- Q. 志望動機
- A.
フランスベッド株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒フランスベッド株式会社のレポート
公開日:2019年7月8日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- メディカル営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
同業他社のパラマウントベッドの選考を受けていたため、そちらの方である程度業界の知識は入っていた。医療・介護用ベッドの国内シェアはパラマウントベッドの方が高いため、その中でのフランスベッドの強みを探した。そこで気づいたことは創業当時、パラマウントベッドは医療用ベッドから始めたのに対して、フランスベッドは家庭用ベッドから始めたこと。つまり病院や介護施設ではなく、家庭用ベッドのシェアが高い。以上のことを前提に面接で話を進めると採用担当者側からフランスベッドのことをよく理解できているとの印象を持っていただけた。他にやるべき企業研究は「メディカル営業職」「インテリア営業職」「ホテル営業職」の3つの業務をそれぞれ理解できているか。それぞれどんな相手が取引先か把握しているかが求められる。
志望動機
私がフランスベッドを志望する理由は高校時代から高齢社会の課題解決に興味があったから。そのため大学も福祉学部を選び進学した。そのなかで介護用ベッドや福祉用具を作っているフランスベッドを知った。介護現場で実際に働くとすると私の影響力が限られてしまうため、製品を作って全国に広げることができるメーカーの仕事に就きたいと考えるようになった。その中でフランスベッドのメディカル営業職の強みとして、メーカー機能も担い、そこから営業を通してエンドユーザーに対してまで営業を行えること。現場に出て実際に利用者様に営業をすることで製品の課題や改善点を見つけ、それをメーカー機能に還元することによってよりよい製品を作っていけると考えたから。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2019年03月
筆記試験 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
筆記試験対策で行ったこと
説明会終了後にすぐ行われ、筆記試験の具体的な内容も事前に言われていなかったため、対策はできなかった。
筆記試験の内容・科目
1時間近くのテストで、国語・算数が中心。国語は漢字が書けるか、言葉の意味を知っているかと言った問題がほとんど。算数は計算から利益や速さについての文章題。どちらも中学レベルだったため、塾でアルバイトをしている私にとって特に問題はなかった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生3 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 3つの営業職の部長クラス
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
緊張感が漂う、言うなれば硬い雰囲気の面接だったため、私の強みである知的な印象や落ち着いた雰囲気が評価されたと感じた。
面接の雰囲気
圧迫面接ではないが緊張感が感じられる面接だった。アイスブレイクなども特になく、淡々と面接官からの質問が行われた。
1次面接で聞かれた質問と回答
あなたたちはどうして就活をしている?就活をせずに自分自身で起業することもできるんじゃないのか?
フランスベッドは家庭用ベッドに限らず、いま現在では介護用ベッドや福祉用具も作っていて、私がフランスベッドに入社することで超高齢社会の課題解決にすぐに取り組むことができるからです。もしやりたいことを考えた結果、起業をするとして起業するまでにまず必要な資金を調達する過程や起業のノウハウ、経営の方法を学ぶために莫大な時間がかかると感じました。もしうまく起業できたとしても、できたての企業で知名度はゼロの状態からスタートするため、その後も事業が波に乗るまで時間がかかるからです。超高齢社会の課題は現在進行形で増えていく。その中で今すぐにでも私はその課題解決に着手して貢献したいと考えたため、企業をするのではなく就活をしています。
学生生活でやり遂げたことは?
私の学生時代に最も打ち込んだことは、アルバイト先で一年に一度選考される「年間最優 秀講師賞」を受賞することでした。この賞の対象は全10校舎中約150人超在籍するアルバ イトの社員でした。評価項目としては「最多授業賞」、「最多リクエスト賞」、「成績向 上賞」を踏まえ、生徒の授業満足度などを含めた総合的な結果でした。そして、目標を達 成するにあたり最も大きな壁がありました。それは常に前年度の自分自身を超えることで した。私が講師のアルバイトを始めて一年目は優秀新人賞、二年目は最多授業賞をいただ いたことにより、常に前年度の私自身のできたこと、できなかったことの両面を精査しま した。そしてできたことは伸ばし、できなかったことを改善することが私自身に常に求め られたことでした。常に自分自身の良さを活かし、また課題に向き合った結果、2018年 「年間最優秀講師賞」をすることができたと私は考えています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- メディカル営業職課長とインテリア営業職課長
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の質問に対しての適切な回答や、フランクな雰囲気の面接で私がサッカーをしていたこともあり、面接官とサッカーの話で盛り上がった。そう言ったところで話しやすいという印象を持っていただけたと後から教えていただいた。
面接の雰囲気
一次面接を違い、面接官が笑顔で話しかけてきてくれたためどちらかと言うと柔らかい雰囲気で話しやすい面接であった。
2次面接で聞かれた質問と回答
自己紹介と自己PR、志望動機をそれぞれ聞かせてください。
小学1年生からサッカーを始め、中学・高校は全国大会出場ができるチームを選び進学しました。そのためサッカーで培った忍耐力があります。自己PRは傾聴力と課題解決力です。アルバイトでその二つを活かして働きました。まず担当する生徒の課題や思いを傾聴により顕在化させました。その後、生徒のゴールから逆算して課題解決のための方針を立てて提案しました。そういった姿勢が評価され、ESで書いた通り賞をいただくことができました。志望動機は超高齢社会の課題解決のため、フランスベッドで私の傾聴力を課題解決力を活かして働きたいと考えたからです。傾聴力と課題解決力を活かして、お客様の課題から超高齢社会の課題解決にまで貢献したいと考えています。
同業他社と比べて、なぜフランスベッドを選んだ?
