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Q.
日本の教育の課題は何だと思いますか。また課題解決のための打ち手は何ですか。
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A.
昔からの型にはまった教育により、学校で教えられたことが必ずしも正しくなくとも社会の当たり前になっていることです。最近のニュースでは「ブラック校則」や「制服選択の自由」「体罰」など学校や指導の仕方に対する問題が話題になっています。これは時代の流れに合わなくなった学校教育に人々が疑問を持ち始めたからだと考えます。「ブラック校則」は、地毛証明書の提出や下着の色を指定するなどの項目が挙げられており、廃止する学校も増えてきています。「制服選択の自由」では、LGBTが大きな社会問題となり、制服もスカートかズボンどちらをはくか生徒が自分で選択できるように変化しました。「体罰」は、現代の子どもの様子や指導に暴力は必要ないという考え方から問題視されるようになりました。また、ゆとり世代という言葉が話題になり始めてから、「体罰」は現代の子どもに合った指導法ではないという批判の声も上がりました。しかしこれらが話題になったのは、教育を受ける側の子どもや保護者が声をあげたためで、学校が自ら進んで考え方を変えようとしているはないという所に原因があると感じます。解決のための打ち手として教育機関が教育を受ける側の生徒や児童の意見に耳を傾けるべきだと考えます。日々変わっていく世の中の流行や考え方を学校に取り入れ時代に合わせた教育をするためです。今までの学校教育は学校の教えに従いルールを守ることが正しいとされていましたが、生徒がどのような目的でそのルールが決められているのかを知らず守ることは教育としては正しいとはいえないと思います。生徒が声を上げ、守るべき目的や必要なルールを考えることで、学校生活に主体性を持つことができ、自由の中には責任を伴うということを学ぶことが出来ると思います。 続きを読む
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Q.
志望理由
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A.
私が貴社を志望する理由は二つあります。一つ目は教材を通じてそれを使う児童や生徒に影響を与えられるというところに魅力を感じたからです。これは私が実際に実習現場で子どもたちと関わり影響を与えた経験があるためです。授業をした際に工夫した点は学ぶことの楽しさをどのように伝えるかです。考えを発表する場で終わるのではなくて、役割演技を取り入れたり、日常生活の一場面をとりあげたりすることで、自分が学んだことが生活に役に立つという面白さに気付かせようとしました。授業を受けた子どもたちは帰り道や家で、授業で学んだことを実践し、それを満足げに報告してくれるようになりました。さらに、授業内でも、自分の日常生活に関連する疑問があがるようになり、面白さを伝えられたことで子どもの学ぶ姿勢に影響を与えられたのではないかと思いました。しかし、現場では目の前の子どもたちとしか関わることができません。教材を通してそれを使う全ての児童や生徒が学ぶことを楽しいと感じられることが私の夢です。 二つ目は大学での学びを貴社の業務で活かし、貢献出来ると考えたからです。大学では小学校教員免許の取得を目指し、教育学を学んでいます。その中で特に興味を持ったのは算数科教育の講義です。さんすうの割り算の単元の教科書のイラストには、お菓子と共にお皿が描かれています。これはお皿が割る数を視覚化しており、お皿にのらなかった分をあまりとすることで、子どもたちが考えやすくなる工夫をしていると講義で学びました。これを実習の授業でも実践しました。車と駐車場を題材にさんすうの授業をしたところ、駐車場という枠に入れなかった車をあまりとして捉えていました。このように大学で学んだ、教科書における工夫や教育現場での実践を活かして私は貴社に貢献出来ると考えます。 続きを読む