【21卒】シティグループ・ジャパン・ホールディングス合同会社の夏インターン体験記（理系/リサーチコース）No.10438（慶應義塾大学大学院/男性）（2020/7/15公開）

私自身，理系学生ということもあり，リサーチ業務についてあまり理解ができていない状態でインターンシップに臨んだ．そこで，講義形式での企業説明やグループワークを通じて，概要を理解できただけでなく，リサーチ社員の方々が意識していることまで深く理解することができた．

リサーチ業務について，またどのような手法を用いてリサーチを行うかは理解して臨むべきであったと感じた．参加学生のほとんどがこういった分析経験者であり，私自身付いていくので誠意一杯であったためである．

グループワークを通じて，業務内容を理解できただけでなく，インターン後の懇親会では世界的なリサーチランキングで上位の社員の方々にも直接お話を伺うことのできる貴重な機会を与えられるため，様々な社員の価値観や仕事観について理解することができた．それを自己投影することで，働いているイメージを強くもつことができた．

上述の通り，インターンシップ参加学生の中で優秀と認められた学生が早期選考に進む．毎年の採用人数が数人程度であることから，それらを勝ち抜いていくのは非常に難しいと感じた．そのため，インターンシップで自身を上手くアピールすることができれば，内定には一歩近づくことはできるかもしれないと思う．

リサーチ業務は非常に理系的要素が強いと感じたためである．多角的な視点をもって，深く洞察していく作業は私自身にとてもマッチしていると思った．また，企業の社長や役員の方々ともお会いする機会が多い業務であり，そういった人々の価値観や考え方も吸収できるため，人として多いに成長できる業務だと考えたためである．

先述もしたが，インターンシップ生の中で優秀と判断された学生は早期選考に進む．その点ではインターンシップ参加は本選考にも有利に働く可能性はあるのではないかと考えている．

インターンシップ参加後のフォローは特にないと思う．例年だと，インターン参加学生の中でも優秀と認められた学生は早期選考に招待されることもあると聞いたことがある．

金融だけでなく，コンサルティングファームやメーカー，ITなどの幅広い業界をインターンシップ期間では見ていた．中でも理系学生として，数字と現象を結びつける能力，それらを人にわかりやすく伝える能力は強みとして感じていたため，金融業界を注力してエントリーしていた．外資と内資の社風的な違いはインターンでしか理解できないとも考えてたため，外資内資問わずに積極的にインターンシップにエントリーしていた．

初めての外資系企業，金融機関，リサーチ業務であったため学ぶことは非常に多かった．基本的には泥臭い業務が多いが，その影響力や作用力は非常に大きなものがあり，実際に社員の方々もこれらをやりがいにしている方が多かった．また，参加学生も非常に優秀であり，そういった学生と机を共にできる機会はなかなかないため，その後の就職活動において自身の中で火がつくきっかけにもなった．