【地域の魅力を再生】【22卒】大丸松坂屋百貨店の冬インターン体験記（文系/総合職）No.16275（専修大学/女性）（2021/7/8公開）

元々ファッションが好きでアパレル業界に興味を持っていました。百貨店ならば洋服に限らず提案の幅が広いこと、接客以外の仕事もあることから様々な仕事にチャレンジできる百貨店に魅力を感じていました。老舗の百貨店で知名度の高い大丸松坂屋のことを知っていたので、業務内容や事業内容も知りたいと考えていたので、応募しました。

エントリーシートの作成のために、店舗見学と、HPで企業研究と業界研究をしました。百貨店の中でも、大丸松坂屋百貨店が何を大切にしている企業なのか、インターンシップを通じどのようなことを学びたいかを事前に整理し、エントリーシートで伝えられるようにしました。

面接選考がなく、エントリーシートでの選考のみであったので、エントリーシートでいかに他の人と差別化し、想いを伝えられるかが求められると思います。

百貨店のスペースを活用した新規事業立案型インターンシップ

企業説明→グループワーク→休憩→グループワークの続き→発表→フィードバック

百貨店での新規事業立案、百貨店業界、地域共生に取り組む百貨店事業

大丸松坂屋の空きスペースを利用した新規事業

1日目にやったこと

企業説明→グループワーク→休憩→グループワークの続き→発表→フィードバックを行いました。企業説明では人事の方が詳しく説明をしてくださり、働き方や福利厚生、研修まで詳しく説明してくださりました。グループワークは2時間ほど時間があり、休憩を挟みながら行いました。最後に班全員で発表をし、フィードバックと社員の方からの逆質問がありました。

人事部の社員、新規事業や経営企画の経験がある中堅社員

なし

百貨店の再生をする際、ただ新しいものを取り入れるのではなく、その地域の伝統や強み、人々の暮らしなど、地域のことを知る姿勢が非常に重要だとおっしゃっていたことです。

グループワークで、地方の百貨店を再生するため、与えられたスペースを利用してどのような新規事業を立案するかということで、その地方が具体的に設定され、その地域の漁業や農業、畜産などの取れ高の情報から、人口、百貨店の周りの環境などの大量の数値が記載された資料を読み込むことが大変でした。読み込んだ情報から、どのような新規事業を立案するか、その地域の強みを活かす施策、または弱みを改善する施策がいいのか、考えることが難しかったです。

グループワークで4名の学生と交流をしました。持ち物ではなかったが、パソコンやタブレットを持参して、まとめてくださったり、情報を探したりしてくださる方もいて、積極的な方々が多かった。インターンシップ後に質問に行ったりなど、1dayインターンシップでは、そのようなところからアピールしなければならないのだと感じました。

地方の百貨店の衰退を私自身も課題に感じていたので、百貨店の社員になったら取り組みたいと考えていたことにチャレンジでき、良かったです。ただ新しいことを取り入れていくのではなく、その地域にあった百貨店を展開しているという地域とともに生きている百貨店業界に魅力を感じました。一見百貨店に関係ないように思うような地域の情報であっても、百貨店に取り入れられることもたくさんあるのだと学びました。

今回のインターンシップでは百貨店の課題である地方店舗の衰退というところがテーマになっていたので、その業界の強みだけではなく、どのような課題があり、入社したらこの課題に向けてどのように向き合っていきたいのか、どのような取り組みをしたいのかまで考えておけば、さらに有意義な時間を過ごすことができたのではないかと思います。

百貨店で販売員としての働き方は誰もが想像できるからこそ、新規事業立案や経営企画をすることで、多様な働き方が百貨店ではできるということをインターンシップを通じて知ることができたからです。また課題意識を持って働くという社会人として大切な姿勢と再認識させてもらい、課題にどう向き合って提案していくかというところから、入社後のイメージがある程度できました。

インターンの中で、高学歴な方もいたが、百貨店で最も重要だと考えているコミュニケーション能力や、相手への思いやり、というようにお客様と接する上で大切なところが欠けている方が数名いたように感じました。どのような会社でも、一人の力でやり遂げることはほぼ不可能で、周りを尊重し、チームで結果を出すことも重要だと思うので、そのような能力が選考において有利になるのではと感じました。

百貨店の物を販売するという役割以外でも、地域の活性化や社会課題にも向き合っているため、魅力を感じ、志望度が上がりました。また、インターンシップを通じ、新規事業の立案が非常に楽しく、このようなことにチャレンジできる百貨店に勤めたいと思うことができました。また、興味がないことではなく、好きなことにどんどんチャレンジさせてくれる社風にも憧れました。

有利でも、不利でもないと思います。特にインターンシップに参加したから限定の案内があったなどはなかったからです。ただ面接や座談会において、インターンシップで経験したことを踏まえて話を進めることができれば、説得力も増すと思います。

参加前は、アパレル業界を中心に探していました。アパレル業界のインターンシップに参加することで、販売員の働き方は学べましたが、店舗での勤務が主であるので、それ以外に自分で新しい事業や施策に携わる機会が少ないことに自分の考えとのギャップがありました。それを踏まえ、百貨店や小売業ならば、様々な商品があることで提案の幅が広く、店舗での経験を活かして新たな事業にも携われるのではないかということを考え、百貨店業界に興味を持ちました。

参加後、百貨店の中でも大丸松坂屋百貨店はマルチサービスリテイルラー戦略として、教育、保育ビジネスに取り組んだりなど、百貨店の既存の枠組みに囚われないあり方に魅力を感じ、他社にはない強みであると感じました。また、社員なら誰でも出すことができるチャレンジカードがああり、それを発信する機会である発明アワードなどがあることから、立場や年齢にかかわらず誰でも挑戦できる環境に魅力を感じ、自分にも向いていると思いました。