【地域活性化の挑戦】【23卒】有限責任監査法人トーマツの冬インターン体験記（理系/リスクアドバイザリー事業本部・パブリックセクター）No.26967（非公開/男性）（2022/6/24公開）

官民連携での地域活性化など地域系の事業に興味を持ったのがきっかけ。コンサルティング業界を中心に就職活動を進めており、デロイトトーマツグループの同社を見つけ、地域系(パブリックセクター)のインターン募集があることを知り、応募した。

選考はESの提出のみであった。そのためESの完成度や内容が求められると考え、添削サービスなどを活用しながらESの完成度を上げた。また、内容についても地域に関する経験が自分にはあったため、その経験をもとに「なぜ地域の課題解決に取り組みたいのか」を軸にESを作成した。

ESのみの選考でありながら、参加人数はそれほど多くないので、地域に関する興味関心が求められると感じた。同日に別部門のインターンもあったようなので、別の部門においても「なぜその部門に興味があるのか」など志望動機が重要であると感じた。

地方の人口増加施策立案に関するグループワーク。

1日の終わりと中間報告で社員の方からフィードバックをもらい、ワークを進める。最終日に派グループごとに発表を行う。

自治体における課題解決のアプローチの仕方を学ぶことができた。

各部門の事業領域に沿ったワーク。

1日目にやったこと

グループ内での自己紹介やアイスブレイクを行い、ワークのお題が発表された。資料に関する説明や進め方に関するレクチャー、資料作成のコツなどを社員の方から教わり、午後からワークを開始。

2日目にやったこと

1日目の続きからワークを行う。基本的にはチームで自由に進めることとなっていた。2日目の途中で社員の方に中間発表をし、進捗報告とフィードバックをもらった。2日目の終わりにもその日を通してのフィードバックと次の日の発表に向けたアドバイスを受けた。

3日目にやったこと

最終発表に向けた資料作成を行った。ワークの終了時刻に合わせて、資料の作成・発表練習まで行った。午後が始まってすぐに各グループの発表が行われた。発表への質疑応答やフィードバックの時間があった。

該当部門のマネージャークラスの社員

なし

ワークの最中に質問をすると早いレスポンスが返ってきた。タイムマネジメントが重要になると序盤に言われ、実際にワークをやっている最中は時間管理の重要性を感じた。限られた時間の中で、どのようなアウトプットを出すのか、必要なことは何なのか、を意識して取り組むことができた。

規定の作業時間では終わらないと感じたため、毎日残って夜遅くまで作業をしていた。一人が残ってやろうと言い出したら他の人もNoとは言えず、断れる雰囲気がないので半ば強制的に夜まで作業をしていた。決められた作業時間内で最大限のアウトプットを出すことが大切であると感じたため、夜まで作業するのはいかがなものかと思った。

全員が積極的に動くタイプだった。各々リサーチやファシリテーションなど得意な分野が違ったので、それぞれが活躍していた印象。

地域活性化の取り組み方やクライアントとなる自治体との関わり方などを学ぶことができた。自治体にかける課題は、多種多様であり一朝一夕では解決できないものが多い。その中で、自分だったらどのように働きかけるかを考える当事者意識を持つことができた。また、プロのコンサルタントがどのようにアプローチしていくのかを1つの模範解答として聞くことができたことは、貴重な経験となった。

ケース面接などでよく使うフレームワークを知っていると、少しはワークも進めやすいと感じた。加えるなら少しでも論理的思考力を鍛えておくことで、議論をよりよいものにできたと思う。

実際のプロジェクトに近いワークに取り組んだことで、当事者意識が高まった。チームで進めて、社員の方からフィードバックをもらい、改善するという繰り返しのPDCAを回したことで、プロジェクトへの取り組みかたのイメージが鮮明になった。社員の方のアドバイスも的確で、気になったことは聞ける環境であったので、マネージャーとチームメンバーという構図の働きが想像できた。

周囲の学生の頭の回転レベルは平均的に高いと感じたものの、自身は大学1年次から長期インターンをしており、実務のレベルでは自身は高い方だと感じた。また、地方に関する興味の部分でも、実際に地域活性化に取り組みたいと思った稀有な経験が具体的にあったため、他の学生と差別化できていると思ったから。

志望度が上がった理由としては、社員の方々の雰囲気が良いと感じたからである。インターン中に接点があった若手のコンサルタントの方とマネージャーの方の、関係性がお互いをしっかりとリスペクトしている関係であると感じた。また、学生に対しても終始穏やかに接してくれていたため好印象であった。

インターンシップ最終日の懇親会で、特に優遇などはないと言っていた。実際に本選考が始まってからもESやWebテストの免除などもなかったため、有利になっている実感はなかった。

コンサルティング業界を志望していた。幅広い業界や職位の方をクライアントに持ち、一緒に仕事ができるので、自身の知見を広げることができると感じた。また、社会に対して、様々な角度から課題解決にアプローチしていくので、より多面的な影響を与えることができると思った。社会人のファーストステップとしても、基本的なビジネスの能力を高められる環境であると思うので、キャリアの多様性が広がると感じている。

社員のイメージが意外と穏やかであることに驚いた。コンサルタントは論理的思考力を始め、成果主義で結果にシビアな業界であることから、中にいる人も堅めな方が多いのではないかと思っていた。しかし、実際にコミュニケーションをとってみると、人当たりが良い方が多く、ゆっくりマイペースな人も居ることが分かり、いい意味でギャップを感じることができた。