【データ分析で差をつけろ】【23卒】有限責任監査法人トーマツの冬インターン体験記（理系/デロイトアナリティクス）No.26975（非公開/非公開）（2022/6/6公開）

他就活サイトにてスカウトしていただき、データ分析を経験できるインターンということで興味を持った。監査にはあまり興味なかったが、デロイトグループという有名なグループであったため本選考も意識してインターンに参加しようと思った。

インターン選考はESを提出するのみ。データ分析に興味を持った理由等を書いた。所属研究科が情報学研究科だったことや、研究内容もデータ分析寄りのことをしていたためある程度データ分析の素養が備わっていることがアピールできたと思う。

所属研究科、研究内容、長期インターン経験などデータ分析を駆使して何かやったことがある人たちが集まっていたように感じた。何か実績や経験をアピールできれば通過できると思う。

地銀の営業戦略提案グループワーク

4人グループに分かれて、地銀の営業実績データをもとにどういった戦略が提案できるかを考える。まずワーク内容を確認し、どういった点に気をつけながら提案を作って行くかアドバイスを社員の方からいただき、グループに分かれて話し合った。

機械学習を使わないデータ分析から、仮説をたてそれを提案に落とし込む論理構造を意識しながら顧客を納得させられるストーリーを立てるビジネス的な意識を持つことができた。

地銀の営業データをもとに新しい戦略を提案せよ

1日目にやったこと

ワーク内容の確認。グループに分かれてアイスブレイク。どんな感じで進めて行くかをすり合わせる。データの中身の基本的な特徴を共有。タイムスケジュールの設定。2日目開始までに各々がどんなことに取り組むべきかを確認。

2日目にやったこと

1日目の後半から2日目の開始にかけて各々が見つけた提案の糸口を出し合った。(自主的に時間外のワークを行った)　それらの情報をもとにどういった提案のストーリーが作れそうか、他にどのような情報を抽出できると嬉しいか、確認して役割を分けて取り組んだ。発表に向けてパワポの作成。

3日目にやったこと

全体発表に向けてパワポを仕上げ、発表した。社員の方からフィードバックをもらった。同じデータを使って提案を考えているのに、グループごとに提案内容に差があったことは面白いポイントだった。

デロイトアナリティクス現場社員

なし

グループには2人の社員がメンターとしてついてくれるので、数時間ごとに報告をする時間あった。ワークを進めながらこの方針で大丈夫か確認しながら進めることができた。こちらの疑問に対してはっきりとした答えを返すだけではなく、こちらに考える余地を残したアドバイスをしてくれるので何が大切なのかをこちらも意識しやすかった。

実質2日間で提案を考えてパワポまで作成するとなると日程的には結構きつい。そのため時間外にパワポを作成したりして大変だったが、個人的には3日間で開催してくれて参加しやすかったし、程よい負荷だったと感じた。参加学生ごとに意欲には差があったように思う。グループによっては特定の個人の負担が大きくなってしまう可能性がある。自分はデータの可視化や具体的なデータの特徴を見つけてくるなどを一人でやってしまった。

インターンのワークに慣れている人もいたり、数学に鬼つよの人もいたりして、いい刺激になった。

監査法人という名前なので監査業務しかやらないのかと思っていたが、そうではなくコンサル案件にデータ分析を駆使する専門部隊としてグループの案件に横断的に関わって行くことができるということがわかり、非常に興味が持てた。実際本選考においても高い志望順位で臨むことになったので、このインターンは有意義なものだったと思う。

理系学生であれば特に準備は必要ないと思った。自分でデータを加工したり可視化したい場合は、csv形式のデータからプロットできるくらいのコーディング力や可視化ツールが使えるようになっていると良いと思う。仮にそういったスキルがなくてもグループの中で誰かはできるはずなので心配しなくていいと思う。

社員の方と接する機会が多く、空気感等を感じることができた。自分の上司になっても働きやすそうだと感じることができる人たちばかりで、自分が働く姿もイメージすることができた。最終日は座談会もあり、社員の方と色々な話ができ、デロイトのいいところをたくさん話していただいた。

デロイトアナリティクスの重要視しているポイントや社員の方の雰囲気がわかっていたので、選考の中でそういったところにフィットさせた回答ができれば、内定まで行けるんではないかと思った。データ分析に関するスキルはそこまで高いものは要求されていないように感じたため、自分のスキルも十分なレベルだと感じることができたため。

デロイトアナリティクスがデロイトグループの案件にデータ分析専門集団として横断的に関わって行くことができる部隊であるという点に非常に魅力を感じた。ここに入れば色々な価値観を持った人と関わることになるだろうし、自分のビジネスマンとしてのスキルも人間としての価値観にも幅が持てるようになるいい環境だと感じた。

ぜひ本選考にもエントリーしてほしいと言われたため。実際本選考の面接においてインターンに参加していたことを話すと面接官の反応はかなり良かった。少し珍しいセグメントの職種なのでインターンに参加していないと具体的にデロイトアナリティクスの業務内容を理解できないと思うため、参加していない学生と比べて参加した学生は有利だと思う。

コンサル業界、証券業界、IT業界を見ていた。理系の院生という経歴・スキルが有利に働くであろう業界を見ていた。日系シンクタンク、4大証券、大手IT企業をメインに志望しており、情報学科の学生としてコーディングスキルやITスキル・数字に強い部分が生きる仕事がしたいと思っていた。仕事を通して自分に何かスキルが身につけられる点も重視していた。

有限責任監査法人という堅苦しい名前から、企業に対しても硬い印象を持っていたが、参加してみると社員の方はフランクな印象で、組織としても柔軟さに富んだ企業だという印象に変わった。志望業界等には変化はなかったが、このインターンを通して技術的な側面よりもビジネス的な側面を重視したいという思いが強くなったと感じる。