【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】社長/部長【面接の雰囲気】社長であることから大変緊張したが,しっかりと自分の伝えたいことをしゃべられる環境であったと感じております。ほとんど逆質問であった印象。【逆質問:今後のHEPAフィルターの開発において何が重要だと思うのか。】今後のHEPAフィルターの開発では,低コスト化を行っていくことが重要であると感じられる。日本無機株式会社のHEPAフィルターというのは,他社のフィルターに比べて高品質であるが,コストが2倍ほどするものもあり,そこが問題となってくる。この低コスト化を行うためには、工場の設備でどのように時間短縮を行い,どのように無駄を省くかを考えていく力が大事である.また,グローバルの進出に向けて,ヨーロッパの企画などに合わせたフィルターを作る必要が今後あると感じている。その為,海外のニーズに合わせたフィルターの開発や,規格を海外仕様にしていくなどの開発面においても変化を行っていくことがとても重要だと考えている。【逆質問:生産性向上にあたって工場にもIT技術を取り入れるのは必要であるが、他にも取り入れられる場所があると思っている。(今までの図面データをクラウド化するなど)このような変化に対応しているのか。】現在,日本無機株式会社では,積極的に向上のIoT化を行っておりプロジェクトとして立ち上がっているものがいくつもある.その中には,画像分析を行い,HEPAフィルターの異常がないかということを検知するシステムの導入を最近取り入れたり,工場の稼働状況やフィルターの制作個数を把握するためのIoTを取り入れたりしており、素早い環境への対応をしている。また、ダイキン工業のIoT工場での研修などへ新人に行ってもらう機会を設けそれから学んできたことを積極的に取り入れるようなことも行ってきており,新人からこのようなことを起こしていってもらっている状況である。工場以外では,営業と設計をシームレス化するための動きなどはとても面白いと思う。営業が~~に合うフィルターを受注してから設計→製作まで時間がかかっている。そこで,クラウド化を利用して時間数を減らしていくことは大変面白いと思う。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】逆質問で自分が会社に入ったときにこのような技術を取り入れると生産性が上がるのではなど,企業のことを考えているようなことを聞いたことが評価されたと感じた。
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