【柔らかな指導で成長】【22卒】ジューテックの冬インターン体験記（文系/総合職）No.15731（東京都立大学/男性）（2021/6/19公開）

リアライブという会社が主催している、JOBTRAという就活イベントに参加していた企業だったので京見を持った。イベント後にスカウトされ、インターンシップの参加だけでもしてみようと考えるようになった。主な要因は社員の方が話しやすかったからだ。

イベントでスカウトされるためにしていたことは俯瞰的な思考と行動だ。イベント内でも企業側は学生を審査しているので、その都度、グループ内の役割での適切な行動が求められる。

模擬的に営業活動を行うことで、売り上げを競う形式

顧客情報が開示され、どのタイミングでどの顧客にアプローチをかけるかを決め、顧客に家を売っていく。

顧客に対してのアプローチの掛け方。

複数の顧客に家を売り、その売上高を他グループより多くせよ。

1日目にやったこと

企業説明が冒頭にあり、その後ワークの方法についての説明がなされた。実際にワークを行った後、そこで扱われた考え方がどのように企業の営業に結びつくかのフィードバックが行われた。

なし

インターンシップで関わった社員は物腰が柔らかく、物事を優しく教えてくれたのが印象的だった。実際の営業がどういったものかを自分の経験を交えて話してくれたのが印象的だった。

インターンシップのワーク自体に大変なことは特になかった。一方で、面接などで精査されていたわけではなかったので、参加している人たちのモチベーションであったり、コミュニケーションスキルの乖離には少し頭を悩ませる部分があった。自分の頭で答えを導き出そうとせず、他人任せの人が何人かいた。

やる気の大してない人がいたりして目立っていた。逆にやる気のある人はワークを進行させる役を一身に背負っていたため、負担が大きいように感じられた。

ジューテックは住宅資材の専門商社という認識は間違っていなかったが、その事業として出来ることの幅は思ったより広いモノだったので、正直もっと知りたいなとも思った。実際の営業の人に何が働く上で大切か聞いたりすることが出来たので、自分の知見が少し広がった。

特に専門的な知識は必要ないが、人として誠意を持った行動とは何か、これが問われているワークだった。営業活動を行う上で、相手との信頼関係の構築は欠かせない。それを分からせるためのワークだった。

今回のジューテックのインターンは学生同士が議論し合いつつ、営業マンとしてどのような行動を取っていくか考えて実行するワークであると同時に、与えられた情報に対して相手の気持ちをワーク上で推し量ろうとするための仕掛けがいくつかなされていた。これらをやったからと言って、働くイメージは特段わきはしなかった。

実際に参加している人の意欲の違いや、思考の深さを体験すると、そんなに敷居は高くないように感じたから。だからと言って自分が優秀なわけではないが、しっかりと対策さえすれば、十分に内定を獲得できるような雰囲気ではあった。加えて社員の人も圧迫面接を行うような人はいなさそうだったからだ。

インターンシップによって志望度が上がった理由は主に出会えた社員の人柄にある。正直に言うと会社の規模的にはそこまで魅力に感じるものは無かったが、売る商品に対する圧倒的な自信や、そこにかける思いにかなり熱いモノを感じたので、一緒に働けると楽しいのだろうなと感じた。

参加したからと言って、何か特別な判断がなされるとは思えなかった。採用担当者との信頼関係を作ることが出来たという面ではインターンシップに参加する価値があったと思ったが、それ以上の効果はないと思う。

インターンシップに参加する前は特に業界を絞って企業を受けることはしなかったが、ジューテックのインターンを受けるにあたって、人の生活をより良くしたいと思うようになり、衣・食・住の会社を中心にみるように切り替わった。中でも、住に関して取り扱う会社は思ったよりも少なく、世の中に与えられる影響は大きいのではないかと思った。

初めて住宅業界の企業のインターンシップに参加し、人がいる空間をデザインする面白さやその大切さを学ぶことが出来た。それによって自分の中の視野が広がり、家具・インテリアを取り扱う企業に入るのも面白いと思えた。これを機にシェア50％を誇るニトリの選考に進むことを決め、そこで内定をもらうことが出来た。従ってこの企業のインターンがなければニトリで内定をもらうこともなかったと思う。