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【温度応答性の二酸化炭素分離膜】【20卒】 豊田中央研究所 総合職の通過ES(エントリーシート) No.27868(福井大学大学院/男性)(2019/7/25公開)

株式会社豊田中央研究所の本選考における、エントリーシートで出題された設問とそれに対する先輩の実際の回答を公開しています。ぜひ、卒年や職種による設問の違いや傾向を確認して、先輩の回答を選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

※ 参考になったボタンは、1度押すと変更できません。

公開日:2019年7月25日

20卒 本選考ES

総合職
20卒 | 福井大学大学院 | 男性

Q.
1現在取り組んでる研究テーマの要旨 2その中であなた自身が提案したことや、工夫したこと努力したこと

A.
1「温度応答性を有する二酸化炭素分離膜の合成」を研究しています。背景として地球温暖化の原因であるため分離回収が求められるからです。二酸化炭素分離膜とは二酸化炭素のみを通し、空気中からを分ける膜です。その膜の材料に用いる物質がポリEOVEです。なぜなら二酸化炭素を優先的に通す性質をもつからです。さらにポリEOVEは温度変化により二酸化炭素との親和を変えられます。つまりこれを膜にすれば、温度制御によって二酸化炭素の通りやすさを切り替えることができる有用な二酸化炭素分離膜となります。 2原料の精製方法の確立です。ポリEOVEの原料であるEOVE(液体)はアルコールと大変なじみやすいです。分離するには両者の混合物を一度蒸発させ、後で再び液化させることでの沸点の違いを利用し分離します(蒸留)。しかし一般的な蒸留方法では両者の高い親和性のため同じタイミングで蒸発してしまい完全に分けきることは不可能でした。そのためまず作業工程を見直すと混合物への熱のかけ方に問題があるのではないかと考えました。そこで沸点まで一気に加熱するのではなく徐々に加熱しきれいにEOVEを精製することができました。 続きを読む

Q.
これまで自身を成長させるために目標を持って取り組んだこと

A.
私は院試成績一位になり一年間学費半額免除を受けることを目標に卒業研究と両立をしつつ院試の勉強を行いました。その限られた時間の中で効率的に点数を伸ばすためには得意な教科を伸ばすよりも苦手な教科を克服することが重要だと考えました。従って私は熱力学から取り掛かりました。自分が重要だと考える公式やその導出方法をプリントにまとめて隙間時間にとにかく目を通し熱力学に触れる時間を他の教科よりも長くしました。その結果院試を受ける頃には熱力学は1、2を争う私の得意科目となり無事院試一位を獲得することができました。 続きを読む

Q.
チームの目標達成のために、あなた自身がチームに貢献をした経験があれば、その内容についてご記入ください

A.
アルバイトのかけっこ教室で担当した小学二年生の彼は体を動かすことが嫌いで、特にかけっこが私のスキップの速さに負けてしまうほど苦手でした。まず運動を好きになってもらうため私はしゃがんでできるだけ彼と同じ目線で話しかけ、積極的に会話をしながら体を動かしました。次に私は彼の走るフォームを観察し腕ふりと足の回転が噛み合っていないことに気付きました。そこでスキップなど全身を動かしてリズムを取る練習を行い、走るテンポと正しい全身の動かし方を覚えさせました。すると一か月後50m走のタイムが3秒速くなりました。 続きを読む

Q.
あなたの強みと、それを当社でどのように活かしたいかご記入ください

A.
私の強みは掲げた目標を達成するために行動し続ける実現力です。なぜなら私は学会発表のために高分子の物性データを期日までに挙げなければならないときに蒸留がうまくいかず高分子のもととなる材料を揃えられずにいました。しかし焦る気持ちを抑え実験のプロセスを冷静に分析することで打開策を見出し期日中に物性データを得られました。貴社に入社したらとにかく研究をして大学院で培ってきた課題に直面した時に突破口を探る洞察力やそれに対処する姿勢が果たしてどこまで通用するのか挑戦し、企業における研究開発を学びたいです。 続きを読む

Q.
当社志望の理由は何ですか?あなたが将来、当社で実現したいことを交えて、ご記入ください

A.
大学の研究実験で私は何度もトライ&エラーを経験しました。その都度原因を洗い出し、成功に近づいていく経験しました。そして良いデータが出た時の成功体験は何にもかえられない喜びでありそこに研究の面白さがあると学びました。私はこのように一つの目標に向かって様々なプロセスを模索し実践していく研究職にあこがれを抱きました。ですから私は貴社に入社し私の研究テーマでもある二酸化炭素分離技術に携わりたいです。そしてまず分離技術の分野の知識を蓄え将来は開発チームを率いて世界に普及するようなシステムを開発したいです。 続きを読む
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豊田中央研究所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社豊田中央研究所
フリガナ トヨタチュウオウケンキュウショ
設立日 1960年11月
資本金 30億円
従業員数 921人
売上高 218億8500万円
決算月 3月
代表者 志満津孝
本社所在地 〒480-1118 愛知県長久手市横道41番地の1
電話番号 0561-63-4300
URL https://www.tytlabs.co.jp/
NOKIZAL ID: 1494853

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