- Q. 志望動機
- A.
特許庁の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒特許庁のレポート
公開日:2021年7月10日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施していない
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
インターン、説明会はオンライン
官庁訪問1回目オンライン、2回目以降は現地
企業研究
冬にインターンがあり、希望すれば(一応参加希望理由を書きますが、おそらく先着順?で)参加できます。そこで業務説明やグルディス、業務体験などが出来るため非常に参考になります。また、11月ごろから毎月説明会的なものと開催してくださっているので、参加すると同じく参考になると思われます。特許庁は特に身の回りに実際に勤めている人がいるという理由で知ったという人が多かったような印象だったので、そういった知り合いや上記のインターンや説明会で業務理解に務めることが求められます。
いわゆる官庁訪問では基本的には業務の説明などはなく面接をしていくだけなので、そこまでに何かしらの媒体を通して、概ねの業務を知っておく必要はあると思います。
しかし、中にはそういうものには全然参加せずに採用webページ参考にして突撃していた人もいたため、直前にこのページを見にきた人も悲観的にならなくても大丈夫だと思います。
志望動機
公務員を志望した理由と、この官庁(特許庁)を志望した理由は両方聞かれることが多いです。
公務員の志望理由:
大学生になって地方から出てきて、地方の活性化とともに国全体を活性化したいと思うようになり、国に直接貢献できるような仕事をしたいと思い志望しました。民間就活もしましたが、社会課題解決のためには、自社の技術や製品しか使えないという民間企業のアプローチでは限界があると感じたからです。
特許庁の志望理由;
理系出身として、技術的な知見が活かせる仕事につきたいと考えていました。また、自分の性格上同じ仕事ばかり繰り返すのではなく、様々な仕事をやりながらキャリアを積んでいく方が性に合っていると感じました。特許庁では、〜な仕事が出来ると考え(具体的に面白そうな仕事)、自分の志望にマッチしていると思い、志望しました。
インターン
- 実施時期
- 2021年01月 中旬
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年06月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
どういった仕事をするのかを理解していることは必要であると思います。それに加えてしっかり考えて話せることが重要だと感じました。
面接の雰囲気
和やかな雰囲気でした。いわゆる官庁訪問1回目で最大4回程度面接を受けます。肩書き等は名乗られなかったので不明ですが、回数を重ねるにつれて上位の方になっていったと思う。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ民間ではなく公務員なのか。
大学生になって東京に出てきて、地元と東京の格差を感じました。自分の仕事を通して、地方の活性化とともに国全体を活性化したいと思うようになり、国に直接貢献できるような仕事をしたいと思い志望しました。また就活の初期の頃には民間就活もやっており、内定もいただいていたのですが、内定を承諾するという段階になって改めて考えたときに、社会課題解決のためには、自社の技術や製品しか使えないという民間企業のアプローチでは限界があると感じたからです。また、民間企業では自社の利益のために他社を蹴落とすといったことも必要であると思いました。自分は日本という国が好きであるので、国民で争い合うような働き方よりも、国全体の利益や国全体の発展に貢献したいと思い、志望させていただきました。
自分の研究と関係ない分野を担当するかもしれないが、大丈夫か。
自分は大学の学科の授業で電気・電子工学は広く学んできました。また、情報系学科と合同で行っていた講義も多く、情報・通信分野に関してもある程度の知見があるため、問題ないと思っています。最近ではデータサイエンスに関する講義なども受講しており、現在でも、知見を広げていこうとしています。
以降深掘り
そこで学んできたこと以外を担当することになった場合も大丈夫か。
自分はもともと好奇心旺盛な方だと思っています。新しいことを知ることは好きなので、進んで学んでいけると思います。
そうなった場合、どのように勉強するか。
まず、基本的な部分は教科書的な参考書で網羅的に独学で勉強し、それ以降の細かな最新技術に関しては実際の特許案件や論文などの資料を読んで勉強していくことで対応できると思います。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年07月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 特許庁
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 不明
- 逆質問
- なし
- 通知方法
- 直接
- 通知期間
- 即日
会場到着から選考終了までの流れ
会場到着、別室で待機、移動、面接、移動、別室で待機、選考結果伝達、選考終了
