- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 某就活支援サイトでインターン募集の広告を見て、名前を知っている大企業だったので試しに受けてみた。選考通過後に参加した理由としては、年収が高く、事務職に興味があったことや、化学メーカーでありながら文系でも活躍している人が多いというのを見たから。続きを読む(全121文字)
【未来への化学挑戦】【21卒】三菱ケミカルの夏インターン体験記(理系/技術系課題解決型コース)No.10261(慶應義塾大学大学院/男性)(2020/7/15公開)
三菱ケミカル株式会社のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2021卒 三菱ケミカルのレポート
公開日:2020年7月15日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2021卒
- 実施年月
-
- 2019年8月
- コース
-
- 技術系課題解決型コース
- 期間
-
- 15日以上
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学大学院
- 参加先
- 内定先
- 入社予定
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
自身が化学系の研究室で研究していることもあり,将来的には化学メーカーで研究開発に取り組みたいと考えていた.そこで,国内トップの実績をもつ化学メーカーで疑似業務を通じて,自身の将来について考えてみたかったため,本インターンシップへの参加を検討した.
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
まず,選考フローはESと一次面接というシンプルなものであった.ESでは企業への深い理解だけでなく自身の研究内容などをその熱い想いが伝わるように工夫して記述した.一次面接では硬くなりすぎないように意識した.面接官の方も優しい方で,一つ一つの言動に対してうなずくなどの反応をとってくれたため非常に面接としてはやりやすかった.
選考フロー
エントリーシート → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年07月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 15年目の人事
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
忠誠心と実直さを評価されていたと感じる.社員として,研究者として約3週間企業に疑似入社するため,大きな組織の中で責任感を持った行動だできる人物かどうか,研究をはじめとした日々の業務を遂行できるポテンシャルをもつ人間かどうかを大きく評価していたと感じる.
面接で聞かれた質問と回答
学生時代一番力を入れて取り組んだことを教えてください.
私が最も力を注いだことは研究活動です。抗菌性材料を研究テーマとして実施しています。その中で、材料どうしが凝集しまうという課題に直面しました。先研究者方も解決できていない課題であり、非常に難しい課題でした。そこで、諸関連論文の精読、先輩や教授方との積極的な意見交換によって、新しい実験方法の開発をおこない、これを実施しました。その結果、本課題を解決でき、新規抗菌性材料の作製に成功することができました。この結果をもとに学会発表や特許出願などの形ある成果にすることができました。
自分の長所短所を含めて自己PRしてください.
私の長所は抽象的な目標に対して、具体的な課題設定ができることです。一方で短所は、勝ち気すぎるところです。私は所属大学サッカーチームにて、2部に降格してしまったチームを1部に昇格させるべく活動していました。具体的には、チームの敗率低下のためにパスワークの向上を課題設定し、チームの分析や新サインの提案を実施しました。この結果として、チームの1部昇格を達成することができ、打ち立てた課題設定の意義を理解できたとともに、幹部以外のチームメイトの意見をもっと取り入れる必要があったのではないかと痛感しました。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 事業所(中部地方)
- 参加人数
- 50人
- 参加学生の大学
- 各事業所配属のため,学生全体の学歴は把握しきれていないが,所謂学歴フィルターのようなものはないと感じた.私の配属先には5人の学生がいたが,関西,関東,東北のあらゆるレベルの学歴を有する学生がいたため.
- 参加学生の特徴
- 化学の研究をしている学生だけでなく,機械や情報様々な専門分野の学生がいた.共通して持っている特徴としては,一つの課題に対してどれだけ深く切り込んでいけるか,また常に意見を持っているような学生が多かった.
- 報酬
- 30000円
インターンシップの内容
テーマ・課題
既存生産ラインの効率性向上
1週目にやったこと
初日〜3日程度は,事業所での安全教育,生産ラインについての理解を主に勉強した.4日〜7日目程度は,今後の実験予定について直属の社員と考えた.中でも,安全管理については社員の方々が最も意識していることであり,学生である私達も勿論強く意識しなければならない.
2週目にやったこと
2周目は主に実験を実施した.どのような化学反応を,どのような条件で実施するかについて研究室で実験をした.また,最終日の発表も考慮して,データをたくさんとることを意識した.
