私は高校時代の部活動で、新しいポジションとして仲間から必要とされるプレーヤーになることを目標としました。この目標を立てた理由としては、新しいポジションがチームの軸となるポジションであったため、私だからこそチームを回すことができていると仲間から思ってもらうことが必要だと考えたためです。この目標達成のために、行ったことは二つあります。一つ目は練習の際に頻繁に声掛けを行ったことです。全てのプレーヤーと関わるポジションであったために、人によって要求するボールが違うためにこの声掛けを一番大切にすることによってお互いのプレーの向上に繋がったと考えております。二つ目はボールに触れる時間を多く取ったことです。学校での練習時間のみでは技術向上のためには足りないと感じたため、自宅でボールに触れる時間を増やし、学校練習の際に出た課題を解消して次の練習に臨めるようにしておりました。この取り組みから、仲間からこんなボールが欲しいという前向きな要求がもらえるようになり、必要とされていると実感できました。
この活動で困難だったことは、私の思い描く理想のプレーに自分が中々追いつかないということが葛藤でした。プロの選手の映像を見て勉強することが多く、あんなプレーもしたいこんなプレーができたら、さらにチーム力が上がる、ということを考えていました。しかし実際には簡単に技術力を上げることは難しかったです。この葛藤を乗り越えた方法としましては、まずは、自分の練習量を増やすことと、仲間に助けを求めることで乗り越えました。誰かのプレーをカバーすることができるのがチーム競技の良さだと考えております。そのため、まだ、現在ではこのプレーを完璧にできない可能性が高いから、カバーの意識を持っておいて欲しいと一言伝えるだけで、仲間はカバーも頭にいれてくれるので、ミスをしてしまっても失点に繋がることは少なくなり、積極的に新しいプレーに挑戦することができました。このようにして、理想のプレーを習得してきました。
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