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接であるので、ある程度無難にこなせば大丈夫であるとは思います。業務をある程度正しく理解していることや、その業務に適性があること、しっかり考えて喋れることを示すことが重要だと思います。
面接の雰囲気
とても硬い雰囲気でした。ここまで辿り着いたら落ちないのかなと思っていましたが、全然落ちる可能性もあるというようなオーラを出していました。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
業務は個人でする業務が多いか大丈夫か。
人との交流が得意とESに書いていたことに起因する質問でした。
回答としては、特に問題ありません。そういう風には書きましたが、個人でする作業が苦手なわけではなく、自分としても個人の時間は大事にする方なので、業務が一人であることも特に問題があるとは思いません。
以後深掘りされた質問。
追加の質問として「具体的に最近一人で行ったことについて教えてください。」
読書が好きなので、最近も小説などを始め読みました。また、公務員試験の勉強は独学で行いましたので、自宅で一人黙々と勉強しました。そのほか似たようなことですが、大学の試験勉強なども個人で行っています。
「どのような場面でこの得意なことを活かせると思いますか。」
特許出願者とのコミュニケーションや職場の人との交流、出向などで向かった先の人とのやりとりに活かせると思います。
あなたの強みとそれを業務でどのように活かせるか。
論理的思考力があることが強みであると考えています。人との会話や文書などを読むときにどの部分がもっとも重要な主張で、どの部分によってそれが裏付けられているかなどを考えることができます。業務で活かせる場面としては、特許審査の場面では出願された特許のどの部分に新規性などがあるのかを正しく理解する必要があります。また、既存の特許や文献などを参照して、申請された特許が妥当であるのかを審査する場面でも、それらの文献を正しく理解し、申請された特許と比較し、何が異なっているのか、どこは重複しているのかを論理的に判断する必要があると考えています。そういった場面では私の持っている論理的思考力を活かしていけると思っています。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年07月 上旬
内定を承諾または辞退した決め手
公務員ということで安定していると考えられること。国家公務員総合職の中で圧倒的なホワイト環境。
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
30-40人程度
内定者の所属大学
東工大など
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
時期が遅かったので特に支持はありませんでした。定期的にメールなどで忘れられないように連絡はするとのことです。
内定に必要なことは何だと思うか
まずは国家公務員総合職の理系の区分(工学など)に合格しましょう。しっかり勉強すれば大丈夫だとは思います。しかし、試験は一般企業のwebテストに合格したようなものとイメージしておいた方がいいです。官庁訪問が本当の面接です。官庁訪問は1クール、2クール、、、というように期間が区分されており、1クールの選考を突破すると次に呼ばれます。1日に何度も面接がありますが、全てに集中して取り組みましょう。面接では基本的にESに沿った質問でそこまでぶっ飛んだ質問はされませんが、急に変な質問がきてもその場で考えて答えれば大丈夫です。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
まずどういった業務が仕事内容で、それに対して興味が持てていることが必要だと思います。20分程度の面接であるので、どこまで自分のことを理解してもらえるのかは不明ですが、業務への適性は確実に判断されていると感じました。
内定したからこそ分かる選考の注意点
特許庁のみならず中央省庁全般であるが、官庁訪問というものではほとんど向こうの業務説明はなく、面接を繰り返すだけです。事前に説明会にはできるだけ参加し、業務理解に務めるとともに、採用担当の方に顔と名前を覚えてもらえるようにした方がいいです。また、合格発表よりも官庁訪問予約は早いので、早めにwebサイトなどを確認しましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
英語を勉強しておくようにとの指示と、大学でやり残したことがないようにしっかり今を楽しんでと暖かい言葉をいただいています。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
- 給料・待遇
入社を迷った企業
日本製鉄株式会社
迷った会社と比較して特許庁に入社を決めた理由
他に内定をいただいていたのが日本製鉄だけでした。しかし、業種として見たときに、これからの社会ではゼロエミッションなどという目標が非常に逆風になるとの予想や、そもそも業務にそこまで興味を持てませんでした。特許庁の仕事は様々な分野の最新分野に常に触れながら仕事ができるため、好奇心が見たせると考えたことが一番大きいです。加えて10年ほど務めると弁理士の資格を得ることができることや、国家公務員として安定していることなどを考慮しました。
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特許庁の 会社情報
会社名 | 特許庁 |
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