【学生の人数】1人【面接官の人数】4人【面接官の肩書】幹部一人、人事部の方々三人【面接の雰囲気】和やかでした。しかし、幹部の方が意外なとこを深堀してくるので答えるのに少し大変でした。誰か一人が質問してくると後の人たちもちゃんと聞いているのか不安になることはありました。【学生時代に頑張ったことは?】高校三年生の時に所属していた新体操部で団体戦に参加したことです。実の所、私の入部のきっかけは文化祭での部のステージ発表に出ることでした。その上、団体戦は一人のミスが全体に広がり、仲間に迷惑をかける可能性がありました。その為、出場には消極的でした。しかし、周りからの後押しがあり、団体戦への出場に挑戦することに決めました。 ただ、一度部活を離れていた時期があったため、仲間との実力差を埋める必要がありました。私はその差を埋めるべく練習をより強化しました。部活が休みの日は、ランニングや柔軟をして体づくりをしました。それ以外にも新体操は手具という、手に持つ器具を使って演技しなければなりません。なので、部活ではその手具操作の練習を、重視しました。結果として、団体戦の競技時間である、二分半を踊り続けられるほどに体力をつけることができ、柔軟では180度開脚ができるようになりました。特に、手具に関してはメンバーの前でお手本を見せられるほどに上達しました。功を奏して団体戦において大切な「足並みを揃える」ことができるようになりました。技術面の向上だけでなく、精神面においての成長もありました。団体戦特有の結束力や協調性、他人を取り巻く自分の責任、まずやってみよう!という挑戦力を思いがけず学びました。それから一番得たことは苦手を克服したことでした。私の苦手は「すぐつらいことから逃げる」ことでした。一度部活を辞めたのは厳しいトレーニングや人間関係のしがらみに耐えられなかったからです。ただ、今は、逃げたくなった時に「続けるからこそ得るものがある」と考えることで、思い留まることができると知りました。団体戦出場でつらい練習に耐えることが出来ず、よく考えもせず辞めた私は“逃げない”ことを学びました。 この挑戦で得た学びは、これからの社会人生活に活かしていきたいです。【自分の強みを教えて下さい。】私の長所は、人のために動くことができる所です。中でも、私が企画や制作に携わったもので周りの人が楽しんでくれることが一番の喜びであり、最も長所を発揮できると考えています。この長所に気づくことができたのは、所属していた新体操部で文化祭のステージを企画した時のことです。私は、新体操のステージの選曲と振り付けを担当しました。例年はバラード曲で始まっていたオープニングを「自分たちらしさ」である「カッコよさ」を全面に押し出すことにこだわり、活気ある曲と踊りに変えました。当時、在籍していた部員には、柔軟性の高いメンバーやダイナミックな動きが得意なメンバーが多いことに気づき、それぞれのソロパートを設けてステージの見栄えを重視しました。より一層観客を楽しませるには、と考え、他の舞台を参考に観客席からステージに踊りながら移動する演出を取り入れました。結果として、幕開けで激しい動きの魅力を発揮する狙いが当たり、所々仕掛けた演出で、観客を大いに沸かせました。ステージ後、人を楽しませる大変さと同時に楽しさを感じることができました。私は、「自分のオリジナリティである斬新な発想や構成力を駆使して、観る人の心を動かす」ことに重きを置いています。人に楽しんでもらうことに力を発揮することができるのは、誰にも負けない私の長所です。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】全体的な面接を通して、冷静な雰囲気を装うようにしていました。あらゆるトラブルに冷静な対処ができるような印象を与えたかったからです。最後にアピールすることを問われて、会社に入りたいという気持ちを全面に押し出すよう意識してアピールしました。
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