【21卒】ジョンソン・エンド・ジョンソンの夏インターン体験記（理系/総合職1dayワークショップ）No.10672（慶應義塾大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

上述もしたが，大きな企業であればあるほど確固たる行動指針，行動方針が重要であるということを理解することができた．また，各チームの提案内容は自然と似通ったものが多かったが，そのプロセスはどのチームも異なっており，結果に至るまでのプロセスが最も重要であり，株主などにも説明する際にはこういった要素も大きな意味をもつものであると理解することができた．

ジョンソン・エンド・ジョンソンが掲げる「Our credo」について，より理解をしている必要があったと思う．ワーク中でもこの信条が大きな要素になってくるため，この行動指針について本質的な部分を理解しておく必要があった．

ワークでは企業理念などについて，深く理解することができた．しかし，こういったワークを社員の方々は日常業務では決して実施していないため，疑似業務という観点では評価が低いものであるという印象をもった．社員質問会などもあるが，リアルに働いている姿を見ることができたわけではないので，自身が働いている姿を想像するのはなかなか難しいと思う．

インターンシップ参加者には，本選考で若干の優遇がある．内容としては，Webテスト免除である．また，インターンシップ参加者もたくさん存在しているため，この優遇をもっているからといって本選考で内定が出るとはなかなか考えられないと思う．しかし，企業理解は深いレベルでできるため，面接での対応などでは差をつけていくことは可能であると思う．

先述もしたが，企業理解は深いレベルでできるが，自身が働いている姿を想像するのは難しいインターンシップであったと思う．そのため，志望度としては参加前後で変化はなかった．社員の方々は皆温厚な方々だと思うため，積極的なOB訪問などを通じて志望度をあげることは可能であると思う．

インターンシップ参加者には本選考において，Webテスト免除という優遇がある．人によって捉え方は異なるとは思うが，ないに越したことはないと思うため，若干程度有利になるのではないかと思う．

インターンシップ参加後のフォローは特になかった．これ以上の情報を得るには，積極的なOB訪問などを実施する必要があると思う．

世界への大きな影響力という軸のもと，幅広い業界をみている中で，世界トップレベルのヘルスケアメーカーについて理解できる唯一の機会だと思い，参加を検討した．その他にもIT業界や化学メーカー，金融，コンサルティングファームなどもみていたが，実際に様々な業種へのインターンシップを通じて，志望業界を決めようと思っていた．

ジョンソン・エンド・ジョンソンは認識の通り，非常に大きな企業であることがわかった．その分，社会的作用力や意義には絶大なものがあると思った．しかし，企業としての方向転換が難しい企業であることも理解することができた．今後，自然災害や経済不況などが懸念され，企業としてのビジネスモデルなどの変革が求められている中で，企業として大きな方向転換を計れないのは私にとってはマイナスだと感じた．