- Q. 志望動機
- A.
アークレイ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒アークレイ株式会社のレポート
公開日:2020年10月15日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 研究開発
投稿者
選考フロー
企業研究
インターンに参加し、企業理念・シェアの高い事業・力を入れている点・競合他社などの基本的な情報を集めた。また、インターンでは現場社員との座談会もあり、そこでは自分の希望する部署の現場社員から率直なインプレッションを頂いた。インターネットでも企業の情報は多く出てくるが、やはり1dayでも構わないのでインターンに参加すべきだと思う。尿や血液の検査機器を扱っている競合他社としては、シスメックスが代表的であるが、アークレイとシスメックスとの差別化を自分の中でしておかないと、面接で詰められた時に困ってしまうかもしれない。また、この二社は競合他社でありながら、新製品の開発を共同で進めていたことがあり、私は「過去にシスメックスと共同で開発したことがあるとお聞きしましたが、競合他社との提携は新たな技術の開発や効率面においてメリットがある一方で、競争を抑制してしまう一面もあると思います。実際に競合他社と業務提携してみてどのようなメリット・デメリットがありましたか?」?という旨の質問をしたが、この質問には面接官の方も楽しそうに答えてくださり、非常に食いつきがよかったので、逆質問の参考にしてもいいかもしれない。
内定後に自分がどのような面から評価されていたかを人事に聞く機会があったが、趣味でメカ弄りをしながら大学では情報工学について学んでおり、メカ・ソフトの両方に明るい点が機器の開発において強みである点と、過去の勉学への取り組み方やアルバイトでの体験から真面目な人柄であるという点が評価されたと聞いた。
教育体制は充実しているため、能力は勿論あるに越したことはないが、人柄を表すエピソードを話してみるといいかもしれない。
志望動機
私がアークレイを志望した理由は、モノづくりを通して健康と安心が身近に得られる社会作りに貢献したいと考えたからです。私の祖父は日常的に血圧管理をしており、それによって心筋梗塞で命を落とさずに済んだという事例がありました。私はその経験から日常的な健康管理や予防医療の重要性を学びました。また、アークレイは病気を治すためではなく病を予防するための予防医療に力を入れており、その点は日常的な健康管理によって健やかな社会を実現したいという私の就職活動の軸と一致していました。また、企業理念は「不撓不屈」で、チャレンジ精神とそこから来る手先の器用さが強みの私にはピッタリの企業であるとも考えました。
アークレイは非上場企業であるため、声を上げればチャレンジさせてもらえる環境があるというのも魅力の一つでした。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2020年02月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2020年02月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 12年目の開発社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
やはり、ソフトとメカの両方に知識が明るかった点が評価されたように思う。また、ゆっくり落ち着いて話すことができた点は評価された。
面接の雰囲気
web面接だったためあまり印象はつかめなかったが、圧迫感は感じなかった。雑談などは無く、面接が始まるとまず自己紹介され、そこからは30分ほど質問が続き、残り20分は逆質問の時間だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
強みを教えてください
私の強みは手先の器用さです。私は複雑な折り紙が得意で、幼少期から折り紙を始め、今では制作工程を全て自分で考えて作品を創作できるようになりました。しかし、私が私自身で思う手先の器用さとは、あらゆることに挑戦し、それらをこなせるようになるという事であり、それこそが私の最大の強みであると考えています。例えば、大学では情報工学について学び、プログラミングやデータベース・ネットワークについて知識を深めましたが、趣味ではバイク弄りをしており、ほぼ全ての整備を自分の手で行ってきました。この、情報系の知識とメカに対する知識の両方を持ち合わせているという点は、チームで開発を行う御社で機器の開発をする上で強みになると思います。
バイク弄りをしているとのことですが、具体的にはどのようなことをしましたか
基本的なオイル交換から、ブレーキ周りやエンジンのオーバーホールなども行いました。また、外装を塗装することもできるようなりました。ブレーキは命に係わるパーツであるため、特に慎重になって作業しました。具体的には、各ボルトのトルク管理は信用できるメーカーのトルクレンチを用いて正確に締め付け、ブレーキフルードの交換時はエアを噛まないよう念入りにエア抜きを行いました。最初は命に関わるパーツの整備を素人である自分の手で行うことに対して緊張や恐れもありましたが、上手くできた時の達成感は並の物ではなく、一つ一つの作業ができるようになる度に、挑戦し、試行錯誤を繰り返して技術を自分のものにする楽しさを学ぶことができました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
