【倉庫業界の魅力を体験】【23卒】三菱倉庫の冬インターン体験記（文系/1DAY仕事体験）No.26828（非公開/男性）（2022/5/31公開）

就活を始めてすぐのころは物流業界を見ており、３PLの担い手企業ばかり見ていたが、倉庫や多方面の物流、しかも財閥の影響力を持っている倉庫業界について興味を持ったため、業界理解と仕事体験ができるインターンに志望した。

三菱倉庫は大きく分けて4つの事業を行っており、それぞれに特色があるので、統合報告書や説明会動画を見たうえでどの事業に興味があるか、自分なりに述べれるように工夫した。

ESが非常にシンプル（志望動機を聞かれるのみ）のため、興味のある事業領域をしっかりと述べた。

倉庫事業体験ワークショップ

最初に会社概要説明と、各事業の細かな説明があった。社員紹介もあった。
その後倉庫事業の個人ワークを行った。最後に答え合わせと事例紹介をして、質問時間を設けて終了した。

倉庫事業の、非現業としての仕事内容

倉庫事業の1DAY仕事体験

1日目にやったこと

会社と事業説明をまず行った。事前説明会があったが、それよりも事例に近い部分で紹介をしてもらった。また事業内容と、実際の社員の一日の紹介等もあった。
次に倉庫事業の個人ワークを行い、最後に答え合わせがあった。

なし

社員の方々は事業や個人ワークの説明があっただけで、相互で関りがあったのは最後の質問時間だけであった。しかし質問に関しても特になかったので、結局のところあまり交流はなかったと言える。

自分一人でワークを進めなければならないので、事前に印刷した資料をしっかりと読み込み、個人ワークを有意義なものとできるように意識した。
個人ワークの配分時間に余裕がなかったため、集中力を切らさないよう気を付けて、最後までやりきることを意識した。

個人ワークであったので、ほかの学生との関わりはなかった。質問時間に少し他者の意見を聞くことができた。

倉庫事業において、倉庫という三菱倉庫の財産かつ限られた土地を、いかに効率よく活用できるかが求められる業務を経験できたのは、非常に有意義であると感じた。そのほかのインターンでは経験することができない、実際の業務に近い内容だったので、どういった事業に興味があるのか、真剣に考える糧となった。

私は国際物流や港湾事業に興味があったため、その方面ばかり調べていた。倉庫事業は三菱倉庫で誰もが経験する登竜門なので、倉庫事業に関してももう少し研究しておくべきだったと感じている。

新卒社員はまず倉庫事業に従事するのだが、その事業内容の仕事体験を個人で実際に経験できる内容であったので、その意味ではどのインターンよりも働く姿を想像できる内容であったと感じている。
また会社説明時に、理念や社員に求めるマインドのようなところも説明してくれたので、この点も働くうえでの捉え方として意味のあるものだと思った。

社風や求める人物像という部分で、リーダーシップや協調性を求めていると知った。また三菱財閥系ということで、理念の部分でのマッチ度を強く求めていた。パーソナルな部分で、自己PRや自身の強みと重なる部分が少ないと思ったので、内定は難しいと感じた。その上、高学歴層が多かったため、学生のレベルという点でも難易度が高いと思った。

私は特定の事業（国際物流事業・港湾事業）のみに興味があり、企業研究もそこしか調べていなかった。しかし、倉庫事業やそのほかの事業についても、新卒として働いていく上では理解を深める必要があり、覚悟もしなければならないとのことであったので、別の事業でモチベーションを保てると考えられなかった自分には適性がないと感じた

倉庫事業を実際に体験できる個人ワークで、企業理解や事業理解が深まるという点を考慮すれば、長い目で見れば有利になると思った。
しかし個人的な社員訪問やイベントなどの優遇はなかったため、他の企業のように露骨に優遇があるとは感じなかった。

物流業界、中でも陸運はずっと見ていた。しかし物流の担い手や、３PLの企業が多かった。（JR貨物、鈴与、日立物流さん等）当たり前を支えるという軸が転じて、鉄道や高速道路、エネルギー業界等も見ていた。
インターン後には、倉庫や物流の志望度は薄れ始め、インフラ業界志望へと移っていった。地域活性化を軸に志望を練っていった。

堅い社風をイメージしており、説明会でもその空気を感じた。しかし、その根底にあるのは財閥系の確かな信頼を失わないための気迫というものがあると感じ、社会の信頼に確かに応えていく三菱倉庫の社員の方々が頼もしく見えた。
また物流事業は、景気に左右されるだけでなく、ビジネスパートナーの都合で振り回されることが多いため、それにこたえるために責任感の強い社員さんが多いと感じた。