【未来を拓く出版】【19卒】ディスカヴァー・トゥエンティワンの冬インターン体験記（文系/総合職）No.2147（順天堂大学/女性）（2018/4/4公開）

出版社に興味があったが、出版社のインターンになかなか行ける機会がなかったので、参加しやすい１DAYのインターンを応募した。他の出版社のインターンは大抵が長期で、編集系のみだった。一般的な編集のインターンは自分で文章を売り込まなければならず、その文章がなかった。

事前には自社で出版をしている本にどのようなものがあるかを調べたり、会社のブログを読んだり、SNSで調べて現在の売りの本は何なのかを調べた。だが特に事前の知識は必要ない。

出版業界の未来はどうなる？業界勉強会＆座談会

1日目にやったこと

会社説明と社員さん一人一人から仕事内容の説明。その後、小さいグループに分かれ、社員さんも交えて質問タイム。何度かローテーションをして、質問をたくさんする機会があった。

なし

グループワークがなかったのでフィードバックはない。出版社としては珍しいが、この企業は営業が特徴的な部署であるため、学生の中では営業を志望している人が多いようだ。

グループワークがなかったので大変なところはなかった。全体的に社員さん同士が楽しそうに会話していて風通しがいい企業だなと好印象を持った。最後の座談会では、社員さんに１人何回も質問できたことや、比較的若い社員さんが多く、楽しく座談会をすることができた。

出版社といっても堅い企業だけでなく、ベンチャー気質の企業もあるのだと改めて知ることができて、良かった。出版社で働きたいけど大手の堅い企業が嫌な人や、編集をやりたいけど風通しのよい社風で学びたい人には向いていると思う。また、海外での活躍のチャンスもあるため、出版×グローバルに仕事をしたい人にもお勧め。

説明と座談なので、特に準備はいらないと思う。強いて言うならば、事前にどんな本を出版しているかを調べておくと、座談会のときに質問がしやすいと思う。

なんとなく想像はできるが、実際の職場は見ていないのではっきりとは分からない。実際に何かしらの業務が体験できたら、想像できたかもしれない。だが社員さんが１０人くらい来て下さるので、座談会の際に用意してきた質問をたくさんすることはできると思う。

説明と座談会のみだったため本選考や内定とは直結していないと思った。企画力や、この出版社の特徴である営業職に必要な要素を判断することはこのインターンではできないと思うからである。グループワークもなく、社員がたくさんいて複数人の学生の質問に答えていたため、学生一人一人のことを覚えているという感じはしなかった。

志望度は下がってはないが、上がらなかった。好印象を持っていることは変わらないが、社員さんと自分を照らし合わせたときに、自分のなりたい姿ではないと感じた。もちろん素敵な社員さんたちだったが、本に携わりたいという想いがなかった。ビジネス書を多く扱っているため、雑誌などを扱っている出版社とはまた一味違う。

おそらく長期インターンであれば編集業務などの実際の業務を経験できるので少しは有利になると思うが、この説明と座談会は有利にはならないと思う。だが、座談会のチャンスを上手く活用すればプラスに働くこともなくはないと思う。

出版社・インテリア業界を見ていた。大手の出版社のワークライフバランスの不満をよく聞いていたので、小さい会社はどうなのかと気になっていた。出版社を多く見ていたが、なかなか接点を持てる企業がなかった。出版社と接点を持つには書いた文章を評価してもらわなければいけない。インテリア業界はこのインターンの後にいくつか行った。

大手の出版社とベンチャー気質の中小企業の出版社とでは大きく違うなと思った。まず平均年齢が若く、お互いのコミュニケーションが成り立っていて、働きやすそうな環境だった。だが本に限らなくてもいいなと感じた。そこまで本に対しての熱い想いがないことに気づかされた。そのため、これを機に出版社に限らずベンチャー企業を見ることにした。