学生時代に力をいれた学業はアメリカの人種差別の歴史です。
私が英文科を志望した理由は、異なる文化圏同士での差別や争いについて憤りを感じ、意見を持ち、それを発信、発言するためには知識をつける必要があると考えたことが理由です。ゼミでは、アメリカ文化コースを専攻しており、アメリカの文化や歴史を小説や芸術、映画等の作品を通して理解を深め、異なる国と日本とでの文化の違いや、人種差別の歴史、アメリカ建国までの過程などを学んでいます。授業以外にもシェイクスピアやエドガー・アラン・ポーなどの文学作品を複数読みました。また、人種差別についての映画やジェンダー的観点からディズニー作品を観ることでより理解を深めることに取り組みました。また、日常的にチャットアプリで英語圏以外の人とも英語を使い、コミュニケーションをとり中国や韓国の人とも交流を深めました。その中で国家間では仲の悪い国の中国や韓国の人たちと日本人は実は仲良くなれると感じ、異なる文化にもっとお互い興味を持って理解を示すことで争いや対立といったものは減っていくということを学びました。残念ながら元々希望していた留学はコロナウイルスが原因で叶いませんでしたが、今後も英語学習は継続し、将来的には実際に異国の文化や土地、人種をこの目で見て確かめたいと思っています。
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