【未来の大学職員への一歩】【22卒】学校法人法政大学の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16298（専修大学/女性）（2021/7/8公開）

大学のキャリアセンターを訪れ、このような仕事をする人はどのようにして入社したのか調べたことがきっかけで、大学職員という仕事があることを知りました。そして、中でも有名な法政大学のインターンがあることを知り、学生側から見えないどのような仕事があるのか知りたいと思いました。教育に関わるアルバイトをしていたので、大学職員として何かできることがあるのか学ぶ機会にしようと考えていました。

選考は特になく、抽選であったので、選考に受かるために何か工夫したことや対策したことなどはありません。

エントリーシートもなく、抽選であったので、選考で重視されたことはないと思います。

体験ワーク〜これからのオープンキャンパスについて考えよう〜

9時〜9時半　業界セミナー〜大学職員の仕事とは〜→9時半〜11時半　体験ワーク〜これからのオープンキャンパスについて考えよう〜→11時半〜12時　先輩職員との座談会

学校法人業界の過去と未来、大学職員の働き方

業界研究セミナー

1日目にやったこと

9時〜9時半　業界セミナー〜大学職員の仕事とは〜→9時半〜11時半　体験ワーク〜これからのオープンキャンパスについて考えよう〜→11時半〜12時　先輩職員との座談会を行いました。業界セミナーは講義形式で行い、業界の情報や法政大学の情報を教えていただきました。体験ワークでは、新しいオープンキャンパスをグループで企画し、発表します。座談会では、グループワークを指導してくださった方に質問をすることができました。

人事部、若手職員

なし

グループワークと座談会で職員1名と交流がありました。「学生と触れ合える、学生と接することを楽しみに大学職員を目指す人が多いが、実際は学生と直接関わる仕事は全体の2割で、学生と直接関わらない仕事が圧倒的に多い。このような中で、どのようにやりがいを見出すことができるか、何をやりたいか、具体的にアピールできる人が大学職員に向いている」とおっしゃっていたことが印象に残りました。やはり、学生にとって身近な窓口対応だけが仕事ではなく、他に多くの仕事があることがわかりました。

事前課題がありそれに基づいて、グループワークを進めていくのですが、多様な意見がある中で、一つに絞るのか、それとも全てを少しずつ取り入れていくことがいいのかという点で苦労しました。また、オープンキャンパスを考えるというテーマに対して、具体的に考えている人ではなく、こういうものを取り入れたほうがいいなど、抽象的な意見が多く、実際に実施できるまで考えることは難しかったです。ワークの時間は長かったので、十分に話し合うことができました。

グループワークで3名の学生と交流がありました。あまり積極性があったり、主体性のある方々ではなかったですが、周りを見て、協調性がとてもある方々でした。院生と一緒のグループワークが初めてであったので、少し緊張しましたが、対等な立場で、わからないことを互いに質問しあったりする姿勢が大切だと学びました。

自分の在籍している大学を他大学を比較し、どのようなところが優れていて、一方で不足しているかというところが客観的に見ることができました。学生から見ている大学職員の仕事と異なる業務がたくさんあり、やはり学生目線に立って考え、未来の大学のためにどのような取り組みが必要か考える必要性を強く感じました。

事前課題で、自分の大学と法政大学のオープンキャンパスを調べてくることが課題であったので、それはマストです。グループワークでは、実際にどのようなオープンキャンパスにするかということを話し合うので、事前課題を踏まえてどのようなオープンキャンパスがいいかある程度考えをまとめておくといいと思います。また、業界研究で業界の知識と法政大学について多く教えてくださりますが、他の大学がどうなのかわからないので、せめて自分の大学だけでもどのような取り組みを行なっているのかなどは調べておくべきだと思います。

学生としてではなく、社会人として、職員として大学にどのように貢献できるか考える機会になりました。オープンキャンパスの新規立案は実際に職員になって携わりたいと思っていたので、どのような動きで企画をしていくのかを理解でき、自分が働いている姿を想像することができました。

大学職員の中でも、どうして法政大学の職員なのかというところが自分の中で考えることができなかったからです。このようなインターンシップではやはり、法政大学の良さしか知ることができないので、他の大学と比較してどうして法政大学なのかということが答えを出せなくては内定が出ないと思いました。

大学職員の仕事は想像した通りで、学生に直接関わる仕事以外でも間接的に学生のためになる仕事というところに魅力を感じました。さらに法政大学の職員の方々は皆、学生を大切にしていて、フィードバックも丁寧に行なってくださったり、座談会でも学生がどのようなことを知りたいと思っているか事前に考えているような姿勢がわかりました。そのような点から志望度が上がりました。

業界や法政大学の知識を増やすためには自分のためには有利ですが、本選考に有利になるということはないです。インターンシップに参加をすれば、座談会や体験ワークで得た学びを本選考の面接などで伝えることはできるのではないかと思うので、損をすることはないです。

民間企業を考えていて、アパレル業界や小売業界、百貨店などを志望していました。企業を選ぶときにはとりあえず認知度の高い企業にしようと考えていました。アルバイトで教育のアルバイトをしていたので、違う形で教育に携われないかとも少し思っていた中で、大学職員に興味を持ち始めていました。ただ第一志望としてではなく、運よく受かったら入職しようかなと考えていました。

学校法人業界の厳しさを知り、18歳人口の減少など業界を取り巻く環境は想像以上に厳しいのだと思いました。ただの事務職ではなく、本気で大学を変えていく意識のある人でなければ、内定をもらえないし、採用人数も少ないことから自信が少し無くなりました。ただ、法政大学の職員の方々の人柄が非常によく、一緒に働けたらいいなと思い、今後、他大学のインターンシップや大学研究をし、自分がどの大学でどのようなことをしたいか考えていこうと思いました。