私は大学時代に自ら発足した心理支援プロジェクトの活動をがんばりました。元々リーダーシップがあることを強みだと認識していたため、不適応感なくチームの発展に貢献していましたが、活動の途中で、チームのタスクマネジメントや、各種の統制が取れなくなってきたことを問題と感じ、チームリーダーを集めてメンバーそれぞれの性格検査を行うことで、タスク配分の方向性を改めました。すると、コミュニケーション量もその内容である質も改善され、当初より3倍もの時間の速さでタスクが回されるようになりました。こうした経験より、自らの強みは、リーダーシップのみならず、現実検討能力を持ち物事や人を客観的に分析することで目標に向かっていけるところだと確認することができました。この活動に伴って感じた自らの弱みは、自分自身の弱みを見せたり、チーム内のメンバーを頼ったりできなかったところです。誰よりもチーム内の信頼や情熱を重視している私自身が、チームのメンバーを信じきれていなかったのかもしれないと振り返ることがあり、このような点は今後改善していきたいと気づいた自らの弱みだと自覚しております。
以降、掘り下げられる
>なぜ、心理支援を目指そうと思ったのですか。
私は、先に述べた大学時代の経験から、コンテンツを完成させイベントまで実現できクライエントさんに直接関わらさせていただくことができました。その際に心理支援職の奥深さや魅力に圧倒され、今現在はSCの仕事にも従事できております。今後も支援職は続けていきたいですし、心理色ならではの役割にとても重要性を感じています。
>SCでもいいのになぜLITALICOを選考されたのですか?
御社の掲げる、環境と個人が寄り添いあって障害を見立てるという理念に共感できたからです。同じ心理支援でも、SCと御社の心理支援職では、この考え方は全く違います。SCは学内での環境調整は少なからずとも可能ではございますが、広く社会に訴えていくことはほとんど不可能に近いです。そのため、マイナスな感情を抱いて来談された生徒を長い時間をかけて0点まで持っていく作業のローテーションです。このような自転車操業のような働き方ではなく、私は掛け算になるような心理支援がしていきたいと思いました。御社では先に述べたような理念の元、子供に対するアプローチのみならずその周囲にいる家族や環境、など広く社会に介入できる心理支援のビジョンが描けております。このような環境で私自身も役割を感じながら支援職に従事したいと思い、御社の選考に至りました。
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