【ゲーム愛が試される】【23卒】任天堂販売の冬インターン体験記（文系/1dayワークショップ）No.26545（非公開/男性）（2022/5/31公開）

エンタメ・ゲーム業界に興味を持っており、就活支援団体の合同説明会で話を聞いたことがきっかけ。その後セミナーに参加し、任天堂というネームバリューと、セールスという文系でも活躍できそうな業種であったため、インターンに参加した。

エントリーシートにて、実際に任天堂の特定のゲームソフトについての考えを述べる場面があった。私はもとから任天堂のファンであったため、自身の経験や、周囲の声をもとに実体験を織り交ぜて記入し、本当にゲームのことを考えていると伝わる内容を心掛けた。

ゲームに対しての考え方や、思いである。他の業界では、扱っている商品に思い入れがなくてもよいということが多いが、任天堂販売に関しては実際にプレイ体験やその人の考えを問われるため、ゲーム愛、特に任天堂のゲームに対するそれが重視されると思う。

提案型グループワーク
テーマは、年末年始商戦におけるソフトの販売先と販促方法を考えよう

グループごとに総合電機店か大型スーパーかをわりふられ、４つある中から特定のソフトを選び、グループで販促方法とターゲットを選定するというものであった。ワーク終了後、発表を行い、その後社員さんから実例紹介とフィードバックをいただけるというものであった。

ゲームソフトの販売代理店において、購買行動につながるためにどのような工夫がなされているのかを知れた。

グループワーク：年末年始商戦におけるソフトの販売先と販促方法を考えよう

1日目にやったこと

会社概要と業務内容の説明会があった。
その後グループワークのためにグループに割り振られ、ディスカッションをした。
事前学習で特定のゲームについての自身の考えを準備しているため、その内容をそれぞれ共有したのちに、テーマの解決に向けて話し合った。
終了後は発表とフィードバックを行った。

人事

なし

社員さんは人事の方であるが、グループワークのフィードバック役として営業の社員さんが来ており、ワーク終了後にフィードバックをくれた。実際のお仕事の経験を交えてお話をしてくれた。

グループワークを有意義にするための事前準備ワークが大変であった。というのは、特定のゲームに対して自身が思うターゲットや効果的な販売方法を数百字で述べるというものであり、提出が必要であったからだ。自分のプレイしたことないゲームについても書く必要があるため、自分なりにネット等でリサーチして、消費者視点に立てるよう心掛けた。

学生とは、グループワークでディスカッションをした以外にかかわりはなかった。それぞれの人がゲームに対して異なる考えを持っており、ターゲットの違いや販売方法の気づきなどが多かった。

任天堂の姿勢として、ゲームに対してネガティブな考えを持つ方々へのアプローチが課題である、ということを知れたのが大きかった。知名度こそあるものの、お客様の購買行動の一部に入り込めるかはお客様次第であるため、販売の場でどのように施策を打つのかが大切であると学べたのは、このインターンだからこそだと思う。

任天堂販売だけでなく、他社の企業研究を行い、どういった販促方法を実践しているのか調べるべきであったと思う。

業務のほとんどがセールスであり、文系の自分にも技術的な部分を必要としない想像しやすい職種であったため、想像にたやすかった。またtoCのゲームということもあり、販売されている場やワークの舞台も電気屋であったため、イメージがしっかりつかめたと感じている。

周囲の学生のレベルという点では、自分も負けず劣らずであると感じたから。知名度はあまりない企業であるため、エントリーする学生の母集団は多くないと感じ、その意味でも内定へと続きやすいと感じた。またゲームに対する情熱という面でも、自分に絶対的な自信があり、ワークでも活躍できたこともある。

任天堂販売という企業名だけでは、業務内容や親会社の任天堂との違いが判らなかったが、インターンを通じて実際に働く姿をしっかりとつかめただけでなく、企業の全体像をスッキリとつかみ取ることができたため、志望度が上がった。また自分のゲームに対する情熱をぶつけられる環境であるとも感じた。

先に述べた通り、インターン参加者のみに優遇が入るというわけでもなく、社員訪問の場や座談会といったイベントも開催されていなかったため、本選考で有利に働くと感じることはなかった。

鉄道、高速道路等の交通インフラ業界、またゲーム業界として、任天堂販売やセガ等を見ていた。前者は、社会課題や地方創生に携わりたいという思いから志望していた。後者については、志望していたのは一時的だが、ToCで日常生活や娯楽といった、感情が揺れ動く瞬間に価値提供をしたいと考え、志望していた。自身がゲーム好きだったというのもある。

ゲーム業界ということもあり、社員の雰囲気として柔軟でワイワイしており、遊び心があるイメージがあった。しかし実際は、仕事に真摯に取り組んでおり、販売代理店等との折衝が非常に大切であるため、真面目な印象がとても大きかった。
その後の志望度の変化として、自分の好きなゲームがお客様に届くプロセスを支えられることにやりがいを感じたため、ToCの業界を見る傾向が増えた。