
23卒 本選考ES
技能職
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Q.
志望動機(必須、400文字まで)
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A.
私は貴局が紙幣の製造という唯一無二の業務を担っているとともに国民生活に深く関わる様々な製品を作り出している公共性の高さに魅力を感じ志望しました。私は広く人々の生活に関わり社会に貢献できる仕事に就くことを就活の軸としています。過去を振り返ると室町時代の撰銭令や江戸時代の小判の改鋳などが当時の人々の暮らしに様々な影響を与えたように貨幣はどの時代においても社会と密接に関わる必要不可欠なものであり今後もその重要性は不変のものであると思います。貴局は日本の経済活動にとって欠かせない紙幣の製造をはじめ、切手や印紙、官報など社会的に重要なものの製造を高い技術力を持って担っているため私の希望に合致する存在です。私は日本を支える貴局のものづくりに関わり社会全体への貢献を成し遂げたいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたは国立印刷局の何に興味を持ちましたか。(必須、400文字まで)
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A.
貴局が高い技術力をもって高品質な紙幣を製造していることです。私は日本や外国の紙幣の収集を趣味としています。これまで国内外問わず数多くの紙幣を目にしてきたことで、日本の紙幣は世界の中でも非常に優れたものであると実感しました。特に優れていると感じる点は二つあります。一点目は高度な偽造防止技術が施されていることです。特に透かしについては他国の紙幣にも存在しますが日本のように、描かれたものが細部まで鮮明にわかるものは多くありません。二点目は精緻な図柄や鮮やかな色彩を持つデザイン性の高さです。海外の紙幣は使用されている色が単色に近いことや図柄の細かい部分が潰れていることがあります。しかし日本は肖像の目の部分のように肉眼では分からない所まで細かく描かれており、また色合いも紙幣の権威を高めるような高級感のあるものだと思います。私はこうした日本の紙幣の優れた技術、魅力を広く国民に発信したいと考えています。 続きを読む
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Q.
あなたが最も成長した出来事について述べてください。(必須、400文字まで)
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A.
ホームセンターで接客のアルバイトをしたことです。当初私はレジでの袋詰めなどの作業を自分基準の考えで行なっていました。しかしお客様には贈答品にするなどそれぞれの要望があり、私の対応について指摘を頂くことがありました。私はお客様とのコミュニケーション不足を実感し、その後はレジ対応にあたって些細なことでも自分勝手に判断せず必ず要望を伺って対応するとともに、説明も丁寧に詳しくするように心がけています。また、同じ職場で働く社員に対しても多忙時に適切なフォローが行えないことなどが当初はありました。そこで私は混雑状況など周囲を常に確認するとともに、与えられた仕事をこなすだけでなく手が空いた際には社員に対して積極的に何か手伝えることはないか尋ねるようにしました。これらの経験を通して相手の考えや意見をくみ取り適切な行動を取れるようになり、また幅広い年代の人とコミュニケーションを取る能力も養えたと思います。 続きを読む
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Q.
これからの国立印刷局が取り組んでいくべきことは何か、あなたの考えを書いてください。(必須、800文字まで)
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A.
私は貴局の持つ高度な技術を企業や学校など民間の場において積極的に活用することに取り組んでいく必要があると思います。近年日本ではキャッシュレス化が急速に進んでおり今後紙幣の需要が低下することも予想されます。しかし偽造防止の取り組みをはじめ紙幣の製造に関わる技術は日本が世界に誇る重要なものであり、決して失われるようなことはあってはならず今後も守り続けなければなりません。技術を守り将来に継承するためには紙幣や切手など公的な製品だけではなく民間の分野にもそれを活用する対象を広げ需要を高めることが求められると考えています。そのためには貴局が現在行なっている証明書台紙やIDカードの製造の業務について、より認知度を高め多くの企業や団体にその品質を知ってもらい使用される環境づくりをする必要があると思います。その際に特に重要なのは紙の持つ利点を知ってもらうことです。最近ではデジタル技術が様々な分野で活用されるようになった結果ペーパーレス化が進められています。しかし紙は古代の文書が現在まで残っているように長期的な保存に関して実績があり、またセキュリティの面においても保管場所が直接狙われない限り盗まれることはありません。このように紙には今なおデジタル媒体に比べて優れた点が存在しており、これから先も利用していく価値が大いにあります。このような点をアピールすることによって証明書や契約書など長期間に渡る保存が必要でありなおかつ機密性が求められるものに対して貴局の技術を応用した用紙を使う機会を増やせないかと考えています。社会の様々な環境が急速に変化する現在ですが貴局の持つ高度な技術はこれから先も価値を維持し続け人々の生活に貢献することが充分可能であると思います。 続きを読む