【未来への政策提案】【16卒】経済産業省の夏インターン体験記（1week Summer School）No.45（東京大学/男性）（2017/12/14公開）

日本全体の経済の発展を使命とすることに魅力を感じ、インターンシップを通じて業務の一端を体験してみたいと思った。批判されることも多い中で、職員の人柄を知りたいと思った。

高齢化、財政悪化、経済成長の停滞という課題を抱える日本に必要な政策は何か。ロボット産業の発展のために必要な政策は何か。

前半にやったこと

日本のマクロな課題について、どのようにアプローチしていけばいいか、具体的な方策に落とし込んでいく。その中で職員からのフィードバックもある。

後半にやったこと

実際のものづくりの現場や、研究現場に行き、ミクロな日本の制度上の課題について知り、その解決策を議論してプレゼンにまとめ上げる。

秘書課（人事）の課長補佐、課題の担当課の課長補佐

賞状

政策を考えるときの財源について十分に考えないといけないということ。様々なステークホルダーにどのように説明するか、政策の実現性を考えないといけないこと。

チームの中で様々な意見があり、課題もかなり漠然としている中で、有意義なプレゼンと中身のある政策提案をすることは容易ではなかった。特に前半のテーマは、ロジックを詰めるのが大変だった。

職員の人がかなりフランクにフィードバックをくれた。かなり時間を割いて準備をしてくれていた。つくばの研究機関の現場にも行き、そこで働く人の話を直接聞くことができた。それを通して日本に必要な政策についてより実践的に考えられるようになった。

政策を考え、議論する練習をしているとよりいいと思う。また、グループワークのファシリテーションがうまいと、インターンもうまくいく。

職員と仲良くなり、自分に身近なところを感じた。組織としてのミッションに惹かれ、自分のやりたいことに合っているように思った。仕事の話を聞ける機会が多く、どのような毎日かをイメージできた。

自分と経済産業省の相性を非常に感じた。試験さえ通れば、自分の素を出せれば自分に合った職場だということを評価してもらえるような印象を持った。周りの学生と比べた競争力はよくわからないが、自分ならやっていけるというような自信を持てた。

政策立案と実行に係ることがいかに面白くやりがいのあることかがよくわかった。職員の方が魅力的で活発な人が多く、自分もそのように働きたいと思った。国家公務員という仕事をすれば自分に誇りを持って仕事をできると思った。

直接は有利にはならないが、志望動機を考えるときに自分の中で良い材料になる。秘書課（人事担当）の人に顔を覚えてもらうことも、もしかしたら重要かもしれない。もちろん、いい意味で覚えてもらわなければならない。

官庁だけでなく民間も考えていたので、あまり絞られていたわけではない。民間であれば、金融業界を考えていたが、その中でどの企業にするかは未定であった。社風としては活発な人が多く仕事に負荷の多い職場を希望していた。

官庁への志望度が非常に高まった。経済産業省だけでなく、他の官庁にも関心を持った。民間に行くとしても、日本の経済の課題解決につながるような仕事をしていきたいと考えるようになった。日本経済の課題として、企業の新興国への進出があると思ったのでその分野に係る企業を考えるようになった。