチェックする。他にも、生活をより豊かにしてくれそうな新商品をみて、自身の生活にも取り入れてみようかな、と考える時間が楽しい。政治や社会面だけが新聞ではなく、4コマ漫画や、このような新商品紹介、広告など、多くの紙面によって構成されているのが新聞であると思う。私みたいに、誰でも読めるような、とっつきやすい記事を好んで読んでいる人は多くいるはず。その人たちが少し視野を広げて、今までは気に留めなかった記事を読み、自身の見識をほんの少しでも広げることができたら、新聞というものは読者にとって存在意義の大きなものになると思うので、このような身近な記事も大事だと考えている。
最近読んだ本について。「陸王」とあるが、詳しく教えてほしい。
池井戸潤さん原作の陸王は、老舗の小さな足袋やがランニングシューズづくりに取り組んでいく話。私は体育学部で学んでいるため、シューズの開発段階の素材に関する描写のところで、大学のスポーツバイオメカニクスの授業で学んだことのあるような素材がでてきた。著者の池井戸さんも多くを学びながら、細部に至るまで手を抜かずに物語を描かれているのだと感心した。また、それとともに、企業とのスポンサーシップに関わる話も多く出てくる。試合の成績1つで物品提供を打ち切ったり、などという話は、大学の陸上部の他の選手をみていると現実的に起きていることである。ランニングシューズの開発と同時に、現代スポーツの企業との関係性に警鐘を鳴らすような作品でもあると感じた。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官8
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 社長以下役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接であるので、思いの強さをしっかりと示すことが大事。けれどもそこで感情任せにならず、いかに冷静に、論理的に受け答えできるのかが見られていると思う。「きついけど大丈夫か」の問いには特に具体的にこたえられるようにしておくべき。少しでも抽象的だと何度も深堀りされる。
面接の雰囲気
この前の面接よりも雰囲気はより厳かなものとなった。鋭い視線を向けてくる面接官もいれば、穏やかに話を進めてくる面接官もいた。緊張するが、明るい表情をこころがけることが大切。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ信濃毎日新聞社を志望するのか
私の生まれ育った長野県内で、「伝える」ことを仕事にしていきたいと思っている。私はずっと、自分の生きた痕跡を世の中に遺そうと思い、フローではなくストックとして書いた記事が残る新聞社や出版社を対象に就職活動をしてきた。その思いに変わりはない。そのことに加え、私は現在母校で教育実習をしている。そこでは、教員が子供たちや町のことを考え、私がいたころと変わったことをしている。保守的ではなく、革新的な姿勢に胸を打たれた。また、私がかつて所属していたスキー部は全国屈指の強豪校である。彼らの練習への取り組みや、全国大会、スキーに懸ける思いなど、教育の現場に少し関わっただけで、より多くの人に伝えたいことが出てきた。街を歩けば、そこら中に農家がある。農家もいま変わろうとしている。「伝える」という仕事を使って、私はこの町や県全体に育ててもらった恩返しができるかもしれないとも思って、信濃毎日新聞社を志望している。
体力的にも精神的にもきつい仕事が多いが、乗り越えられそうか。
乗り越えられると思っている。体力的な面では、日々鍛えているので不安はない。精神的な面は、大学に入ってから大きく成長できたと思っている。大学2年の時、私は取り組んでいるハンマー投げの記録が、伸びなかった。練習をさぼっていたわけではない。真面目に練習に取り組んでいたが記録だけが伸びない。全国大会の標準記録も切ることができなかった。そのときは、本当に陸上をやめてしまおうかと思ったこともある。けれど、後輩やライバルに負けたくない、その一心で腐らずに自主練習もさらに追加し、次の年に自己記録を7mほど伸ばすことができた。どんなに努力しても結果が伴わない。嫌になる。そういうきつさは乗り越えてきた自負があるため、御社に入社し、心身ともにしんどい場面にあたったとしても絶対に乗り越えられるはずだと信じている。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
面接中に他者の選考状況を事細かに聞かれた。答えても選考には関係なさそうで、ただ人事部のひとが把握しておきたい、という感じだったので深く考えすぎずに大丈夫である。正直にすべて話しておくのが良いと思われる。
内定に必要なことは何だと思うか
新聞記者への思いだけでは地方紙は歯が立たない。長野県に対する思いは、新聞記者に対する思いよりも必要かもしれない。また、全国紙と地方紙の違いははっきりと述べれるようにしておくのがベターである。また、長野県出身ではないからと言って望みが薄いわけではない。長野に関係ない人の方が内定者は多い。筆記試験で結構な人数を振り落とすようなので、漢字や一般常識、時事問題は取りこぼしの内容に対策しておくことが求められる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
論理的に考えて、それを自分の言葉にすることができるか。また、物おじせずにはっきりと伝えることができるか。新聞記者は知らない相手に取材を行うような仕事であるので、面接官に対してはっきりとしない受け答えをしていたらその時点でNGだと思う。第一印象も大事である。
内定したからこそ分かる選考の注意点
人事部の方とのやりとりがとても多くなり、親密になっていくので、その方たちとの関係をうまく作ることが大事。学内セミナーや、地方紙セミナーなど、「来たらいい」と言われたものには行って挨拶をすると好印象である。
内定後、社員や人事からのフォロー
夏、秋、冬と内定者懇親会がある。毎月、月末に定時連絡メールを人事部に送らなくてはならない。
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信濃毎日新聞の 会社情報
会社名 | 信濃毎日新聞株式会社 |
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フリガナ | シナノマイニチシンブン |
設立日 | 1873年7月 |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 446人 |
売上高 | 166億5000万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 小坂壮太郎 |
本社所在地 | 〒381-0000 長野県長野市大字南長野字南県町657番地 |
電話番号 | 026-236-3000 |
URL | https://www.shinmai.co.jp/ |
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