【化学×繊維、身近な商材で感動】【20卒】アツギの夏インターン体験記（理系/総合職）No.5576（青山学院大学大学院/女性）（2019/4/18公開）

広く化学系の企業で参加できるインターンはないか探したところ、化学＋繊維でヒットして見つけて応募した。人々に身近な商材を扱っていることから理解しやすいのではと感じた。実際に仕事場の見学やワークを通じて理解を深めることができればと思い参加を決意した。

エントリーシートに加えグループワークの内容を事前課題としてやる必要があったので、会社HPを見たり自分なりに市場調査したりした。またどんな事業を行っているかや取扱製品など基本事項の把握は必ず行った。

お客様目線のひと工夫

1日目にやったこと

自己紹介、業界及び会社概要の説明、自社製品が並べられている展示会場の見学、先輩社員と社員食堂にてランチ、グループワーク、発表とそのフィードバック、品質管理部の見学

人事部長1人と一般社員2人

なし

ワークの最初にリーダーや書記などを決める際、積極的に配薬して欲しい。何かについて発表するときは相手に分かりやすい説明と発表を心掛けてほしい。そのために表情や声のトーンを工夫すると良い。

グループワークは、短い時間の中で全員の方向性や考えをまとめていくのが大変だった。
女性が多い分、普段の使い心地や販路など考えやすいかと思ったが逆に視点が狭まってしまい、さらに男性がいたにもかかわらず、あまりフォローすることができなかった。

グループワークのテーマに対して、他の人はどんなことを考えているのかを知れたのは視野が広がって勉強になったと思う。また、展示会場や品質管理部の見学などは一般の人であればほとんどできない経験であるため、作り手の想いや実際に世に出回るまでにあらゆる試験をクリアしているのだということを知れたのは良かった。

自分なりに市場調査をしたつもりだったが、もっと小売店やスーパーなどに足を運び、ワークに活かせるようにすればよかった。

化学系の知識をどのように活かせるのかがインターンシップでは伝わってこなかった。研究部門のところが見学できなかったからだろうとは思うが、もう少しその部分の説明があっても良かったとは思う。また、実際の業務に携われたわけではないというのも大きいと思う。

この企業で働いているイメージが付かなかったということは一番大きいと思う。そのため、具体的な志望動機やこの会社でやってみたいことを聞かれたとしても、ESや面接などの選考においてうまく話せないと思った。あとは繊維系の知識は皆無なので、知識を有している人よりは劣ると思った。

志望度が下がった理由はインターンシップの参加というよりその後のフォロー（先輩社員との懇談会、3daysインターンシップへの勧誘）にある。3daysインターンシップの誘いが改めてメールで連絡されたとき、講義が重なるため参加できない旨を伝えたら、「これに参加しないと早期選考には参加できませんがよろしいですか？」という旨の連絡を受けた。わざわざ行ってくる必要はないのになと感じた。

この1dayインターンシップだけでは必ずしも有利になるとは限らない。前述したとおり、1月の3daysインターンシップにも参加した人だけが早期選考に参加できるということは把握しているが、その場も必ずしも有利に働くわけではないと思う。

広く化学系業界でメーカー、さらには研究開発職に就けたらいいなと考えていた。企業が扱っている商材に関する研究は行っていなくとも、化学の基礎知識があり関心が高ければ積極的に挑戦しようという気持ちだった。また、軸として「自分のした仕事や携わったものが世の中に出回り、特定の人ではなく多くの人々に貢献している実感を得たい」と思っていたので、そういう視点でも見ていた。

初めてのインターンシップ参加ということもあり、世の中にはどういう企業があるのかということや、企業の見方などが分かった。この企業が扱う商材は主に女性向けが多いこともあり、自分の就活軸にはそぐわないと感じた。また、この企業は総合職としての採用を行っており、研究開発に携わりたいと思っている私にとっては少し違うのかもしれないと思ったこともある。