
23卒 本選考ES
研究職
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Q.
あなたにとって「働く」とは
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A.
私にとっての「働く」とは、失敗を恐れず挑戦していくことで経験を積み成長し、そうして得てきた数々の教訓を社会へ還元していくことです。 そう考える理由は私が高校にてバレーボール部の活動を通して実感した、苦手なプレーでも逃げずに練習していくことの大切さが関わっています。 私が所属していたバレーボール部では他の仲間と共に大会で好成績を残すべく、自分自身の課題を設定し日々練習に励んでいましたが、練習試合などではどうしてもミスが出てしまう上手くいかないプレーが存在していました。こうした苦手なプレーは私だけでなく他の仲間にもあり、チーム全体の課題となっていました。 そこで私は自身が決める目標とは別に、他の仲間から見た際の課題をメンバーそれぞれに設定するように提案し、その課題専用の練習時間を取れるようにしました。また、この課題は個々の苦手なプレーであるため、自分自身で解決するのは難しい面もあると考え、プレーする様子をビデオで録画し客観的に仲間と共に分析する方法も取り入れました。これらの方法を通して互いに教え合ったことで、よくない癖などをはっきりと自覚し、多くのプレーを改善することができました。その結果、練習試合の勝率も上昇し、最終的には96いるチーム中、ベスト16に入る成績を残すことができました。 この経験から私は苦手なことでも失敗を恐れ最初から何もしないのではなく、しっかりと向き合うことが大切であると感じました。同時に、結果のためには過程が重要であり、過程があるからこそ結果があると考えるようになりました。よって、最終的に成果を上げ、社会に貢献する「働く」ということは、それまでの過程となる私自身や会社が挑戦と経験を積み重ねて成長し、それを活かしていくことであると私は思います。 続きを読む
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Q.
人生のターニングポイントについて
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A.
私の一番のターニングポイントは志望していた大学に合格できなかったことです。その主な原因は既にある程度できる問題に対してこれ以上は必要ないかと考えてしまい、難易度を少し上げた類題などに触れない、「詰めの甘い」勉強をしてしまったことだと考えています。幸い、第二志望の大学には合格することができましたが、このままでは大学での研究など今後携わっていく全ての活動においても課題・問題点を詰めきることなく終えてしまうと感じ、今ここでこの癖を治すべきだと考え、もう1年勉強することを決心しました。 まずはこの失敗より学んだ教訓から、急いで難しい問題ばかりに取り組むのではなく、苦手範囲を中心に自分に足りていなかった部分を徹底的に洗い出し、概念や基礎からきちんと一つ一つが身に付いているか確認し、最終的に別範囲と複合させた難問にも臆せず取り組めるようにしました。時には既に学んだ範囲でも難易度の上がった類題につまずくこともありましたが、その度に足りていない知識を確認し、抜けていた部分を細かく説明までできるよう妥協することなくしっかりと勉強を進めていきました。その結果、ついに最も志望していた大学に合格することができました。この経験から私は物事を妥協せず、細かい所までしっかりとやり遂げることの大切さを学びました。この教訓は現在行っている研究においてもより正確な考察を行うために複数の実験方法からデータを取得するといった形で活きています。 続きを読む