私が当時留学した目的は、厳しい環境にあえて身を放り投げることで自身の実力を試すことでした。遊びになりがちな語学学校へはあえて入学せず、国際貿易の専門学校を選択したのはそのためです。専門用語が飛び交う授業と、英語に堪能かつ社会経験も豊富なクラスメートを前に心が折れかけたことは何度もあります。 しかし自身について顧みると、ハイレベルな環境に身を置いてる立場として本当に限界まで取り組んでいると言えるのかというとそうではないことを自覚し、生活リズムを律することを徹底しました。 例えば、1.睡眠時間は毎日3時間ほど。2.集中力は低下するので環境を適宜変えて勉強の質を維持すること。3.食事はタンパク質と炭水化物を中心に自炊すること。4.分からない事を先生に細かく質問すること。5.時には図書館で勉強会を開いてコミュニケーションを図りながら学習すること など1日の全てを学習を中心に回していきました。 その結果、なんとか8つのすべてのコースに合格することが出来ました。全力で走り切った達成感は忘れられません。 「現状の実力だけで悲観し、自分の足を止めないこと」。「足りないものを掴むためにゴールから逆算して計画を立て、ひたむきに努力し続けること」この2点を徹底すれば成功できると自信を持てたことが最大の学びです。とにかく嘘偽ることなくありのままの自分を伝えることに注力した方がよい。時間はあまり気にすることはない。精一杯のアピールをすべき。
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