【エネルギー業界の挑戦】【18卒】東京ガスの冬インターン体験記（理系/総合技術職）No.1439（北海道大学/男性）（2018/2/1公開）

エネルギー業界へ興味を持っており、その中でも東京ガスは勤務地や収入面などの面で優れた企業であることから、応募を決めた。またインターンシップの募集枠が多いため選考も比較的通りやすく、本選考に弾みをつける意味でも、応募することは意味があると考えた。

エントリーシートの中には東京瓦斯の事業やビジョンを理解していないと書きにくい質問もあり、事前に中期経営計画など企業理解を行ったうえで選考に臨んだ。

今後を見据えた上での、事業立案

前半にやったこと

基本的にはグループワーク形式で、企業理解や業界理解を図るようなプログラムだった。中でも、東京瓦斯の行う事業を理解するための、グループ対抗型のボードゲームは、非常に内容が濃く、興味深いものだった。

後半にやったこと

中間日には様々な部署の社員に質問を行う日があった。東京瓦斯は入社後にジョブローテーションがあるため、社員が多種多様な経歴を持っていたことが印象的だった。最終日には事業立案のプレゼンテーションが行われた。

若手の人事数名/人事部の部長クラス

なし

プレゼンテーションでは班を代表して私を含む2人が発表を行ったが、部長クラスの社員の講評では、お褒めの言葉をいただいた。ガス自由化を受けて、変化する社会のニーズに応えることが非常に重要であると仰っていたのが印象的だった。

グループワーク中心のインターンシップで、グループごとに得点を持ち1週間のトータルポイントを競い合うというものだったので、班内でのコミュニケーションが非常に重要であった。8人中、学部生は私一人だったので、最初は少し緊張していたがすぐに打ち解けることができた。

今回はグループワークだったので、社員の仕事ぶりを見ることはできなかったが、企業理解を図るための様々なイベントがあり、非常に濃い5日間であった。またグループワークによる戦略立案やプレゼンテーションなど、就職活動またその後にも活かされるような内容のインターンシップであった。

参加前にある程度ホームページなどから企業理解を行う時間をつくり、社員に質問したい内容をまとめておくと、より有意義なインターンシップになると思う。

今回のインターンシップでは実際に業務体験を行うことはできなかったが、工場見学や社員からの詳細な説明によって、ある程度働くイメージをつくることはできた。また東京瓦斯はジョブローテーションがあり、専門性を活かせる部署から、営業などの毛色が違う職種でも働ける点が私にとっては魅力的に感じた。

私は学部生かつ北海道の大学であり、インターンシップでは学部生が非常に少なかったことから、内定が出るという確信は持てなかった。またインターンシップの参加者が本選考の倍率に比べて非常に多く、インターンシップにしたこと自体は大した影響はないと考える。

東京瓦斯は私の選考である土木職の採用がある大企業の中では、収入面や勤務地の面で優れており、参加前から興味は持っていた。インターンシップに参加したことで、企業理解が深まり、ジョブローテーションがあることや、自由化後も安定した業績を保っていることから、印象がよりよくなった。

先ほども記載したように、インターンシップの参加者が本選考での採用者数に比べて非常に多く、本選考で有利になるという印象はあまり感じられなかった。しかしインターンシップ開催には注力していることから、全く影響がないということではないと思う。

エネルギー業界、特にプラントエンジニアリング業界を志望していた。東京瓦斯のインターンシップに参加する以前に、既に5社のインターンシップに参加しており、志望業界はある程度絞ることが出来ていた。私は専門性が活かせることに加え、勤務地と収入、グローバル性などを考慮していたため、プラントエンジニアリングが第一志望だった。

東京瓦斯は魅力的な部分を多く持つ企業だと感じたが、社員に対して強く惹きつけられると感じることがあまりなかった。この点についてはフィーリングの部分が大きいので、完全に主観になるが、就職活動を通して東京瓦斯の社員20人以上と話して感じたことなので、向き不向きな部分だと思う。また選考時期が遅かったため、先に第一志望の企業が決まり、本選考は受けずに就職活動を終了した。