【未知の業界で輝け！】【18卒】ローソンの冬インターン体験記（理系/コンサルタント）No.1313（北海道大学/男性）（2018/2/7公開）

私は技術系のエンジニア志望だったが、違った業界のインターンに参加することで新たな発見があればと考え応募を決めた。2月は長期インターンが2社あり、時間的猶予がなかったため、参加できる日程の中で見つけたのがローソンの１day インターンシップだった。

事前のエントリーシートの提出はあったものの、定員を超過した場合、抽選という形での選考だったため特に、対策などは行わなかった。

ある店舗の業績について分析し、売上向上のための改善案を提案せよ

1日目にやったこと

ある架空の店舗の業績について分析し、売上向上のための改善案を提案するというものだった。コンビニではポイントカードを元に、どの年代の人がどの頻度で何を買うかを情報収集している。そのデータを元にグループで議論を行い、オーナーに提案を行うという内容だった。

人事部の社員2名

なし

交渉ごとはまず相手と打ち解けることが重要であるというお話が印象的だった。同じ提案をするのにも、相手から信頼を得て、背景をしっかりと説明をすることで、相手に納得していただけるとい当然のプロセスの大切さを改めて認識させられた。

これまで技術系のインターンシップに偏って参加をしていたため、コンサルタント業務は不慣れな内容だった。答えが明確にない部分に結論を導くことの難しさを、このインターンシップを通して学ぶことが出来た。また改善案の提案をオーナーに対して行うという設定で、人事にプレゼンを行うことも、貴重な経験となった。

慣れない業界でのインターンシップだったが、これまでの技術系のインターンシップとは違う刺激や学びがあった。特にコンサルタント業務では交渉力や提案力課題解決力が求められるが、こうした力は技術系の会社でも同様に求められる。将来どのような道に進むにしてもこのインターンを通して得たことは生かされると感じた。

コンサルタント関係のインターンシップの経験があると、よりパフォーマンスが発揮できると感じた。しかし特別な知識などは一切必要ない。

1dayインターンであったため、実際に社内を見学したり、業務を行うという機会はなかったため、入社後のイメージを描くことはできなかった。しかし現状を分析して、新規提案、相手との交渉というプロセスを経験することができ、大まかな仕事の流れを学ぶことはできた。

技術系の企業を中心に就職活動を行っており、コンサルタント業界に関する知識やローソンに対する志望もなかったため、エントリーしても内定をいただくのは難しいと考える。就職活動を通して感じたのは、多くの企業において、志望度とそれを裏付ける業界、企業理解というのが内定が出る条件の一つにあると思う。

今回のインターンシップへの参加は普段なじみのない業界のインターンにも参加してみようという意図であったため、志望度がどうこう、ということは特に無かった。しかし業界理解をすることが出来たので、興味のない業界のインターンに参加することも多くのことを吸収するきっかけになると感じる。

1dayインターンシップ参加後に、プレミアムインターンシップという、招待者限定の２day インターンシップに招待された。その連絡メールの中に、このインターンの参加により専用セミナーに参加できるとの文面があったため、本選考にも有利になるだろうと考える。

エネルギー業界、特にプラントエンジニアリング業界を志望していた。大規模なスケールの中で専門性を活かした社会貢献をできる業界であり、インターンシップに参加したうえで、志望を固めていた。しかし視野が狭くなり、もっとやりたいことがあるのではないかという思いがあり、毛色の大きく異なる、ローソンのインターンシップに参加した次第である。

理系学生の中にも、一定数、文系企業にいくという学生はおり、視野が狭くなっていた私にとって、志望とは全く関係のない企業のインターンを見ることは貴重な機会となった。志望企業への変化はなかったが、収穫としては違う業界を見た上で、改めて志望先の業界が向いていると感じたことと、社会人にとって必要なスキルを再認識することができたことである。