私は製品をよりよくさせていくためにもエンドユーザー様に直接営業をする必要があると考えました。例えばパラマウントベッドは確かに医療・介護用ベッドのシェアが国内で70パーセント近く影響力もあります。しかし、パラマウントベッドはエンドユーザー様に直接営業をする機会はありません。そのため、製品の改善案が見えにくいことなどが挙げられます。また、ヤマシタコーポレーションなどの福祉用具貸与業者は言うまでもありませんが、メーカー機能を持っていないため、エンドユーザー様から福祉用具や医療・介護用ベッドのご要望の声をいただいたとしても、それをすぐにメーカーに反映することができません。そのため私はメーカー機能からエンドユーザー様にまで関われるフランスベッドを志望しました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 20分
- 面接官の肩書
- 副社長と人事部長と管理部長
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
副社長と人事部長と管理部長が面接官であったことで、今までの面接で話したことをまとめてとにかく論理的に話すことを意識した。その姿勢が評価されたと思う。
面接の雰囲気
アイスブレイクなどは特になかった。就活生と面接官までの距離があったため、緊張感はあったが、人事部長や管理部長がフランクに話しかけてくださり話しやすい面接であった。
最終面接で聞かれた質問と回答
なぜ福祉の業界に進もうと考えたか?
中学生の時に家庭科の授業で体験した高齢者体験と高校性の時に体験した車イス体験がまず一つの動機となりました。具体的に高齢者体験は関節の動きを制限するサポーターや重り、視野がぼやける眼鏡をかけ、校内を歩き回りました。高校時代は車イスに乗って校内を回りました。これらの経験や中学や高校での社会科の授業で学んだ日本の超高齢化社会の現状を知り、将来高齢者や障害を抱えた人々に貢献し、日本を変えたいとと考えるようになりました。そして大学進学時も福祉学部に進学することを選んびました。その中でより多くの人を支えるためには自分自身が介護の現場に出るのではなく、福祉用具をより多くの人に届けることによって、自分自身の影響力をより広げることを考えました。
あなたは大学で福祉学科に所属していますが、社会福祉士になることは考えなかったのですか?
社会福祉士だと自分自身の与えられる影響が限られてしまうと考えたからです。私の考えられる影響とは、より多くの人に私を媒介として幸せや満足を感じてもらうことです。例えば私が社会福祉士の資格を取得してケアマネージャーになったとします。そこでケアマネージャーとしてその地域の介護保険の利用者様などを50人担当したとします。私の働き次第でその50人にいい影響を与えられたとしましょう。しかし、私の与えられる影響はその50人が精いっぱいであり、それ以上に広げることが困難になります。そのため社会福祉士として働くのではなく、福祉用具や介護用ベッドを扱うメーカーで働き、営業として福祉用具や介護用ベッドを全国に広げることで自分自身の影響を広げられると考えたからです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をいただいた後でも、他の企業の選考状況次第では内定承諾を待っていただくことができます。無理に就活を終わらせてきたりと圧力をかけられることはありませんでした。また、内定承諾後は7月に懇親会などを用意していただけて、さらに話を聞く機会をいただけます。
内定に必要なことは何だと思うか
OB訪問やインターンシップ参加の有り無しを面接中に聞かれましたが、私はどちらの経験もなかったため、そこだけで選考を落とされることはありませんでした。ただそのかわりにフランスベッドの扱っている商材や同業他社、業務内容をしっかり理解しておく必要があります。どちらかと言うと年配の方が多い企業です。元気よりも落ち着きや論理的に話せるように、企業の情報や自己分析などはしっかりまとめて論理的に話せるようにする必要があります。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
他にフランスベッドの選考を受けた方と他の企業の懇親会で話をする機会がありました。その方はフランスベッドの選考を落ちてしまいましたが、話を聞いていて感じたことは、これから福祉業界のシェアが高くなることやフランスベッドへの理解が足りないと思いました。私は福祉学科で福祉業界の状況がある程度理解できていたことや、フランスベッドについての企業研究をしたことが大きかったです。
内定したからこそ分かる選考の注意点
1次面接ではどちらかと言うと自己PRやなどの自己分析的内容の質問が多いと感じました。2次面接では3つの営業の違いを聞かれるなど業務的質問がありました。最終面接では自己PRと志望動機が中心でした。このように選考を受けるにあたって、自己分析と企業研究は欠かせません。またそれをまとめて論理的に話せるように練習しておく必要があると感じました。
内定後、社員や人事からのフォロー
7月に内定者勉強会兼懇親会を用意していただいている。また、新入社員のインタビューや保護者に向けたメッセージを載せた冊子を送ってくださった。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 会社の規模
入社を迷った企業
パラマウントケアサービス株式会社
迷った会社と比較してフランスベッド株式会社に入社を決めた理由
私は20代のうちに部長や課長のポジションに就きたいと考えています。その観点からみると、パラマウントケアサービスで結果を出すことができれば早い時期に部長などのポジションに昇進できると考えたからです。しかし最終的にはパラマウントケアサービスよりフランスベッドの方が歴史とブランドがあり、研修がしっかりしていることやフランスベッドがメーカーであるため、将来的に自分自身の可能性が広がると考えてフランスベッドに入社することを決意しました。
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フランスベッドの 会社情報
会社名 | フランスベッド株式会社 |
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フリガナ | フランスベッド |
設立日 | 1946年6月 |
資本金 | 56億400万円 |
従業員数 | 1,402人 |
売上高 | 527億8200万円 |
代表者 | 池田茂 |
本社所在地 | 〒196-0022 東京都昭島市中神町1148番地5 |
電話番号 | 042-543-3111 |
URL | https://www.francebed.co.jp/ |
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