webテストの種類はSCOAだと事前に聞かされていたため、SCOAの問題集を用いて対策した。
また、一次面接後に性格診断のみの適性検査もあった。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
WEBテスト対策で行ったこと
ソフト系の専門試験だったが、選考の合否には関係なく、実力を測るためのものだったので対策はしなかった。webではなくオフィスに赴いて受験した。
WEBテストの内容・科目
コンピュータに関する知識・プログラミング
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 開発の部長・総務
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
企業研究の欄で記述した逆質問に関してはかなり食いつきが良く、企業に対する理解があるとアピールできたと思う
面接の雰囲気
一次面接よりも年配の二人が面接官だった。威圧感は無かった。web面接であったためあまり詳しい印象はつかめなかった。
最終面接で聞かれた質問と回答
仲のいい友人といるときの自分の立場
「周りとは違う事を言う人」です。周りと違う意見を言い、輪を乱すという意味ではなく、話し合いや議論になり、ある程度結論に近いものがまとまった時、その結論の弱点や穴を突く形で意見し、最終的な結論を導く、もしくは裏を固めるという立場です。勿論、それまで積み上げてきた意見を一蹴してしまうこともあるため、議論がなかなか固まらなかったり、雰囲気が悪くなってしまうこともありますが、最終的には「お前が意見してくれて助かった」と仲間には言われるので、必要な立場であると思いました。御社では開発を行う際にはソフト・メカ・電子の3分野でチームを組んで開発するとお聞きしています。そのような際に、自分の力で意見をまとめることができれば良いなと考えています。
実際にプログラミングでソフトの開発をしたエピソードを教えてください
私は高校時代ゲームを制作する同好会に所属していました。入部した当時は、ゲームと言ってもシンプルな2Dのフラッシュゲームを制作するのみの活動内容でしたが、私が卒業する年の文化祭では、出し物として同好会では初めての3DCGを用いたゲームを制作しました。学校に据え置いてある、低スペックのPCでも快適に動作させることができるように、なるべく質を守りながらも簡単な作りのゲームにすることは、通常通りにゲームを制作するよりも難しく、文化祭前の2週間で仕上げるには苦労しましたが、結果として好評を得たため、入部者の増加に貢献することができました。部員が増えたことにより同好会から正式な部活動として認められることにも貢献でき、大変うれしく思っています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
社員との座談会の機会が2回用意され、その上で内定を承諾するか決めさせてくれた。内定承諾を急かされるようなことは無かった。
内定に必要なことは何だと思うか
企業と競合他社について理解を深めておくことが大切だと思った。また、教育の体制はしっかりしているため、面接ではより人柄を見られることになると思うため、自己分析をしっかりして人柄をアピールすることができるエピソードは準備しておくべきである。
面接は圧迫では無いが一回の時間が長いため、深堀りされがちになる。何を聞かれても詰まらずに堂々と答えられるようにしておいた方が良いと思う。
面接は2回だが、webテストもあるため問題集や参考書を使って対策しておくと良い。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の就活の軸にどれだけ合っているかが重要であると思う。どれだけ綺麗に言葉を並べても、「他の企業でよくないか」と思われてしまうと落とされてしまうかもしれない。自己分析がどれだけできているかが分かれ目だと思う。また、最終面接では逆質問に気を使うべきである。最終面接でしか聞けないような質問を考えていくべき。
内定したからこそ分かる選考の注意点
一回の面接時間が長いのが特徴だと思う。圧迫では無いが深堀りはされるため対策は必要。通常は最終面接となれば合格率が高くなるが、この企業は一次面接も二次面接も同じ時間で、どちらも深堀りされ、最終面接といえど油断はできない。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定後に人事との簡単な座談会、現場社員との座談会があり、ざっくばらんに話を聞くことができた。
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アークレイの 会社情報
会社名 | アークレイ株式会社 |
---|---|
フリガナ | アークレイ |
設立日 | 1960年6月 |
従業員数 | 2,730人 |
売上高 | 563億円 |
決算月 | 10月 |
代表者 | 八尾行俊 |
本社所在地 | 〒601-8045 京都府京都市南区東九条西明田町57番地 |
電話番号 | 050-5830-1000 |
URL | https://www.arkray.co.jp/japanese/index.html |