【21卒】オカモトヤの冬インターン体験記（文系/営業職）No.9044（立正大学/女性）（2020/6/22公開）

インターンシップに参加する前は志望度がやや高い会社であったが、参加することで考えを見つめなおすことが出来た。営業職でルート営業を志望していたが、話をよく聞いてみると最初の数年は飛び込み営業をしなくてはならずそれを理由に離職するものも多いといわれた。この情報は参加しなくては得ることが出来なかったため、有益な話を聞くことができた。

常に受け身で初歩的な情報しか得ることが出来なかったため、準備しておくべきことや勉強しておくべきだと感じるようなことは特になかった。

社内を見たところ非常に閉鎖的な社風であるということが分かり、ある程度自由な社風であることを重視している自分とは合わないと思った。また、最初の数年は飛び込み営業であるということや離職者が多いということを初めて聞かされ、心折れずに飛び込み営業をしている自分をイメージすることが出来なかった。

インターンシップの参加者を見る限り、特徴としては内向的でおとなしく、積極性に欠ける学生がかなり多いように感じた。自身の強みである積極性などの営業職向きである要素をアピールすることで他の学生との差別化がはかれ、かなり選考で有利に働くと思った。また選考はすべてグループ面接ということもあり、話すことが得意である自身にとってかなり有利だと感じた。

日用品を扱う商社は自身の志望業界にぴったりマッチしており、志望度がかなり高かった。しかし、実際に参加してみるとインターンシップの内容の浅さと学生への気遣いのなさ、会社の閉鎖性を強く感じ、志望度を下げざるを得なかった。同業他社で充実したインターンシップを実施し、学生のフォローに努めている会社は多くあるため、そちらの会社の志望度がさらに上がる結果となった。

インターンシップに参加することで説明会免除＆１次選考参加という特典はあるものの、インターンシップ自体が長時間の会社説明会のようなものであったため、決して有利とはいえないと思った。

インターンシップと名乗っているが実際は長い説明会であった。そのため、今後の説明会には参加せずに一次面接を受けられることを告げられた。

大まかには観光業界、物流業界、日用品を扱う商社などを中心に探していた。社員の教育や福利厚生の充実を軸として業界や企業選びを行っている。具体的には、大塚商会、日本通運株式会社やヤマト運輸株式会社、株式会社シモジマや株式会社トーインを志望している。
以前参加したブライダル業界のインターンシップでは、企業理念や社員の話す遣り甲斐などを聞いたうえでこの業界は向いていないと感じた。

インターンシップの内容やその後のフォローで会社や人事が学生に対してどれくらいの熱量をもって接してくれているのかが分かることに気づいた。また、説明会だけでは教えてもらえない情報も多く、終わった後に質問に行くことで初めてわかる重要な情報などもあることが分かり、事前に必ず質問を準備しておくようになった。説明だけではなく、会社見学などを通して実際に社員の方がどのように働いているのかこの目でしっかりと確認することも重要だと気づかされた。