1次面接
【学生の人数】3人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】研究職【面接の雰囲気】人事ではなく、研究職の社員さんだったので、少し面接官に慣れていない様子だった。ただ、とても優しかったので、話しやすい雰囲気ではあった。【あなたのセールスポイントと、それがうまく発揮されたエピソードは何ですか?】私のセールスポイントは「チャレンジ精神」と「やりぬく力です。」私は大学で、それまで10年間続けてきたバスケットボールではなく、全くの未経験であったラクロスに挑戦することに決め、体育会ラクロス部に入部しました。苦渋の選択でしたが、「今まで積み上げた知識や経験を活かして新しい領域で成功する」という経験を得たいと思い挑戦しました。うまくいかないことが多く苦しい時期も続き、また学業と両立にも苦労しましたが、週に6日は朝5時に起きて練習する生活を4年間、引退までやり抜きました。さらに学業の合間を縫って個人練習にも人一倍取り組みました。その結果最終学年に、チームで唯一22歳以下日本代表の候補選手に選ばれることができました。【現在の研究テーマについて簡単に教えてください。】「小惑星におけるアミノ酸前駆体形成に対するガンマ線の影響の評価」というテーマを掲げ、生命の起源の解明を目的に宇宙環境下で生成する有機物について研究しています。生命の誕生にはアミノ酸等の有機物が必要であり、その供給源として隕石などの地球外物質が考えられています。地球に落ちる隕石は小惑星を起源としているため、小惑星での有機物の起源を考える必要があります。太陽系形成初期、小惑星は26Alが放射性崩壊をして放出された熱とガンマ線により氷が溶ける反応(水質変質と呼ばれる)が起こりました。隕石中に存在する有機物はこの過程の熱で形成されたと考えられています。そこで私はまだ世界でも報告例のない、この過程におけるガンマ線の有機物形成への影響を調べています【評価されたと感じたポイントや注意したこと】グループ面接だったので、周りの人が話している時にはその人の方を見て、話す内容をきちんと聞いて頷いていたことが良かったとフィードバックされた。
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