3週目にやったこと
主に発表資料の作成をした.直属の社員の方には,いつでも質問にいける環境であるため,スライド資料について随時質問しに行くことでより良い資料作りを意識した.また,最終日にはインターンシップ全体を通じたフィードバックをもらえる.
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
事業所の現場社員,人事部社員
優勝特典
優勝などの順位は特にない.
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
「何か会社について改善すべき点はあるか」と直属の社員から聞かれたことである.3社合併したこともあり,古い体制ではなく,新し体制を作ろうとしていると社員の方が仰っており,一学生である私にも意見を聞いてくれたことは良い意味で驚愕した.
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
学校研究室よりも徹底された安全管理について,短い期間で順応しなければならないが,非常に苦労した.誤った作業手順をしてしまった際には,社員の方から険しい言葉を言われることも多少はあったが,その分私たちを社員として扱ってくれている証拠でもあり,学生として,研究者として非常に成長できるインターンシップであったと思う.
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
企業と学校では研究のスピード感が異なってるということを学ぶことができた.学生では学術的成果を求めれば良いが,企業ではそれがお金や時間に直結することであり,効率的な作業,明確なビジョンは必要であると思った.また,安全管理について徹底しており,社内だけでなく事業所付近の住民の方々のためにも安全安心な事業所を目指しており,その環境を維持することの難しさも理解できた.
参加前に準備しておくべきだったこと
特に事前の勉強は必要ないと感じた.インターン中は安全を徹底して行うため,日頃の研究からそういったことを意識しておけば,こういった環境でも難なく順応できたのではないかと感じた.
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
直属の社員の方がついてくれるとはいえ,実験をして,データをとるのは自分自身である.受け身の姿勢では業務が進まないため,能動的に行動した.これは社員の方々が日常的におこなっていることであり,自身がこの企業で研究者として仕事をしている姿が明確に理解することができた.
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップ参加者には本選考での優遇があり,Webテスト,一次面接が免除される.また,インターンシップでの評価は確実に人事に伝わっており(直属の社員の方がそう言っていた)本選考での面接の際にも響いてくるものである.また,インターンに参加していない学生よりも企業理解が深いことは明確であり,そこは大きな強みにもなると思う.
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
インターンシップの参加により,自身が働いている姿を明確にイメージすることができたためである.大学研究室とは規模が全く異なっており,その成果が及ぼす規模も勿論大きい.そういった環境で仕事をしたいと考えていた私にとっては非常にマッチした環境であると感じた.
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
上述もしたが,インターン参加者には優遇があるため本選考において非常に有利になると感じた.また3週間という一見長いインターンシップを通じて企業理解も深いレベルでできるため,他学生との違いにもなる.
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
インターンシップ参加後のフォローは特にない.ただ,インターンシップ参加者には本選考での優遇があった(webテスト,一次面接免除).
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
インターンシップ参加前より,化学メーカーで研究開発職で働きたいと考えていた.自身が日常的におこなっている研究を企業でもしたいと考えていた.中でも三菱ケミカルや三井化学,住友化学などの国内でもトップレベルの実績をもつ企業を志望していた.インターンシップでは,こういった自身の考えが正しいのかを確認する意味で参加させていただいた.
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
このインターンシップの参加により,志望業界や志望企業,就職活動に大きな変化をもたらすことはなかった.上述の通り,自身の将来についての考えが正しいのか確認をする意味で参加したためである.中でも国内トップの実績をもち,個性的な社員が多数所属している三菱ケミカルを第一志望にしようと決意することができたインターンシップだった.
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三菱ケミカルの 会社情報
会社名 | 三菱ケミカル株式会社 |
---|---|
フリガナ | ミツビシケミカル |
設立日 | 1933年8月 |
資本金 | 532億2900万円 |
従業員数 | 13,462人 |
売上高 | 1兆2890億300万円 |
代表者 | 下平靖雄 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1番1号 |
電話番号 | 03-6748-7300 |
URL | https://www.mcgc.com/ |
採用URL | https://www.m-chemical.co.jp/saiyo/ |