【21卒】ＫＰＭＧ税理士法人の冬インターン体験記（理系/税務コンサルタント）No.10342（慶應義塾大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

税務コンサルタントがする業務の内容を理解できただけではなく，その高い専門性やその高い意義も理解することができた．また，印象的なフィードバックでも記述したように，コンサルタントとしてそもそも考慮しなければならないクライアントとの関係性など，非常にディープな部分まで理解することができた．

特にないと思う．移転価格についてはインターンシップ中に理解できるようなプログラムにもなっているため，予め必要な知識は特にないと思われる．

各グループにメンターがついており，随時様子を見にきてくれる．これらをはじめとして，現役社員と触れ合う機会が非常に多かったため，自己投影することが容易に行えた．また，インターン後での懇親会では社員の方々が非常にフランクに接してくれ，自身の志望度も上昇した．

インターンシップ参加による本選考での優遇は特になく，また採用人数も数人程度であり，能力やスキルだけでなく，運なども大きく影響するのではないかと感じた．基本的にゼミのOBやOG関連で選考の声をかけられるため，他社と比較すると閉じた系で選考をおこなっていると素直に感じた．

そもそもコンサルタント志望であったが，その業務の中で専門性がないというのが自身の中で悩みとして存在していた．しかし，税務コンサルタントは移転価格という専門的な切り口からコンサルティングを実施するため，高い専門性も身に付けながら業務を行うことができる．そのため，自身の中での志望度は非常に上がった．

上述もしたが，インターンシップに参加することによる優遇は特にない．しかし，社員の方々に顔を覚えてもらえる，中でもマネージメント層とお話することのできる機会もあるため，本選考において，何かしらの作用は若干あるのではないかと感じた．

特にフォローはなかった．しかし，ゼミのOBやOGが社員で在籍していたため，積極的なOB・OG訪問を受け入れてくれた．

私は外資内資問わずコンサルティングファームを第一志望郡としていた．戦略系か経営系かは自身の中で定めきれておらず，インターンシップに各社参加することでその違いや自身の適性を判断しようと考えていた．その中で，KPMG税理士法人で税務コンサルタントという職種があることを知り，本インターンシップへの参加を検討するようになった．

上述もしたが，コンサルティングという業務に専門性があまりないのではないかという悩みを当初もっていた．しかし，高い視座から専門性を切り口にコンサルティングをするスタイルは，私のような悩みをもつ人間には合っているのではないかと感じた．インターンシップ後は税務コンサルタントを第一志望として活動する決心をすることができた．