【学生の人数】1人【面接官の人数】2人【面接官の肩書】営業【面接の雰囲気】学生だけがテーブルなしで椅子に座る形ではなく、学生と面接官がテーブルを挟んで座る形だったので、落ち着いて話しやすい座席配置だったと思う。面接中の質問の内容自体は厳しいものもあったが、ことさら高圧的な態度でもなく、あくまで丁寧な面接といった雰囲気だったため。【2次面接以降は中国語ができること自体は特別なアドバンテージにはなりませんが、一応アルバイトについて中国語で話してください。】小売店でのアルバイトの仕事内容や店の立地等について中国語で答えました。注意したことは、まず多少中国語にすることが難しい部分があっても、あきらめずに分かる表現で代用していくことです。もちろん純粋な語学力も評されているとは思いましたが、外国語を道具としてなにかを行う場合には知っている言葉を駆使して必要なことを伝える能力も必要なので、その意志と粘り強さがあることを示すために途中で放棄しないようにしました。また通訳の試験ではなくあくまで商社の面接なので、姿勢と目線等で気を抜かないように注意しました。【(こちらから新たな商材の発見や商品開発に関する質問をした後に)弊社の今後の商品展開についてなにかアイディアはありますか?】御社はエアフィルター事業で大きな成功をおさめており、フィルターに関する技術や販路の蓄積があるとおもいます。そして中国では大気汚染だけではなく水質汚染も今後の大きな課題であり、解決のために巨額の資金が投入される分野であると思います。そこで御社のフィルター関連の技術を活かした浄水関連の製品開発を推進するべきだと考えておりますと答えました。すると空気と水ではフィルターに用いる技術が異なり容易に開発できるわけではないといわれたので、勉強の不足を詫びました。注意したことは、水質汚染が問題だから解決すべきといった思考ではなく、水質汚染の解決のためには資金が投入されるはずだからそこを狙おうという商売ベースの論理展開をすることです。フィルター製造に関して指摘されたときは、素直に指摘を受け止め、根拠のない反論のようなものは絶対にしないことも注意した点です。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】語学力、商売における一種の目ざとさ、タフさを見られていたと感じました。語学力は1次面接でも2次面接でも確認されましたし、2次面接以降はそれなりに語学力があるのが前提のようでした。2番目に書いた質問から、ビジネスをするための感覚がどの程度のものかも見られていると思いました。またスポーツ経験の有無もわざわざ問われましたので、やはりある程度のタフネスは求められているのだと思います。
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